ママ大好きな小学生の娘にモテ期を聞かれたので、からかってみたら……
わたしは“お笑い”が好きです。
関西人ではありませんが、冗談を言ったり、ふざけてみたりしながら話すのが大好きです。
いまは子どもたちも成人して、冗談が通じるようになりました。
しかし、幼い頃に冗談でからかってしまい、娘に不安な思いをさせた経験があります。
*
当時、小6の娘が突然
「ママのモテ期はいつ?」
と聞いてきました。
娘はそれまで転校を6回して、長く付き合う友達がいなかったので好きな人もいませんでした。
東京の小学校へ転校して慣れてきたときだったので、恋愛に興味を持ちだしたのかな?と内心嬉しかったのです。
わたしは冗談めかして
わたし「29歳のときかな?」
娘「……え?もう結婚してるじゃん」
わたし「そうだよ。モテ期は結婚してからだったよ」
娘「……」
娘は明らかに動揺して、不安そうな顔になっていました。
ま、まずい!
なんと娘は、わたしの冗談をマジな話に受け取ってしまったのです!
勘違いさせてはいけないと思い、
「HくんとKくん(息子の友達)のママから、“うちの子”、Cくん(息子)ママが大好きなのよ“と言われたときだったんだよね。そのときがモテ期なの」
と、息子が保育園のときに仲のよかったHくんとKくんに好かれていたことを話しました。
当時はその2人が家によく遊びに来ていたので、娘も安心したのかパァッと明るくなりました。
どうやらパパ以外の人を好きになったんじゃないかと不安になったらしいのです。
そりゃそうだよね。結婚してからモテ期があったら、子どもなら動揺するに決まっている。
「モテ期」なんて大人びたこと言っても、まだ小学生だもんね。
理由を聞いた娘は、
「そう言えば、HくんとKくんはよくうちに遊びに来てたもんね。ママのことが好きだったんだ」
と、弟の友達がママのことを好きだとわかって安心できた様子でした。
「ごめんね!ビックリさせてようと思って冗談言っちゃった」
とギューッと抱きしめると娘は何も言わなかったけど、うなずいていました。
その後、残念ながらわたしにはモテ期がなかったこと、あまり恋愛には興味がないことを娘に話しました。
娘は「モテ期って、みんなにあるわけじゃないんだね」と“新しい発見”をしたかのように目を輝かせて聞いていました。
わたしはなんだか複雑な気持ちだったけど……
誤解がとけて、元気になってよかった。
*
娘はママが大好きでした。
わたしがメイクをしていると、わたしの横に来てジーッと見ていました。
わたしが息子を抱っこしていると、寂しそうにこちらを見ているので「Tちゃん(娘)もおいで!」というと、ニコニコ小走りでわたしに抱きついてきたこともあります。
それゆえ、ママのことをいろいろ知りたかったのに、わたしが冗談を言ってしまったばかりに不安な思いをさせてしまいました。
娘が25歳になったいま、この話を娘にしてもまったく覚えていません。
でも、わたしは純粋な子どもをからかってしまったことを反省しました。
忘れられない切ない思い出です。
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