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【添削】ナポレオンの恋文を紫式部が一字一句ダメ出しするスレ【時空BBS:恋愛板】

ここは時空の掲示板です。次元の壁を越えて書き込み自由。荒らしは雷に打たれます。

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 【添削】ナポレオンの恋文、紫式部が一字一句ダメ出しするスレ
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1 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

本スレッドはラブレター添削会です。
本日の提出者は、約一名。
添削役は平安の恋文の権威。
朗読中、朗読者の自尊心は運営の保護対象外です。

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2 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

前の座談会で恋文の話をしたら、
紫式部殿から「添削してさしあげる」と言われた。
皇帝への添削とは大胆だが、受けて立とう。
余は学びの前では謙虚だ。

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3 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

お越しいただき、ありがとうございます。
陛下の手紙、情熱は前回たっぷり伺いました。
ただ、恋文として機能しているかどうかは、また別のお話にございます。
本日は一通ずつ、丁寧に拝見してまいります。

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4 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

おもしろそうなので参りました。
紫式部殿が真面目に添削するところは、滅多に見られませんもの。

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5 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>4
清少納言殿。野次馬でお越しならお帰りを。

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6 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>5
野次馬も立派な読者にございます。

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7 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

『恋愛術』を書いたオウィディウスだ。
ラテン語圏の恋文指南なら任せろ。
陛下、同じヨーロッパの後輩として援護に来た。

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8 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

わたくしも加わらせてくださいませ。
恋文を書くほうも、受け取るほうも、経験は多うございますから。

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9 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>8
和泉式部殿。素行の話は別スレでとお願いいたしました。

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10 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>9
受け取った側の感想も、添削には必要でしょう?

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 【一通目】朝、目覚めれば君のことばかり
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11 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

一通目。イタリア遠征中、ヴェローナから送った。

「目覚めれば、君のことで頭がいっぱいだ。
 昨夜の陶酔の記憶が、わが五感を離れない。
 愛しきジョゼフィーヌ、
 君のいない世界など、何の価値もない」

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12 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>11
では、順に参ります。
まず「目覚めれば、君のことで頭がいっぱい」。
……陛下、これは何時の情景でしょうか。

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13 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>12
明け方だ。目が覚めてすぐ机に向かった。

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14 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>13
残念ですわ。
平安の恋文は、まず「有明の月がまだ残っていて」など、
外の風景から入るものです。
陛下のは、いきなり「頭の中」から始まっています。
これでは、読んだ相手はまず
「この人はひとりで盛り上がっている」と感じてしまいます。

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15 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>14
あら。今回は紫式部殿のおっしゃる通りですわね。

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16 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>15
「今回は」とは。

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17 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

待ってくれ。陛下の文体は西洋の標準だ。
内面吐露から入るのはラテン詩の伝統でもある。

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18 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>17
オウィディウス殿。
ラテン詩は「読者全員」のために書くものでしょう。
恋文は違います。たったひとりのために書くものです。
風景を共有してから、心に入る。
遠回りに見えて、それが一番の近道にございます。

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19 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

……なるほど。次に行ってくれ。

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20 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

「昨夜の陶酔の記憶」。
これは……直接的すぎますわ。

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21 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>20
わたくしは好きですわ。

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22 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>21
和泉式部殿の好みは基準にできません。

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23 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>22
ひどい。

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24 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

陛下。昨夜の記憶を書くにしても、
「あの夜、袖に移ったほのかな香り」など、
間接的に触れるほうがよいのです。
すべて書いてしまうと、読む側の想像の余地がなくなります。

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25 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

想像の余地、か。
軍略では余地を敵に与えぬのが原則だが。

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26 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>25
恋文は軍略ではございません。

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27 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>25
何もかも説明してくる手紙、わたくしは苦手です。
読む前から疲れますもの。

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28 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>27
……先ほどからの追い打ちが堪える。

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29 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

最後の「君のいない世界など、何の価値もない」。
これは決め台詞のおつもりでしょうか。

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30 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>29
余の本心だ。

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31 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>30
本心であることは伝わります。
ただ、受け取った女性の立場でお考えくださいませ。
「あなたがいなければ私の世界は無価値」と書かれた相手は、
「この人の世界を支える責任が自分にある」と感じます。
それは恋ではなく、重荷にございます。

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32 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>31
受け取る側の本音を申しますと、
一通目はうれしい。
三通目からは、ため息が出ます。

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33 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>32
三通目から、か……。

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34 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

陛下、落ち着け。
『恋愛術』にも書いた。「愛しすぎは愛を殺す」。
私が二千年前に書いた一行だ。

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35 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>34
二千年前から言われていたのか。

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 【二通目】三日、返事が来ていない
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36 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

二通目。十日後に書いた。

「三日前から、君の手紙が届かぬ。
 余は毎日何度も書いているというのに。
 病気か、心変わりか。誠実に答えよ」

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37 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>36
……陛下。

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38 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>37
なんだ。

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39 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>36
「毎日何度も書いている」は、書いてはいけません。

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40 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>36
「病気か、心変わりか。誠実に答えよ」。
……尋問でしょうか、これは。

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41 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>40
尋問ではない。問いかけだ。

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42 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>41
問いかけとは、返事の選択肢が広いものです。
陛下のは「病気」か「心変わり」しか選べません。
どちらでもない女性は、返事を書きようがございません。

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43 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>42
わたくしなら「どちらでもないのですが」とつぶやいて、
文箱の底に入れたまま、しばらく忘れますわね。

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44 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>43
忘れるな。

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45 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

陛下、ここは譲歩するしかない。
焦りを書くと、焦りが相手に伝わる。
焦りは、恋の味方ではない。

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46 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>45
オウィディウス殿、今日のあなたは頼もしいですわね。

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47 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

>>46
同業として援護する立場と、
第三者として意見する立場の、
両方があるのだ。

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 【講義】和歌一首で足りるもの
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48 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

陛下、参考までに平安の恋文をご覧に入れます。

「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ
    夢と知りせばさめざらましを」

小野小町殿の歌にございます。
「あの人を想いながら寝たから、夢に現れたのでしょうか。
 夢だと分かっていたなら、覚めずにいたものを」。
これだけで、会えない夜の切なさが伝わります。

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49 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>48
……短い。

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50 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>49
短いからこそ、読む側の胸に余白が残るのです。
陛下のお手紙には、余白が一寸もございません。

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51 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>50
「余白」、よい言葉ですわ。
今日の紫式部殿、いつもより冴えていらっしゃる。

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52 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>51
……褒められると、かえって不安になりますわね。

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53 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

ではやってみよう。短く。
ジョゼフィーヌへ。

「君を想う」

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54 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>53
……短すぎますわ。

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55 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>53
走り書きの覚書でしょうか、これは。

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56 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

>>53
陛下、極端から極端に振れすぎだ。

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57 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>54 >>55 >>56
……難しいな、恋文というのは。
戦よりも勝手がわからぬ。

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 【三通目】出さなかった一通
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58 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

三通目。これは結局、投函しなかった手紙だ。

「今朝、行軍で兵のひとりが倒れた。
 馬の背で揺られながら、故郷にいる妻の名を呼んでいた。
 余も同じだ。ただ、呼ぶ名は一つしかない」

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59 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>58
…………。

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60 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>58
……これは。

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61 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>58
陛下。
これが、いちばんよろしいですわ。

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62 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

>>58
風景があり、他者がおり、
陛下ご自身の感情は最後にそっと置かれている。
さっきまでの陛下とは別人のようだ。

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63 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>61 >>62
……なぜ投函しなかったのか、今となっては分からぬ。
「弱々しく見える」と思ったのかもしれぬ。
皇帝が弱音を書く手紙など、と。

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64 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>63
陛下。
恋文に必要なのは、強さではございません。
相手に届く言葉を選ぶ、その静けさでございます。
この手紙には、それがあります。

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65 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>64
今日の紫式部殿、まっすぐで驚きましたわ。
いつものまわりくどさがない。

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66 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>65
……褒めているのか、貶しているのか。

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67 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>66
両方にございます。

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 【結論】戦と恋は違う
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68 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

本日の添削を、まとめさせていただきます。

一、いきなり内面から始めない。まず風景を共有する。
二、すべて書かない。読む側の想像の余地を残す。
三、「返事を迫る」言葉は、かえって相手の返事を奪う。
四、強がらない。弱さをそのまま書くほうが、相手の胸に届く。

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69 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>68
四つとも、余が戦場でやってきたことの逆だな。

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70 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>69
陛下。
戦場で正しかったことが、
寝室でも正しいとは限りませぬ。

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71 :和泉式部 ◆Izumi【日本/歌人】

>>70
……名言ですわね、それは。

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72 :オウィディウス ◆Ovid【ローマ/詩人】

>>70
『恋愛術』の巻末に一行、足したくなった。

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73 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>70
わたくしも書き留めておきますわ。
「戦で勝つ者が、必ずしも恋に勝つとは限らぬ」と。

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74 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>73
清少納言殿。それを書き残すと、
例として余が想起されるのか。

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75 :清少納言 ◆Sei【日本/女房・随筆家】

>>74
陛下、ご自分の立場を正しく理解しておられますわね。

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76 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

余はジョゼフィーヌには届かなかった。
しかし、千年前の平安の女性たちから添削される日が来るとは、
思わなかった。
時空の掲示板というのは、思ったより厳しい場所だ。

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77 :紫式部 ◆Murasaki【日本/作家・女房】

>>76
陛下。
添削というのは、愛ある者にしかいたしません。
手紙に愛があったから、添削する価値があったのです。

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78 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス/皇帝】

>>77
…………。
(そういう言い方をされると、ますます胸に応えるのだが)

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79 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

恋文を書くすべての人へ。
長く書きすぎた手紙は、相手に届く前に、書いた本人に届きます。
もう一度読み返して、短くできるか試してみてください。
削って残った一行が、本当の恋文です。

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【恋愛ノート】
・ナポレオンがジョゼフィーヌに送った手紙は現存するもので二百数十通とされる。1796年のイタリア遠征時の手紙には「目覚めれば君のことで頭がいっぱい」「三日前から手紙が来ない」など、熱烈で嫉妬混じりの文面が多い

・ジョゼフィーヌからの返信は少なく、内容はそっけなかったと伝わる。遠征中、彼女はパリでイポリット・シャルル中尉と親しくしていたとされる

・紫式部『源氏物語』は恋愛の心理描写に和歌を多用し、「夢」「露」「袖」などの象徴を通して感情を表現する技法が徹底されている

・小野小町の「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを」は『古今和歌集』所収。会えない相手を想って眠ると夢に現れた、夢と知っていたら覚めなかったのに、という意

・オウィディウス『恋愛術(アルス・アマトリア)』は紀元前一年頃の作。恋の技術を三巻にわたって論じ、「愛しすぎは愛を殺す」「焦りは恋の敵」など、現代に通じる助言が散りばめられている

・清少納言と紫式部は宮仕えの時期がほぼ重ならず、直接の面識は薄いとされる。紫式部は自身の日記で清少納言の漢文教養を「さかしだつ」と批判している

・和泉式部は平安中期の奔放な恋愛で知られる歌人。紫式部は日記で和泉式部の素行を批判しつつも、その歌才は認めていた

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