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【マレーシア観光、旅行Tips編】マレーシアのMAP FESTに出演してきた話①

恐らくほとんどの日本人が知ることのない国際的なアート&パフォーマンスのフェスティバル「MAP FEST」に出演してきた。

「MAP」は「Melaka Art & Performance Festival」の略で、街全体が世界遺産に登録されているマレーシアの一大観光地「マラッカ」を舞台に20年以上開催されている。

世界中様々な場所からパフォーミングアーツをメインに、音楽、インスタレーション、様々なアーティストがエントリーして、マラッカ中の様々な会場でパフォーマンスが展開される。そのパフォーマンスはどれもが超実験的で、面白く、視野が広がった。

忘れないうちに書き留めておきたいと思い筆を取るも、思いの外ボリューミーになってしまいそうだったので、3部作に分けて書くことにした。

1部ではマレーシア(クアラルンプール・マラッカ)への旅行、観光Tipsなど「MAP FEST」以外で体験したり、知ったことを。

2部では「MAP FEST」出演アーティストの各演目について。

3部では自分たちのパフォーマンスについての解説を。

本記事ではマレーシアやマラッカという街の旅行、観光情報や事前に準備していたこと、現地のお金や衛生など、初めていく人が気になりそうなことをアーカイブしていく。

クアラルンプール編

日本からマラッカに行くには羽田からクアラルンプール空港まで約7時間、空港からバスで2時間ほど、約9時間くらいが最短距離。

せっかくの初マレーシアなので、クアラルンプールも巡ってみることにした。

羽田からはAir asiaの深夜便で出発して、早朝6時ごろに着陸。
空港内はスタバとかいくつかの店舗が空いてて、両替もできる。
電車も動いているので、空港直結の電車でKLセントラルという中心街へ向かう。

KLセントラルはジャパンテナントも多く、しっかり都市。と思いきや駅降りれば露店でパニプリ(インドの揚げ菓子)売ってるし、物乞いされてるし、ローカルな活気と匂いに満ちていて、ちゃんと異国きた感を感じられる。

マーケットや両替所(空港より全然安い)もあり、必要なものは駅直結のショッピングモールでだいたい揃う印象。

泊まったホテルは駅すぐそばのここ。NU HOTEL。
飛行機が深夜便だったので早朝に荷物預かってもらいに行ったら、すぐに部屋を用意してくれてチェックインできて、めちゃくちゃありがたかった・・・。アクセスもいいし綺麗だし、おすすめ。

そして少し仮眠をとってから「やばい瞑想部屋がある」と聞いて、行ってみたかったバトゥ洞窟へ。

ヒンドゥー教の聖地にして、超メジャー観光スポット。階段の色も意味ありげと思いきや観光用に塗ったものらしい。

ココナッツジュースとかお土産屋とか露天が所狭しと並んでいて、飲食店もある。ここのパニプリがとても美味しかった。

レビューでもたくさん書かれているけれど、猿がたいへん豊かに存在しているので、飲み物とか一瞬でも置くとすぐ取られます(取られた)

バトゥ洞窟(あとから知ったけど瞑想部屋があったのはバトゥ洞窟の近くにあるラーマーヤナ洞窟だったらしい)はとても良かった。

序盤はインドの叙事詩『ラーマーヤナ』の物語に則った神話の展示が続いていて、ちゃんと物語を理解していたらもっと楽しめたかもだけど、カラーリングが昔のイトーヨーカ堂の屋上にあった子供用の乗り物の質感で「これは、、」と思っていた。

ただ諦めず奥の方へ進んでいくと、この鍾乳洞自体の荘厳さや時の経過が生み出した神秘的な造形、色合いの数々が現れてくる。

特に最深部の(多分)シヴァ神が鎮座されている瞑想エリア(勝手にそう呼んでいるだけで名称不明)は、とても良かった。

小さな川の流れと、土器に盛られた石と植物は、どこか禅的なランドスケープにも感じられ、座ってみると非常に満ちた気が感じられる。

瞑想部屋で満足したのでカラフル階段は昇らず帰路へ。
帰りはクアラルンプール駅で降りて、イスラムアートミュージアムに立ち寄る。

エントランスの天井が逃げBarみがあって素敵だった。宗教美術界隈ではイスラム美術が造形的に一番好き。

イスラムアートミュージアムから宿まではGrabで帰る。

夕飯は友人にお薦めしてもらった南インド料理のお店へ。

フォルム的にはあと少しでプレイステーションのコントローラー

マサラドーサという食べ物。三角の中にカレー的なじゃがいもが入ってる。

宿に戻ると前の路上でお祭りやってた。
日本のお祭りも外から見るとこんな感じで見えるんだろうなぁと見学。


翌日、KLセントラルからTBSという巨大バスターミナルまで電車で行き、1時間遅れでマラッカまでバスで出発(KLは常時渋滞のためよく遅れるらしい)

2時間くらいの、極度冷房の旅。

マラッカ編

マラッカのバスターミナルに到着。
ホテルがある市街地までは歩くと結構かかるのでGrabで移動。

マラッカはちょっと横浜に似ていた。
桜木町から伊勢崎町あたりまでの大岡川沿いみたいに、川に面して、中国、インド、イギリス、オランダ、様々な文化が混ざり合っている。

オランダ広場という、赤レンガ広場みたいな色彩の場所があって、そこを中心にジョン・カー・ストリートというメイン通りや、リトルインディアなどいろんな場所に繋がっている。

リバーストリートはみなとみらいみたいに電線埋め込まれていたけど、ロープウェーは走ってなくてよかった。

いい猫もいる。

いいアルパカもいる。


夜はこんな感じのライトアップ。

眠らない町(たまたまこの日はマレーシアの独立記念日だったから上がってたみたい)

あのザビエル氏が鎮座されている教会もある。ここで日本人のヤジローさんと出会い、日本にキリスト教が伝来するきっかけになったそうな。

遊戯王のエジプト編に出てきそうな石板

現地で知り合ったマレーシアの友人TOPにビーチまで連れてきたもらう。
たくさん露店が並んでて、賑わってた。

100円もしないでメロンとかマンゴーとかカットフルーツが買える。
店員さんから「***入れる?」と聞かれて、知らない単語だったからとりあえず「Yes」と答えたら、ハッピーターンの粉(みたいな味のもの)を振りかけてもらった。なくてよかった。

ニョニャラクサ 270円くらい

名物はニョニャ料理って言って中華と東南アジア料理が融合した独自のもので、中華料理の調理法や食材(豆腐、干し椎茸など)に、マレーのハーブ、スパイス、ココナッツミルクなどの食材が取り入れられているそう。

これが本当どれも美味しくて、特にここのラクサとエビミーが美味しすぎて通ってしまった。

これはチキンライスボールというニョニャ料理。カオマンガイのご飯をおにぎりにした感じのやつ。
Latest Japan Technologyだけど、元しか使えない仕様になっていた魔改造コインランドリー
こういう細くて古くて蔦植物な通りがたくさんある。
海峡モスク。礼拝の時間以外なら中にも入れる。この周辺も露店だらけ。ドリアンとか買える。
ビジュが強い廃墟

MAP FESTの会場の1つでもある「Baboon House」普段はハンバーガーなど食べられるお店らしく、めちゃくちゃレビューが良い。

パフォーマンス時に必要な小物なども買い足しにいく。

布を買いに来た

ここはマラッカにある「名古屋」という名の中華系の方々が営む布屋。
調べてみるとチェーンだった。

マレーシアにはたくさんの名古屋があります。
造花を買いに来た。

新婚旅行で日本を縦断したらしい中華系の店主。だいたい初手、中国語で話しかけられるので、自然とこちらの国籍と先方の国籍が分かるシステム。

造花の価格は日本と同じくらい。

街の人たちは、なんというか自然体で、安心した。

旅の終わりに

↑は帰国してから思ったことだけど、マレーシアの店の人たちは別に愛想がいいわけでもなく、むしろ無頓着で、コンビニの店員はスマホゲームしながらレジ打ちするし、インド屋台は普通に詐欺ってくるし、人との関わり方はかなり適当なことが多いけれど、それが自然な状態だと思った。

日本はいつの間にか人間関係に過頓着で、間合いを常に気にして気を張って、誰に何で言ってるかもわからず「いらっしゃいませー」と言って、人がいなくても監視カメラ気にして緊張して、無理が自然状態になっているのかもしれない。

もちろんそれもいい側面がある文化の1つだと思うし、否定するわけではないけれど、どちらかといえばマレーシアの方が肩の力が抜けて楽だった。

本当に感覚的なことだけど、羽田空港に着いて深夜の京急線に乗ると、マレーシアの電車より人がいるのに、エネルギーがなくて、電車に乗らされてる感覚を覚えた。

街を歩いていると、綺麗で、合理的で、静かで秩序だっているけれど、街に歩かされている感じがした。

最寄駅前。深夜だっていうのに人が行き交う。
駅に寄りかかるようにうずくまる男性がいるけれど、みんな忙しそうに過ぎ去っていく。

近くの自販機で水を買って、男性の横に置く。
「すみません」と彼は言う。

マルクスガブリエルが以前渋谷に訪れた際、こんなことを言っていた。
「この街はすでにシンギュラリティ後の世界だ」

人は環境の奴隷だ。
環境に無意識が動かされ、意識は行動のあとに遅れて知覚する。

とりわけ都市は人が人のために人によって作った人の巣。
たった1週間ほどの間だけど、この国を離れてみると、この国のこの街の設計思想が見えてくる。

この街の不文律の秩序に守られ、この街の無臭の毒気に気が枯れていく。

日本が世界有数の祭り大国なのは、狂って穢れを祓わねば、正気じゃいられないからだ。

とはいえ、コンビニで人いなければスマホゲームしててもいいんじゃないか。深夜12時に花火が打ち上がる街があってもいいんじゃないか。

懐いたり、離れたり、猫みたいに気まぐれに人に関わってもいいんじゃないか。

余白を、あそびを、みんなそれぞれ、自らの意思で日常につくってあげてほしいと思った。もちろん、自戒を込めて。

まだ2つの街しか行けてないマレーシアだけど、今度は1ヶ月くらいかけていろんな街に滞在してみたいなと思えるほど、いい国でした。

マレーシア旅行Tips

ここからはマレーシアに行くために準備したこととか、現地に行ってわかった旅行Tipsをまとめ!

- 事前準備編 -


【1ヶ月前くらい】

*航空券とホテル予約

*A型肝炎と破傷風のワクチン接種

・ワクチン接種は必須ではないけれど心配性なのでAIに重要度をヒアリングしたところ上位2つだけ念のため接種

・野犬や野猿に噛まれた時用に狂犬病ワクチンも打つか悩んだけど発症前事後でも間に合いそうだったのでパス。

【1週間前くらい】

*eSIM契約

トリファを利用。初めて使ったけど良UIだった。アプリから5%OFFでeSIMを購入できるクーポンコード出てたので共有します。→【459DYA】

*オンラインでバス予約

・KL↔︎マラッカのバスチケットを念のためオンライン予約。Omioというアプリで予約できた。現地のバスセンターで予約番号を見せれば発券してもらえる。

*Grabをダウンロード。

・東南アジアのスーパーアプリ。Uberみたいな感じで、車を配車できます。目的地を設定するだけで5~10分くらいでドライバーを手配できる。
アプリ内決済なので楽々。個人的にはクワイエットモード(車内で静かに過ごしたい人のためにドライバーが話しかけてこないようにするオプション)が設定できるのが良かった。

- 現地環境編 -

*言語

・基本誰にでも英語が通じる。ネイティブではないため文法も厳格でなく、カタコトでも読み取ってくれることが多い。独特な用例としては「Can. can.」(多分「もちろん」みたいなニュアンス)とよく言ってくる。

あとテイクアウトは「to go」じゃなくて「take away」とか、建物は日本でいう2階が1階で、1階はG階(グランドフロア)だったりする(両方ともイギリス英語文化らしい)

*お金

・マレーシアリンギット(MYR)という通貨。だいたい1MYR=35JPYで、ミネラルウォーター1本で2MYR(70円)くらい。1MYR以下はセンという単位でコイン。

・公共交通機関やレストランなどほとんどの場所でクレジットカードやGrab Payが使えるので、キャッシュの両替は最低限で大丈夫。(露店とか、バトゥ洞窟の入場料とか、有料のトイレで使った)

・食べ物や交通費、サービス料はどこもめちゃくちゃ安い。物の値段はそこまでは変わらない印象。ホテルは2~5000円くらい。リッツカールトンは3万くらいで泊まれる。イスラム教が多数派の国なのでお酒は観光客価格。

*衛生

・水道水は絶対飲んじゃいけないらしい。シャワーはOK、歯磨きは念のためミネラルウォーターで。

・トイレットペーパーは基本的になく、ウォシュレットではなくホースみたいなシャワーで洗い流すスタイル。なので公衆トイレは基本的に床が水浸し。

・屋台とかレストランの調理場は比較的みんなマスクして帽子被ってて、日本よりむしろ清潔にしている印象。

*その他

・中国やインド系の観光客が多いが日本ほどオーバーツーリズムしてる感じはなく、程よい距離感。並んで店に入る、ということは1度もなかった。

・クアラルンプール空港は手続き少なくて無人化されててとても楽。

・8月末のマレーシアの気温は30度くらい。日本より涼しい。

・バスや電車の冷房設定温度が20度くらい。上着必須。



第2部はいよいよ「MAP FEST」本編!
お楽しみに!





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