休職230日目・労働局相談は山王戦じゃない。リバウンドを取りに行った日の話。
🏀労働局相談をSLAM DUNKに例えてみた。🏀
アンパンマンバージョンは、コチラ。
――「安全着地」は敗北ではなく、布石だった話
※1分要約
先日、労働局で1時間相談した。
結論から言うと、
今回の会社対応は、
「雇い止め」としては認めてもらいにくいらしい。
なぜなら、会社側は一応「更新する意思」を見せているからだ。
ただし、それで全部OKという話でもなかった。
労働局の4Fオジさんは、
会社の説明不足や、
産業医面談を省略しようとした経緯には、はっきり難色を示していた。
つまり今回は、
「敵を倒す回」ではなく、
“試合を壊さずに、自分の立ち位置を守る回”
だったのだと思う。
SLAM DUNKで言えば、
山王戦のような派手な逆転劇ではない。
むしろ、赤木や流川がいる前提で、
花道が変な突っ込みをせず、
ちゃんとリバウンドに徹した回である。
派手ではない。
でも、強い。
🏀登場人物(キャスト)🏀
私(いけだいち)=桜木花道、孫悟空、ベジータ
感情も衝動も強い。
納得いかないと、つい前のめりになる。
ただ今回は、「全部ぶっ壊す」ではなく、
「ちゃんと残す」方を選んだ。
労働局相談員・4Fオジさん=安西先生+仙道+ムウ、ピッコロ、界王様
話しやすい。
否定から入らない。
こちらの力みを受け止めた上で、
争点を整理し直してくれる人。
たぶん黄金聖闘士寄りである。
狸次長=ゴリでもメガネ君でもなく、
試合の流れを曖昧にするベンチの大人↓
悪意100%とは言い切れない。
ただし、説明が足りない。
その場その場で言っていることが揺れる。
結果として、こちらに不安と負担が乗る。
第1話:これは「勝ち負け」より、「どう整理されるか」の回だった
私は正直、
今回の件を少し“雇い止め寄りの話”として見ていた。
でも4Fオジさんは、そこにブレーキをかけた。
会社は一応、更新契約書を送ってきている。
つまり、形式上は
「更新しない」ではなく、
「更新するつもりはあった」
という形を取っている。
だから、こちらが契約書に応じなければ、
会社側は
「会社による雇い止め」ではなく
「本人の不同意による契約満了」
と整理してくる可能性が高い、という話だった。
ここは、かなり大きかった。
🏀SLAM DUNKで言えば、
相手がファウルしてると思ってたら、
審判からは“ノーファウル、
ただのボールロスト扱い”に見える可能性がある
ということだ。
この違いはでかい。
第2話:「更新しない」は負け筋になる
4Fオジさんの見立ては、割と現実的だった。
会社には会社の事情がある。
派遣元にも、派遣先にも都合がある。
案件が本当にマッチするかは、その時点にならないとわからない。
そこを全部、悪意で説明するのは難しい。
そして、もし私がここで
> 「更新しません」 「もう返しません」
とやっていたら、
会社にとってはかなり楽だった。⚠️
なぜなら、
> 「本人が返してこなかった」
「本人が保留した」
「本人都合で更新不成立っぽい」
という筋が使いやすくなるからだ。
でも今回は違う。
私は更新契約書を返した。
添え状もつけた。
その上で、
これは療養継続中の雇用継続手続としての返送であること
直ちに具体的就業先・就業条件・復職可否に同意する趣旨ではないこと
前事業所復帰は主治医が推奨していないこと
復職判定フロー・産業医面談の扱い・案件提示時期・契約書差異の説明を求めること
を残した。
つまり今回は、
衝動で踏み絵を拒否したのではなく、
理性で相手の逃げ道を一つ潰した
のである。
花道で言えば、
ダンクに行かず、
ちゃんとリバウンドを取りにいった回である。
地味だが、むちゃくちゃ大事だ。
第3話:4Fオジさんは「戦え」とは言わなかった
ここも印象に残った。
4Fオジさんは、私の話を聞いた上で、
無理に「会社と争え」とも、
逆に「会社に従え」とも言わなかった。
勧めてきたのは、もっと地味な流れだった。
> まず更新する
その上で、復職許可が出てから
会社が実際の紹介先を考える
一見、弱い。
地味すぎる。
私の中の桜木花道は、一瞬こう思った。
🏀「いや、もっとこう、バシッと決めに行かないのか?」
でも、冷静に考えると違った。
これは弱気ではない。
不要な自爆を避ける進め方だった。
全国大会の派手なシュートじゃない。
基礎練である。
でも、ここを飛ばすと、その先で必ず崩れる。
第4話:会社の説明不足には、ちゃんと引っかかっていた
ただ、4Fオジさんは会社側の全部を肯定したわけではない。
特に反応があったのは、
産業医面談を省略しようとした経緯だった。
2025年9月26日の面談では、狸次長から、
> 「見た感じ回復しているように思う。
産業医面談は、あなたが希望するのであれば実施する。
必須ではない」
という説明があった。
だが、休職通知書には、
> 「休職期間満了日までに治癒し、医師が就業に支障がないと診断した場合は復職診断書提出をお願いします。
当社指定産業医の意見も参考にし、復職について決定致します。」
と書いてある。
つまり、
口頭では「必須ではない」っぽく言う。
文書では「産業医意見も参考に決定する」と書いてある。
そりゃ、不安になる。
ここに4Fオジさんは、ちゃんと引っかかっていた。
つまり、会社の説明不足や手続の曖昧さは、
問題意識として共有されたということだ。
🏀SLAM DUNKで言えば、
戦術ボードと現場の指示がズレている状態。
監督の説明とベンチの指示が噛み合っていない。
選手が混乱して当然である。
第5話:新旧契約書の「地味な違い」も見逃さなかった
これも地味に大きい。
新旧契約書を確認した際、
時間外の記載が変わっていた。
旧:7時間45分を超えた場合に割増
新:8時間00分を超えた場合に割増
会社は「期間以外の変更はございません」と言う。
でも、
いやいや、そこ変わってるやん、
である。
この差が法的にどこまで重いかはさておき、
少なくとも、
説明なく“同じです”で流していい話ではない。
ここも、説明不足の一部だと思う。
バスケで言えば、
試合時間は同じと言いながら、
実は24秒ルールだけこっそり変えてるようなものだ。
気づく人は気づくし、気づいたら普通に嫌である。
第6話:昨日の学び――思考が平面化していた
ここで、自分の中にも大きな気付きがあった。
私はずっと、
「こう動こう」
「こう着地しよう」
「このルートで突破しよう」
という計画をかなり先走らせていた。
でも昨日、はっきり思った。
私は、休職中の人間なのだ。
復職許可を出すのは私ではない。
会社でもない。
まずは主治医の医学的判断がある。
その上で、
派遣元の事情があり、
派遣先の事情があり、
案件のマッチングの現実がある。
つまり世界は、
自分の計画だけでは動かない。
半年以上、
社会や他人と接する機会が減っていたことで、
思考が少し平面化していたのだと思う。
自分の不安。
自分の計画。
自分の正しさ。
そこに集中しすぎて、
本来は立体で見るべきものを、二次元の図のように見ていた。
でも現実は、もっと面倒で、もっと立体的だ。
ここに気づけたのも、昨日の収穫だった。
最終話:安全着地は敗北ではない
昨日の相談で、私は派手な勝利を得たわけではない。
会社を論破したわけでもない。
白黒が一気についたわけでもない。
でも、その代わりに得たものがある。
無駄に負けない形。
自爆しない動き方。
次の論点を会社側へ返す布石。
今回の更新提出は、敗北ではない。
安易な妥協でもない。
理性的な布石だった。
前は
提出するかどうか
が争点だった。
でも今は違う。
これからの争点は、
> 提出されたこの契約を、会社がどう位置づけ、どう運用するのか
になった。
つまり、
> 「出さなかったお前が悪い」
ではなく、
> 「出したうえで、会社はどう扱うのですか?」
ここは大きい。
まとめ
昨日の労働局相談をSLAM DUNKに例えるなら、
山王戦ではない。
決勝点を決めた回でもない。
でも、確実に言える。
昨日の私は、衝動でコートを飛び出さなかった。
その代わり、
ちゃんとリバウンドを取り、
次の攻撃につながる位置にボールを残した。
そして4Fオジさん。
あの人は、やはり
合気道を心得た黄金聖闘士
だったと思う。
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