【学校情報2026】富田林中学校(大阪)|倍率・入試日程・対策法
(2026年4月27日更新)
大阪府立富田林中学校の「令和9年度入学者選抜(2027年1月実施・4月入学)」を中心に情報をまとめたものです。
この記事でわかること
・2027年1月実施予定の入試スケジュール
・直近の倍率推移と、募集定員105名(令和8年度より120名→105名へ減員)の影響
・入試科目・配点と、iBASE独自の対策ポイント
・令和8年度(2026年度)実施の学校説明会・オープンスクール情報
1. 基本情報
■ 学校名 大阪府立 富田林中学校
■ 設置形態 併設型中高一貫校(大阪府立/2017年4月開校・大阪府立として初の附属中学校)
■ 所在地 〒584-0035 大阪府富田林市谷川町4-30
■ アクセス 近鉄長野線「富田林西口駅」より南へ徒歩約8分/大阪阿部野橋駅から富田林西口駅まで約30分
2. 入試日程
🔔 令和9年度(2027年4月入学)入学者選抜の日程は、大阪府教育委員会より次のとおり発表されています。
令和9年度入学者選抜スケジュール
出願受付 令和9年1月7日(木)〜1月12日(火)
適性検査等 令和9年1月23日(土)
合格発表 令和9年1月31日(日)
募集人員は105名(令和8年度より従来の120名から15名減員)。通学区域は大阪府全域(志願者と保護者の住居地が大阪府内にあることが原則)です。
3. 倍率の推移と傾向
■ 最新実績:志願倍率 2.54倍(令和8年度/2026年1月実施)
応募者数267名/募集定員105名/合格者数105名
■ 過去の志願倍率(参考)
2022年度 2.75倍 ※定員120名
2023年度 2.52倍 ※定員120名
2024年度 2.79倍 ※定員120名/志願者335名
2025年度 2.48倍 ※定員120名/志願者298名
2026年度 2.54倍 ※定員120→105に減員/志願者267名
📊 iBASE分析
富田林中は2017年、大阪府立としては初の附属中学校として開校しました。府南河内エリア(富田林市・河内長野市・大阪狭山市周辺)に暮らす小学生にとって、通学圏内で公立中高一貫教育を受けられる貴重な選択肢です。開校当初こそ5倍を超える高倍率でしたが、近年は2倍台前半〜半ばで安定して推移しており、「適切な準備をした子が着実に合格を掴める」フェーズに入っています。
令和8年度入試では募集定員を120名から105名へ15名減員したことで、志願者数が267名と前年の298名より減少したにもかかわらず倍率は2.54倍と横ばいとなりました。咲くやこの花(3.89倍)・水都国際(3.43倍)と比べて最も落ち着いた倍率で推移しており、SSH指定校・ユネスコスクール認定校という教育環境の質と、倍率のバランスという観点では、大阪府立中3校の中でも受検のしやすさが際立つ位置づけです。一方で、出題は適性検査Ⅰ(国語・英語)・Ⅱ(算数)・Ⅲ(社会・理科)・作文と4本立ての幅広い構成で、総合的な学力が求められます。
4. 入試科目・配点
■ 第1日目(1月下旬/土曜日)に全検査を実施
適性検査Ⅰ(国語・英語的内容)
試験時間 50分
出題内容 長文読解、資料読み取り、英語のリスニングを含む総合問題
特徴 記述式が中心で、自分の考えを筋道立てて書く力が問われる
適性検査Ⅱ(算数的内容)
試験時間 50分
出題内容 数理的な処理・論理的思考を問う総合問題
特徴 計算力のみならず、グラフや表の読み取り、思考過程の記述が求められる
適性検査Ⅲ(社会・理科的内容)
試験時間 50分
出題内容 身近な社会事象・自然事象に関する資料読解・記述問題
特徴 SSH指定校らしく、科学的思考力を問う出題が特色
作文
試験時間 適性検査と同日実施
出題内容 約400字程度の作文(自分の体験や考えを論理的にまとめる力)
調査書(報告書)
対象学年 小学校高学年の学習状況が記載されたもの(教育委員会規定による)
5. 学校説明会・オープンスクール
🗓️ 大阪府立富田林中学校 公式発表(2026年4月時点)
■ 第1回 学校説明会
開催日:2026年7月28日(火)
場所:すばるホール
対象:小学生・保護者・教育関係者
内容:学校概要説明
申込期間:2026年6月11日(木)〜
■ 第2回 学校説明会
開催日:2026年8月22日(土)
場所:富田林中学校・高等学校
対象:小学6年生・保護者
内容:授業説明、校内オリエンテーリング
申込期間:2026年7月2日(木)〜
■ 第3回 学校説明会
開催日:2026年10月24日(土)
場所:富田林中学校・高等学校
対象:小学6年生・保護者
内容:学校概要説明、部活動体験
申込期間:2026年9月17日(木)〜
※申込方法・変更情報など詳細は、学校HPに順次掲載されます。
👉 最新情報は学校HPの「中学入学案内」ページでご確認ください。
6. 富田林中の特徴
■ 大阪府立として初の併設型中高一貫校
富田林中は2017年、大阪府立4校目の中高一貫校として(大阪市立だった咲くやこの花・水都国際が後に府立移管)、大阪府立として初の附属中学校の位置づけで開校しました。母体の富田林高校は1901年創立の伝統校で、100年を超える歴史の中で育まれてきた進学校としての教育力が、中学段階からの6年一貫カリキュラムに接続されています。
■ SSH・ユネスコスクール指定による「グローカル・リーダー」育成
文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、2023年度には第2期の指定を受けました。ユネスコスクール(ASPnet)にも加盟し、屋久島・種子島の自然環境フィールドワーク、理化学研究所などの最先端研究施設訪問、海外研修プログラムなど、体験型・探究型の学習が豊富です。中学段階での海外修学旅行(台湾)、高校段階での海外修学旅行(ベトナム)など、「グローバル&ローカル=グローカル・リーダー育成」を軸に据えた教育が展開されています。
■ 大学合格実績
富田林高校としての進学実績は、関西の公立進学校として安定した水準を維持しています。京都大学・大阪大学・神戸大学をはじめとする難関国公立大学への現役合格者を継続的に輩出し、関関同立・産近甲龍への進学者も層の厚い結果を出しています。中高一貫生は、6年一貫の探究活動・SSH活動の成果を活かし、総合型選抜・学校推薦型選抜にも強いのが特色です。
7. 求められる力・適性等
■ 国語・算数・理社を幅広くバランスよく積み上げることができる
適性検査はⅠ(国語・英語的)・Ⅱ(算数的)・Ⅲ(社会・理科的)+作文の4本立てで、小学校で学ぶ全教科の基礎力が総合的に問われます。偏りのない学習姿勢が合否を分けます。
■ 自分の考えを筋道立てて文章で表現することができる
いずれの適性検査でも記述問題が中心で、特に作文は400字の分量で自分の考えを論理的に展開する力が求められます。日頃から考えを言語化する習慣が重要です。
■ 身近な事象に「なぜ?」と疑問を持ち、科学的に考えることができる
SSH指定校らしく、適性検査Ⅲ(社会・理科的)では実験・観察・資料読み取りに関する記述問題が出題されます。日頃から物事を多角的・科学的に捉える姿勢が有利に働きます。
■ 地域に根ざしながら世界にも目を向けることができる
「グローカル・リーダー育成」を教育目標に掲げる富田林中では、地域への理解と国際的視野の両立が大切にされます。出願書類でも、地域社会・国際社会への関心を自分の言葉で語れるかが評価の対象となります。
8. iBASE難易度指標
■ 志願倍率の高さ ★★★☆☆
■ 適性検査の難易度 ★★★☆☆
■ 記述量の多さ ★★★★☆
■ 作文の比重 ★★★☆☆
■ 大阪府内での人気度 ★★★☆☆
※現時点での暫定評価です。正式版は2026年内の公開予定です。
9. 併願検討校
大阪府内の他の公立中高一貫校も、日程は統一されているため併願はできません。ただし、検討段階で比較対象となる学校として、以下のリンクもご参照ください。
大阪府立 咲くやこの花中学校 — 大阪市此花区・4分野別選抜
大阪府立 水都国際中学校 — 大阪市住之江区・公設民営・高校DP認定
京都市立 西京高等学校附属中学校 — 京都市立・エンタープライジング科
兵庫県立大学附属中学校 — 兵庫県立・理系探究
10. 過去問・対策
■ 学校HP・教育委員会HP
過去問は大阪府教育委員会の公式サイトで公開されています。適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、作文の過去問題をPDFで確認できます。
👉 大阪府教育委員会「府立中学校入学者選抜 適性検査等問題」ページ
■ 市販の過去問集(最新版)
『府立富田林中学校 入学試験問題集 2026年春受験用』(プリント形式のリアル過去問で本番の臨場感!/大阪府中学校シリーズ/教英出版)
■ iBASEの対策記事まとめ
11. 関連情報・お問い合わせ
■ 関連HP
■ iBASEの書籍
『公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク』(エール出版社/2024年7月20日初版発行)
こんな方におすすめです。
公立中高一貫校受検で必要な力を知りたい方
受検を通じて親子の絆を深めたい方
変化の激しい時代に必要な学びについて考えたい方
■ お問い合わせ
受検に関するご相談、学習法のご質問など、お気軽にお問い合わせください。
メール:info@edict-ibase.com
公式LINE:@742exlca
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