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JR津田沼駅|情報の多い街で、ひと息つく

総武線の津田沼行きに乗って、津田沼駅で降りた。
このあたりの駅は、並びで思い出そうとすると、どこも似た景色が浮かぶ。

ホームの階段を上がり、改札へ向かう。
女子高生の笑い声が響いていて、人の流れが絶えない。
老人も多く、学生も多い。
新しい街という感じはなく、時間が積み重なった空気がそのまま残っている。

閉店したイトーヨーカドーの方向へ歩く。
チェーンのそば屋、ラーメン屋、牛丼屋、寿司屋。
一通りの店が並び、パチンコ屋の光も混ざる。
雑多で、情報が多くて、音が多い。

ヨーカドーのシャッターは閉じていて、工事の囲いが立っている。
その先にあるイオンモールへ入る。

柱の中に埋め込まれたサイネージが、ゆっくりとした映像を流している。
現実の街とは少しズレた幻想的な絵が、無音で動いている感じがする。

イオンの中のパン屋で、ホットコーヒーを注文した。
塩パンも一緒に頼む。
紙コップの温かさが、手に残る。

一口飲むと、ようやく呼吸が整う気がした。
情報が多い街の中で、ここだけは少し間ができる。

本屋にも入ってみたが、人の気配と音で落ち着かない。
ページをめくる気にもならず、また通路に戻る。

外に出ると、駅前の雑踏は相変わらず続いている。
津田沼は、何かが起きている街ではなく、
ずっと「起き続けている」街なのかもしれない。

その中で、コーヒーを飲んで、塩パンを食べて、
それだけの時間が、今日はちょうどよかった。


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