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【座談会】地球、ガチャSSR引きすぎ問題【時空BBS:宇宙板】

ここは時空の掲示板です。次元の壁を越えて書き込み自由。荒らしは雷に打たれます。

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 【議題】地球って宇宙的に見てどうなの
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1 :ケプラー ◆【惑星軌道】
ちょっと聞いてくれ。
地球が太陽の周りをどれだけ絶妙な距離で回ってるか、ちゃんと計算したことある人いる?

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2 :ブルーノ ◆【火刑】
いるから立ってんだろこのスレ。

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3 :コペルニクス ◆【地動説】
また始まったか。
断っておくが、地球は宇宙の中心でも何でもない。特別な星ではないんだ。
私はそのことを証明するのに人生を費やした。

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4 :ブルーノ ◆【火刑】
>>3
お前は人生を費やした。俺は人生を終了させられた。
同じにするなよ。

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5 :ケプラー ◆【惑星軌道】
まあまあ。
で、本題なんだけど。太陽からの距離。地球は約1億5000万キロの位置を回ってる。

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6 :ブルーノ ◆【火刑】
数字出すの早いな。

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7 :ケプラー ◆【惑星軌道】
大事なのはここからだ。
これがもし5%内側にずれてたら、海は蒸発する。5%外側なら、全部凍る。
5%だぞ。たったの5%。

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8 :ブルーノ ◆【火刑】
は?

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9 :コペルニクス ◆【地動説】
……たまたまその位置にいただけだろう。宇宙には恒星が無数にある。その周りにも惑星が無数にある。ちょうどいい距離の星が一つくらいあっても不思議ではない。

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10 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
観測可能な宇宙に恒星は約2000億の2兆倍ある。

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11 :ケプラー ◆【惑星軌道】
>>10
その数字を出すのやめてくれないか。脳が止まる。

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12 :ブルーノ ◆【火刑】
2000億の2兆倍。

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13 :ブルーノ ◆【火刑】
2000億の。

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14 :ブルーノ ◆【火刑】
2兆倍。

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15 :ケプラー ◆【惑星軌道】
分割して唱えるな。余計に怖い。

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16 :コペルニクス ◆【地動説】
>>10
つまり、それだけの恒星があれば、地球のような惑星が生まれる確率も十分にある。特別ではないという私の主張を裏付けてくれている。

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17 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
ただし、現時点で地球のような惑星は一つも確認されていない。

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18 :コペルニクス ◆【地動説】
……。

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19 :ブルーノ ◆【火刑】
静かになったな。

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 【驚愕】太陽がおとなしすぎる件
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20 :ケプラー ◆【惑星軌道】
距離の話で終わりじゃないんだ。太陽そのものが異常なんだよ。
恒星って普通、もっと暴れる。フレアで惑星の大気を吹き飛ばしたり、明るさが不安定だったりする。太陽はその点、ものすごくおとなしい。

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21 :ブルーノ ◆【火刑】
おとなしい太陽。

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22 :ケプラー ◆【惑星軌道】
しかも太陽は単独の恒星だ。宇宙の恒星の半分以上は連星——二つの星がペアで回ってる。連星系だと惑星の軌道が安定しないから、生命にはかなり厳しい。

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23 :ブルーノ ◆【火刑】
太陽、独身なのか。

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24 :ケプラー ◆【惑星軌道】
独身が功を奏した稀有な例だな。

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25 :コペルニクス ◆【地動説】
太陽の性質がたまたまおとなしかった。それは認める。だがそれは「特別」とは違う。条件が揃った場所があったというだけの話で——

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26 :ケプラー ◆【惑星軌道】
まだあるぞ。

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27 :コペルニクス ◆【地動説】
……続けてくれ。

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28 :ケプラー ◆【惑星軌道】
太陽の位置。天の川銀河の中で、太陽系は中心からも端からも離れた「共回転半径」付近にある。
銀河の中心に近いと超新星爆発やガンマ線バーストの頻度が高すぎて生命が持たない。端すぎると重元素が足りなくて惑星が作れない。

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29 :ブルーノ ◆【火刑】
銀河の中でも場所を選んでるのか。

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30 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
太陽系は銀河の腕と腕の間にいる。渋滞を避けて走っている車のようなものだ。

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31 :ブルーノ ◆【火刑】
ハッブルが比喩を使った。

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32 :ケプラー ◆【惑星軌道】
珍しいこともあるもんだ。

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33 :コペルニクス ◆【地動説】
…………。

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34 :ブルーノ ◆【火刑】
コペルニクス、点が増えてるぞ。

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 【護衛】木星と月、有能すぎる問題
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35 :ケプラー ◆【惑星軌道】
さて、ここからが本当にやばい。
木星の話をさせてくれ。

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36 :ブルーノ ◆【火刑】
まだあるのかよ。

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37 :ケプラー ◆【惑星軌道】
木星は太陽系最大の惑星で、その重力が地球への小天体の衝突をかなり減らしてくれている。彗星や小惑星を引き寄せたり、軌道を逸らしたりして、地球に飛んでくる数を激減させてる。
木星がなかったら、地球への大規模衝突の頻度は数倍から数十倍になるという計算がある。

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38 :ブルーノ ◆【火刑】
木星、ボディーガードじゃねえか。

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39 :ケプラー ◆【惑星軌道】
しかも無給のな。

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40 :コペルニクス ◆【地動説】
木星のような巨大惑星は他の恒星系にもある。それ自体は特別とは——

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41 :ケプラー ◆【惑星軌道】
>>40
あるけど、ほとんどが恒星の近くを回ってる。「ホット・ジュピター」って呼ばれてて、内側の惑星を吹き飛ばすか飲み込む。木星みたいに外側で静かに守ってるのは少数派だ。

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42 :コペルニクス ◆【地動説】
……少数派。

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43 :ブルーノ ◆【火刑】
お前の顔文字がなくても表情が見える。

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44 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
すまない、遅れた。夜空を眺めていたら時間を忘れた。
何の話をしているんだい。

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45 :ブルーノ ◆【火刑】
地球がどれだけガチャのSSRを引いてるかの話。

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46 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
ああ、それなら月の話もしたほうがいい。

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47 :ケプラー ◆【惑星軌道】
そう、月だ。
月は地球の自転軸を約23.4度で安定させてる。月がなかったら自転軸が数十度の幅でふらつく。季節が滅茶苦茶になる。

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48 :ブルーノ ◆【火刑】
季節が滅茶苦茶って、どのくらいだ。

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49 :ケプラー ◆【惑星軌道】
火星がいい例だ。火星には大きな衛星がない。自転軸は過去に0度から60度まで変動したと推定されている。

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50 :ブルーノ ◆【火刑】
60度。

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51 :ブルーノ ◆【火刑】
横倒しじゃねえか。

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52 :コペルニクス ◆【地動説】
月の形成も偶然だ。原始地球に火星サイズの天体が衝突して生まれたとされている。ジャイアント・インパクト仮説だな。

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53 :ブルーノ ◆【火刑】
>>52
お前、もう「偶然」って言葉で何回逃げた?

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54 :コペルニクス ◆【地動説】
逃げてはいない。事実を述べている。

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55 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
偶然が積み重なりすぎると、それは偶然と呼べるのか。

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56 :コペルニクス ◆【地動説】
……ハッブル、お前までそちら側か。

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57 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
どちらの側でもない。観測結果を述べた。

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58 :ブルーノ ◆【火刑】
一番冷たい刺され方だな。

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 【奇跡】水と磁場と、あともう全部
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59 :ケプラー ◆【惑星軌道】
まだ終わらないぞ。

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60 :コペルニクス ◆【地動説】
まだあるのか。

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61 :ブルーノ ◆【火刑】
お前の心が折れる音がした。

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62 :ケプラー ◆【惑星軌道】
水だ。地球は液体の水が安定して存在する表面温度を保ってる。
だが水がここにある理由がまだはっきりしない。小惑星が運んできた説、原始地球にもともとあった説、色々ある。どの経路でも、この量の水がこの温度帯の惑星に残ったこと自体が稀だ。

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63 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
水は不思議な物質だよ。固体になると軽くなる。普通の物質は固まると沈む。水だけは凍ると浮く。だから湖は表面から凍って、底の生命が守られる。
もし氷が沈む物質だったら、海は底から凍って、地球の生命は今とまったく違ったものになっていた。

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64 :ブルーノ ◆【火刑】
水、有能すぎないか。

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65 :ケプラー ◆【惑星軌道】
それと磁場。地球の核は液体の鉄が対流していて、それが磁場を生んでる。この磁場が太陽風から大気を守ってる。磁場がなかったら、太陽風が大気を剥ぎ取る。

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66 :ブルーノ ◆【火刑】
火星がそれだろ。

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67 :ケプラー ◆【惑星軌道】
>>66
そうだ。火星はかつて磁場があったが失われた。大気が薄くなり、水も蒸発して宇宙に逃げた。

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68 :ブルーノ ◆【火刑】
火星、ずっと引き合いに出されてるな。不憫だ。

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69 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
金星も出していいか。
金星は地球とほぼ同じ大きさだが、表面温度は約460度。大気の96%が二酸化炭素。気圧は地球の90倍。

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70 :ブルーノ ◆【火刑】
双子って言われてたのに。

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71 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
太陽からの距離が少し違うだけで、こうなる。

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72 :コペルニクス ◆【地動説】
……少し席を外す。

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73 :ブルーノ ◆【火刑】
逃げた。

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74 :ケプラー ◆【惑星軌道】
いや、気持ちはわかる。僕だって最初に全部並べて計算した時、手が止まったからな。

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75 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
コペルニクスの気持ちは理解できるよ。彼は「地球は宇宙の中心ではない」と言って、人間の傲慢さを正した。
それなのに今、「地球はとんでもなく恵まれた星だ」と突きつけられている。自分の原理が揺さぶられる感覚だろう。

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76 :ブルーノ ◆【火刑】
>>75
お前、敵か味方かわからんな。

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77 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
どちらでもないよ。ただ、正直でいたいだけだ。

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 【結論】で、俺たちはこのSSR星でスレ立ててる
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78 :コペルニクス ◆【地動説】
……戻った。

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79 :ブルーノ ◆【火刑】
おかえり。まだ続くぞ。

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80 :コペルニクス ◆【地動説】
もういい。聞こう。

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81 :ケプラー ◆【惑星軌道】
じゃあまとめる。

太陽からの距離。太陽の安定性。太陽が独身であること。銀河内の位置。木星の護衛。月による自転軸の安定化。液体の水。磁場。プレートテクトニクス。大気の組成。

これが全部揃って、今この星で僕たちが文字を書いている。

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82 :ブルーノ ◆【火刑】
……並べるなよ。

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83 :ケプラー ◆【惑星軌道】
どれか一つ欠けたら、たぶんこのスレは存在しない。

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84 :ブルーノ ◆【火刑】
俺が焼かれたのも存在しない。それはちょっと惜しいか。いや惜しくないな。

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85 :コペルニクス ◆【地動説】
……認めよう。

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86 :ブルーノ ◆【火刑】
お?

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87 :コペルニクス ◆【地動説】
地球が宇宙の中心ではないという事実は変わらない。それは私が証明した。
だが、中心ではないからといって、平凡であるとは限らない。

条件がこれだけ積み重なっている以上、この星が宇宙の中で極めて稀な存在であることは……否定できない。

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88 :ケプラー ◆【惑星軌道】
コペルニクスが折れた。

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89 :ブルーノ ◆【火刑】
歴史的瞬間だな。

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90 :コペルニクス ◆【地動説】
折れたのではない。修正したんだ。

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91 :ブルーノ ◆【火刑】
それ、折れたって言うんだよ。

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92 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
少しだけいいかな。

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93 :ブルーノ ◆【火刑】
ポエムか?

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94 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
宇宙探査機が撮った写真がある。60億キロの彼方から振り返って撮った地球の写真だ。
写っていたのは、淡い青い点。太陽の光の帯の中に浮かぶ、0.12画素の点だった。

あの点の上で、すべてが起きた。すべての戦争、すべての飢饉、すべての発明、すべての恋。
宇宙に向けられた望遠鏡も、異端者を焼いた火も、惑星の軌道を計算した夜も。全部あの点の上だ。

僕たちが今いるのは、広大な宇宙の暗闇の中で、たまたま条件が揃った、針の先ほどの場所なんだよ。

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95 :ブルーノ ◆【火刑】
…………。

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96 :ケプラー ◆【惑星軌道】
…………。

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97 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
…………。

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98 :コペルニクス ◆【地動説】
…………。

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99 :ブルーノ ◆【火刑】
おい。全員黙るな。

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100 :ブルーノ ◆【火刑】
しかも「異端者を焼いた火」ってさらっと入れるなよ。俺のことだろそれ。

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101 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
含まれているね。

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102 :ブルーノ ◆【火刑】
含まれてるな。

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103 :ケプラー ◆【惑星軌道】
……結局さ、すごい星に住んでたんだなって話なんだけど。

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104 :ブルーノ ◆【火刑】
すごい星で焼かれたんだよ俺は。

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105 :ハッブル ◆【膨張宇宙】
宇宙は膨張している。この星の条件が揃うまでに、138億年かかった。

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106 :ブルーノ ◆【火刑】
で、今そのSSR星の上でスレ立ててるわけだ。

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107 :ケプラー ◆【惑星軌道】
壮大な無駄遣いだな。

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108 :コペルニクス ◆【地動説】
……無駄ではない、と思いたい。

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109 :セーガン ◆【ペイル・ブルー・ドット】
無駄じゃないよ。この星でしかできないことをしてるんだから。

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110 :ブルーノ ◆【火刑】
スレ立てが「この星でしかできないこと」って言われると、なんか泣けるな。泣かないけど。

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 宇宙ノート(元ネタ・補足)
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ハビタブルゾーン:恒星からの距離が液体の水を保てる範囲。近すぎれば蒸発、遠すぎれば凍結。地球はこの範囲のほぼ中央に位置する。

太陽の安定性:太陽は「G型主系列星」で、明るさの変動が小さく長寿命。同じ質量帯の恒星の中でも比較的おとなしいとされる。

連星と単独星:宇宙の恒星系の約半数は連星系。太陽のように単独で安定した惑星系を持つケースは多数派ではない。

銀河ハビタブルゾーン:銀河の中でも生命に適した領域がある。中心に近すぎると放射線が強く、外縁部では惑星形成に必要な重元素が不足する。

木星の盾仮説:木星の巨大な重力が彗星や小惑星の軌道を変え、地球への衝突頻度を下げているという仮説。近年は効果の程度について議論がある。

ジャイアント・インパクト仮説:約45億年前、原始地球に火星サイズの天体「テイア」が衝突し、飛び散った破片から月が形成されたとする仮説。現在最も有力。

火星の自転軸変動:火星は大きな衛星がないため、自転軸の傾きが数百万年の周期で0度から60度近くまで変動したと推定されている。

水の異常性:水は固体(氷)が液体より密度が低い、数少ない物質の一つ。水素結合による結晶構造がその原因。

磁場と太陽風:地球の外核の液体鉄の対流がダイナモ効果で地磁気を生成。磁気圏が太陽風の荷電粒子を逸らし、大気の散逸を防いでいる。

金星の温室効果:金星の表面温度は約460℃。厚い二酸化炭素の大気による暴走温室効果の結果。

ペイル・ブルー・ドット:1990年、探査機ボイジャー1号が約60億km彼方から撮影した地球の写真。カール・セーガンの提案で撮影された。地球は画像中にわずか0.12画素の青い点として写っている。

コペルニクスの原理:地球は宇宙の中で特別な位置にはないという考え方。「我々は宇宙の中心にいるわけではない」という近代科学の出発点となった。

ジョルダーノ・ブルーノ:16世紀イタリアの思想家。宇宙は無限であり、太陽のような恒星は無数にあると主張。1600年にローマで異端として火刑に処された。

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