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「最優先事項を優先する」という言葉の本当の意味に気づいたら、毎日が劇的に変わった話

「最優先事項を優先する」

皆さんは、この言葉をご存じでしょうか。 これは、世界的ベストセラー『7つの習慣』の中で提唱されている有名な概念です。

また、YouTubeなどの動画で、こんな教訓めいた話を見たことはありませんか?

「瓶の中に、まずは大きな石を入れ、次に中くらいの石、そして砂、最後に水……という順番で満たしていく。もし最初に砂や水を入れてしまったら、肝心の大きな石は入らなくなってしまう」

これがまさに、「最優先事項を優先する」ことの本質を説いた話です。

私はだいぶ昔に『7つの習慣』を読み、言葉としてはこれを知っていました。そして、「大事なことだ」と頭では理解しつつも、実際にそれを生活の中で実践できていたかというと、決してそうではありませんでした。

しかし最近、あるきっかけでこの言葉への理解が深まり、生活に取り入れられるようになったことで、私の毎日にとても良い変化が起きています。

今日は、私が気づいた「最優先事項を優先する」ことの本当の意味と、その実践について綴ってみたいと思います。

きっかけは「儀式の地図」

変化のきっかけは、『幸せをつかむ「4つの地図」の歩き方』という書籍を読んだことでした。

その中に登場した「儀式の地図」という考え方に、私は強く惹かれました。

この本の著者は、交通事故に遭い、昏睡状態から目覚めたことをきっかけに「自分にとって本当に大事なこと」について気づきを得て、それからは「祈り」や「健康」、「家族」を何よりも大切にするようになったそうです。

自分が何よりも大事にしたいこと、必ずやりたいことを「儀式」として定め、毎日何よりも優先して実践する。その文脈の中で、「最優先事項を優先する」という言葉が紹介されていました。

私はその部分を読んで、ハッとさせられました。

それまでの私は、「最優先事項」というものを、どこか遠くにある大きなものとして捉えすぎていたのです。「人生で成し遂げたい大きな夢があるなら、それをやりなさい」といったように。

もちろんそれも間違いではありません。しかし、もっと足元の、「今日、この一日の中で何を優先するのか」という、極めて実践的で日常的なことなのではないかと気づいたのです。

その日から私は、日々の小さな「最優先事項」を大切にする生活を始めました。

私が始めた、二つの「儀式」 ──「時間が余ったらやる」から「まずやる」へ

「儀式」や「祈り」と聞くと少し縁遠く感じるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。

まず私が始めたのは、「朝、必ず散歩する」というシンプルな習慣です。

私は基本的に在宅ワークで、平日は運動する機会がほとんどありません。長期的な健康や日々のパフォーマンスを考えると、私にとって「日常的な運動」は紛れもない最優先事項です。

これまでは「時間がないから散歩できない」と言い訳をしていました。 しかし、考え方をガラリと変えました。

「最優先事項である散歩をまず最初に行い、他のことは余った時間でやる」

思考の順番を変えただけで、毎日の散歩が習慣になり、私の生活は変わり始めました。

もう一つは、日記です。これも今では大切な「儀式」の一つとして、ほぼ毎日欠かさず書いています。私にとって、内省を深め、毎日にポジティブな気持ちで向き合うための大切な時間となっています。

最優先事項を決め、それを先に実行するようになると、その実践が前提となり、一日の時間の使い方が自然と組み替わっていきます。その結果、私の生活は以前よりもずっと豊かになったと感じています。

散歩は、心と体の健康のため。日記は、内省を深め、一日をポジティブに向き合うため。それらを日々実践することで、当然ながら恩恵を受けられるようになり、毎日の満足度が劇的に向上したのです。

「やめること」は自然に決まる

最優先事項を先に行うということは、裏を返せば「何かをやめる」ということです。

それまでの私は、夜になんとなくダラダラとYouTubeを見たりして過ごす時間が多くありました。

しかし、自分の中の大事なことを優先するようになってからは、そういった「なんとなく消費していた時間」が自然と少なくなりました。

これは、「我慢してやめた」のではありません。 自分が本当にやりたいことを先にやった結果、生活の質に寄与していなかった習慣が入る隙間がなくなっただけなのです。

「ストイックな生活」に聞こえるかもしれませんが、決してそうではありません。

単純に「やりたいこと」を優先し、「あまりやりたくなかったこと」をやらなくなっただけ。

結果として、幸福度が上がったのです。

日々の積み重ねが「理想」そのもの

当初、私は「最優先事項を優先する」=「大きな成功を成し遂げるための手法」だと思っていました。 しかし、今は少し違った感覚を持っています。

私が求めているのは、個人としてより良く在ること。幸せな家庭を築き、家族みんなで笑顔で過ごすこと。そして周りの人たちも幸せにすること。

こうした理想は、一朝一夕で叶うものではありません。

  • 散歩で調子を整える

  • 日記で振り返り、学びを得る

  • 読書でインプットする

  • noteにアウトプットする

  • 子供と遊ぶ時間を全力で楽しむ

こうした日々の小さな積み重ねこそが、未来の理想へ繋がっています。 あるいは、「最終的にたどり着く場所」ではなく、「そこに至るまでの過程(プロセス)」こそが、私たちが求めているものなのかもしれません。

今日という一日を大切にし、自分が本当に優先したいことを実践する。 これこそが、「最優先事項を優先する」ということの本質ではないでしょうか。

この言葉は、どこか哲学的で大げさな響きがあるかもしれません。しかしその本質は、日々の生活にすぐに取り入れることができる、とても実践的でパワフルな考え方です。

もし、この考え方が素敵だと感じていただけたなら、ぜひ皆さんも「最優先事項を優先する」生活を試してみてください。

とてもおすすめですよ。

P.S.

「最優先事項を優先する」はそれだけで強力に働くマインドセットですが、習慣化の技術と共に運用することでさらに大きなパワーを発揮します。

以前、私の習慣化に対する叡智のすべてを詰め込んだ記事を執筆したので、よければ併せてご覧ください。

話は変わりますが、毎日を懸命に生きることの大切さ、愛しさを教えてくれるコンテンツとして、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』という映画があります。

主人公のティムにはタイム・トラベル能力があるのですが、この映画の雰囲気は、一般的なタイム・トラベルもののSF的な雰囲気とはかけ離れています。

主人公ティムが辿り着く境地。それは、タイム・トラベル能力という非現実的な設定からは想像できないほど、現実を生きる我々へと突き刺さる、美しく実践的なメッセージです。

評価は分かれる映画らしいですが、私は大好きな作品です。気になった方は良かったらぜひ観てみてください。

※恋愛映画でもあるので注意!一人で、あるいはパートナーと観てね。

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