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【雀始巣】すずめはじめてすくう『人生初のプレゼン』春分/初候☘️


人には得意、不得意がある。
私は営業職なので、初めてお会いする方とでも、1対1ならそれなりの会話はできる。
でも大勢の前でお話するのは、苦手だ。


そんな私が約5年くらい前、プレゼンを経験することとなった。
何をプレゼンしたかと言うと「私たち」をだ。
何のことやら?


私が住んでいる502市の☘️
(いい加減、小松市って書けよって?気に入ってるんで♪このままで♡)
502市役所近くに「空とこども絵本館ホール」として使用されているお洒落な建物がある。
S5年に銀行の社屋として建てられたものらしい。
絵本館じたいも、親子でのんびりできる場所なので、お近くの方はぜひお越し下さいませ☘️

絵本館へ本を返しに行った私が偶然に遭遇したのが、演奏を聴きながらの、手作り感満載の素敵なカフェ♡
「これって、何のイベントなんですか?」
そばにいたスタッフらしい方に尋ねた。
「あぁ、これは町カフェ講座の最終回の記念に……」
「来年、その講座あったら、ぜひ連絡下さい!」
仕事用の名刺を渡してお願いした。
「そんなぁ、市の公報に載りますから、それ見て自分で応募して下さいよ」
「見逃したらどうするんですか!」
おばちゃんは自分勝手なものだ。


そんな感じだったのに、一年後にちゃんと連絡を頂いた。
【モノ、ヒト、コト】
全ては縁で繋がっていると信じている私。
私の名刺を捨てずにとっといて下さった市役所のお兄さん。
引き出しの奥に紛れ込んだ私の名刺を探して頂いたとか。
そのおかげで、今の「502町カフェ」メンバーに出会えたのだ。


町カフェ講座の参加者は確か20人くらいだった。
そのうち数人で「今後も活動を続けて行くための活動費」を獲得するためにプレゼンに挑戦することとなった。


10組ほどいた応募者の中、3組だけが20万円をゲットできる!
ほかのプレゼン参加者は、もう既に活動をされている方々ばかり。
こういう活動を続けて来たという、ちゃんとしたカタチ(結果)がある。


私たちは、まだ何者でもない。


うちのメンバーはというと
店舗でもう既に商売(呉服屋さんやお米屋さん)をされていて、その一部をカフェにと考えているヒト。
子供たちの集まれる場所を作りたいヒト。
食の大切さを伝えたいヒト。
私はと言えば、妄想のカフェばかりやっているヒト。


コレ、どうやってまとめる?
プレゼンの相談に乗って下さった方も「う~ん」とうなっていた。
確かに、 目指す物が違い過ぎる私たちに補助金の獲得は無理か……


でも、諦めない!
町カフェ講座の先生にも相談しつつ、何度か集まりプレゼン資料を作り上げ当日を迎えた。
失敗して当たり前!
素人にこわいものなんて無い!

メンバーそれぞれが目指すカフェもバラバラだが、得意分野もまたバラバラだった。
でも結果的に、それが良かった。


代表として堂々とご挨拶が出来るヒト(70代)
パワーポイントなどパソコン操作が得意なヒト(40代)
きれいな声で資料を読みあげるのが上手なヒト(30代)
審査員のいきなりの質問にも、動じずテキパキ答えられるヒト(50代)
私(60代)は、何をしていたか?って。


パワーポイントを写し出しているスクリーンのかげで、ひとり静かに珈琲を準備。
「うん?なんか、珈琲のいい香り」
気のせいか?と思わせておいて!
プレゼンが終わる頃に、審査員の方々に珈琲をそっとお配りした。


決してワイロではありませんが、めでたく20万円ゲットに至ったワケで、私たちはそれで移動式屋台をはじめカフェの備品などを買った。
あれから5年間いろんなイベントに参加した。

屋根と柱を取り外せる移動式屋台


楽しかったぁ♡♡
でも決して過去形にはしたくない。


モノ、ヒト、コト。
502市は、誰かの知り合いが、また誰かの知り合いだったりすることがよくある、小ぢんまりした町だ。
私は、そんなサイズ感が結構気に入っている。


皆がゆるゆると繋がっていけるこの町で、私はこれからも楽しいことをいっぱい探しながら、みんなで暮らしていきたいと思う。

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