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好きな洋楽名盤100(80-76)

【約1900字/5分で読めます】

好きな洋楽の名盤を100枚選びました。5枚ずつに区切って紹介していきます。

▼前回の記事

80.『Beaucoup Fish』Underworld('99)

はじめて聴いた歳:19歳頃('02年頃)
特に好きなトラック:①②③④⑦⑧⑪
私がテクノにハマりはじめた高校生の頃('00年)、イギリスのアーティストの中で、ザ・プロディジー、ケミカル・ブラザーズ、ファットボーイ・スリム、そして、アンダーワールドがシーンを代表するアーティストとされていました。
なので、高校生の頃から聴きたかったのですが、実際に聴くようになったのは、高校を卒業してからでした。
アンダーワールドはもとはロックバンドだったようで、そこに DJ のダレン・エマーソン('00年に脱退)が加わることによって、本格的にテクノ化したようです。
そんな経緯もあって、若干ロック色も残ったテクノで、初心者にも馴染みやすいサウンドだと思います。

79.『Before and After Science』Brian Eno('77)

はじめて聴いた歳:19歳頃('02年頃)
特に好きなトラック:①②③⑤⑦⑧⑨
ブライアン・イーノの5作目のアルバムです。まだイーノがボーカル曲をやっている頃で、イーノ特有のロックとアンビエントの萌芽を感じさせる個性の強い作品となっています。
はじめて聴いた時は、そんなに好きなアルバムではなかったのですが、これも時折、思い出して聴き返すごとにどんどん好きになっていきました。
本盤を発表後、'80年代にかけてイーノはプロデュースワーク(ディーヴォ、トーキング・ヘッズなど)でも成功しますが、それらで聴かせるサウンドがすでに本作に詰まっている感じもあります。

78.『Behind the Front』Black Eyed Peas('98)

はじめて聴いた歳:33歳('16年)
特に好きなトラック:①②③④⑦⑧⑩⑬⑭⑯
ブラック・アイド・ピーズの1作目のアルバムです。
30代の頃に同僚の勧めで聴いたところ、あまりのすごさにぶっ飛んでしまいました。彼女は私と同い年で、本盤が発表された高校生の頃に聴いていたと聞いて、さらに驚かされたんですよね(高校生の頃、私の周りで、こんなにカッコいい洋楽を聴いている人はいなかった)。
本盤を聴いた頃の私は、デ・ラ・ソウル、ア・トライブ・コールド・クエストを聴きはじめて間もない頃でした。ヒップホップのおもしろさがわかりはじめていたからこそ、本盤のカッコよさがすぐにわかったのかもしれません。
とにかくリズムトラックがガツンとくるのと、サンプリングとは思えないほどの楽器類の音色(もしかしたら本物の楽器の音?)の完成度の高さがすごいです。

77.『Debut』Björk('93)

はじめて聴いた歳:35歳('18年)
特に好きなトラック:①②③⑤⑧⑨⑪
シュガーキューブ解散後、ソロで再スタートしたビョークの1作目のアルバムです。
このランキングでは91位に登場したソウル・II・ソウルのネリー・フーパーが共同プロデュースを務めており、サウンド面でもかなりクラブミュージック寄りの作品になっています。
私自身は高校生の頃からビョークを知っており、808ステイトのアルバム『Ex:el』('91)で彼女の歌声にも親しんでいましたが、ソロ作品を聴きはじめたのは30代になってからでした。おそらく10代の頃に聴いてもわからなかったであろう奥深いサウンドで、30代になってから聴くのがベストなタイミングだったと思っています。
アップテンポな曲もいいですが、③⑤⑨⑪辺りの落ち着いた楽曲が特に気に入っていますね。

76.『Duck Stab』The Residents('78)

はじめて聴いた歳:18歳('01年)
特に好きなトラック:①②③④⑤⑥⑨⑩⑪⑫
アメリカの音楽グループ、ザ・レジデンツの4作目のアルバムです。
おそらく、これまでに聴いてきた音楽の中で、もっとも気味が悪く、ゆかいな音楽でもあります。
たぶんはじめて聴く方には、まったく理解できない音楽かもしれませんが、こんな彼らでも音楽的な系譜としては、フランク・ザッパやキャプテン・ビーフハートといった異色のロックの流れを汲むアーティストです。
私自身は彼らの音楽から現代音楽、フリージャズ、ブルースのエッセンスを嗅ぎとりました。アメリカの英語に「南部なまり」というものがあるのを知ったのは、レジデンツ、コーエン兄弟の長編映画デビュー作ブラッド・シンプル』('84)の解説を読んだのがきっかけです(発音のしかたからレジデンツはアメリカ南部出身と推定されており、『ブラッド・シンプル』に出てくる私立探偵が南部なまりだった)。

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