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好きな洋楽名盤100(75-71)

【約1900字/5分で読めます】

好きな洋楽の名盤を100枚選びました。5枚ずつに区切って紹介していきます。

▼前回の記事

75.『Modjo』Modjo('01)

はじめて聴いた歳:20歳('03年)
特に好きなトラック:①②③⑦⑨⑪⑫
モジョはフランスのエレクトロ・デュオです。本盤が発表された頃、CDショップで見かけて気になっていたのですが、実際に聴いたのは、数年経ってからでした。
私が知っているフランスのクラブミュージック系のアーティストは、ほとんどが高校生の頃に知った人たちで、モジョはそれよりもあとに出てきたので、詳しくは知らないんですよね。
ダフト・パンクの影響は強く感じますが、モジョはボーカル力もある人たちで、他のフレンチハウスのアーティストに比べると、歌がメインになった曲(②③)が印象的です。

74.『In Square Circle』Stevie Wonder('85)

はじめて聴いた歳:30歳頃('13年頃)
特に好きなトラック:①②③⑤⑨
スティーヴィー・ワンダーの20作目のアルバムです。
スティーヴィーの場合は、'70年代の作品群がすご過ぎるがゆえに、'80年代以降の作品となると、若干見劣りする感は否めないのですが、それでもこの時代も数々の名曲を残しています。
個人的には、本盤はスティーヴィーの電子音の尖り度がもっとも増していた時代と認識しており、②のテクノっぽさ(SFっぽいサウンド)、⑤の低音部の音圧のすごさは特筆に値しますね。

73.『Tago Mago』Can('71)

はじめて聴いた歳:18歳('01年)
特に好きなトラック:①②③④⑦
ジャーマン・ロックを代表するバンド、カンの3作目のアルバムです。
高校を卒業して間もない頃から、私は'70年代のジャーマン・ロックに興味を持っていたんですね。クラフトワークの次に聴いたのが、カンだったのですが、最初は戸惑いました。
私がジャーマン・ロックに興味を持ったのは「電子楽器」目当てだったからです。カンも多少、電子楽器を使いますが、メインはギターサウンドで、そのサウンドを聴いて拍子抜けしたんですよね。
しかし、多少無理をしながらも聴き込むうちに、カン特有の音響に惹かれるようになりましたし、演奏のすごさも次第にわかっていくようになりました。
知らない人に説明するのがなかなか難しい音楽なんですが、とにかくサウンドがすごいんですよね。特に若い頃の私が気に入ったのは、ドラムのサウンドです。
ジャーマン・ロックでは「ハンマービート」という乾いた音質のドラムの様式があって、この心地よさがわかるとハマれるんですよね。

72.『Mothership Connection』Parliament('75)

はじめて聴いた歳:35歳('18年)
特に好きなトラック:①②③⑤⑥
「Pファンク」
という言葉は10代の頃から知っていて、ずっと気になっていたのですが、パーラメントのことを知ったのは、20代の後半になってからだったと思います。
なぜ、私が Pファンクというワードを知っていたのかというと、10代の頃に知ったフレンチハウスのアーティストたちには、Pファンクの影響を強く受けた人たちが多かったからです。
これも書き出すと長くなるので、簡単に書きますが、ファンクの大きな潮流にはジェイムス・ブラウン、ジョージ・クリントンがいて、パーラメントは後者のバンドでした。
しかし、そこに参加したコリンズ兄弟は、JB のバンドでも演奏したことのある人たちだったのです。とにかくブーツィー・コリンズの超絶にファンキーなベースを聴いてほしいですね。

71.『The Fat Of The Land』The Prodigy('97)

はじめて聴いた歳:38歳頃('21年頃)
特に好きなトラック:①②④⑤⑧
ザ・プロディジーの3作目のアルバムです。これはもちろん10代の頃から知っていましたが、実際に聴いたのは30代の後半になってからでした。
テクノが好きだったはずの私がなぜ、これを10~20代に聴かなかったのかというと、あまりにも出回り過ぎていて(世界でもっとも売れたダンスミュージック作品とも言われる)、「聴こうと思えばいつでも聴ける」と思ってしまい、結果的にこんなに聴くのが遅くなってしまったのです。
プロディジーは10代の頃から、1作目の『Experience』('92)を愛聴していて、そのイメージが強かったんですよね。そのため、昔から「なぜ、ケミカル・ブラザーズやファットボーイ・スリムと同列で語られるのだろう?」と不思議に思っていたのですが、本盤を聴いてようやく意味がわかりました。
1作目の頃とは違って、たしかにこれは「ビッグ・ビート」ですね。

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