クリエイティブリトリート”草枕”のあらまし
忙しい方用:1分で読み終わるダイジェスト版
2025年 12月20日~21日に神奈川県南足柄市にあるマルチバース古民家「Ozone荘」にて作品制作とリトリートを組み合わせたクリエイティブリトリートシリーズ第一弾となる「草枕」を10名限定で開催します🌱
「草枕」は”つくる”ためのリトリート。つくるものはなんでもOK。作品でも、事業計画でも、大切な人への手紙でも、あなたがクリエイティビティを発揮したいものを持ち込んで、最高の制作環境と時間の中で、制作に没頭することができます。
会場となる「Ozone荘」は県内有数の湧き水が流れ、古き良き日本の原風景が残る里山に位置する”想像ファースト”を掲げたリトリート施設であり、家自体が複数の空間インスタレーションの総体ともなっているクリエイティビティを刺激する空間です。



さらに、新たなクリエイティビティが創発する環境や、体験づくりの専門家である「Ozone」が古の文化から最先端のテクノロジーまで古今東西様々なナレッジを結集してつくる創作を刺激する独自のプログラムもご提供しますので、制作中に任意でご参加いただくことが可能です。
Ozone荘について
Ozoneについて
開催日時: 2025年 12月20日 13:00~21日 19:30
開催場所:Ozone荘
・住所:神奈川県南足柄市
・最寄駅:大雄山線大雄山駅/小田急線新松田駅
・来場方法は参加予約をされた方々へ別途ご案内させていただきます。
募集人数:最大6名
・先着順で定員に達し次第締め切ります。
参加費:
¥25,000
参加方法:
こちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdQZIlXJa9WZFf7DmS0XBtytAuCqntPN_dR-BWaRQiGRnRQPg/viewform
前回参加者のアンケート:



これまでの開催の模様をまとめた記事も公開されました!
本編
クリエイティブリトリートというジャンルについて
それではじっくり、クリエイティブリトリート「草枕」についてお話ししていこうと思います。
「クリエイティブリトリート」というジャンルはいくつかの先行事例があります。
明確に定義づけられているジャンルというわけではないので、それぞれ企図しているところが異なるとは思いますが、国外事例も含めて5つの企画が見つかったので、下図の4象限に分けて現状分析をしてみました。

各アルファベットが他の先行事例です。
分析していく中で、クリエイティブリトリートの体験アプローチとしては「独立・自然志向の体験」と「構造化・テーマ化された体験」に大きく分けられることがわかりました。
「独立・自然志向の体験」はクリエイティブリトリートにおける「リトリート」寄りで、自然環境の中での癒しを主軸に、決め事の少ないタイムスケジュールで参加者の自由度が高いオープンワールド的な体験設計。
「構造化・テーマ化された体験」はクリエイティブリトリートにおける「クリエイティブ」寄りで、ハッカソンのような縦軸の共創プログラムを中に入れていたり、ゲストによるセミナーやワークショップを選べたりなど、人的なインプットが多く、アウトプットまでの道筋が丁寧な体験設計です。
「構造化・テーマ化された体験」の方がゲストの数が多い分比較的高単価の傾向がありましたが、リトリート施設のクオリティや提供される料理や環境の質などで高単価にしている「独立・自然志向の体験」もありました。
その中で「草枕」が位置するポジションは「独立・自然志向の体験」寄りですが「構造化・テーマ化された体験」も含む、低価格帯のクリエイティブリトリートです。
創造のためのインプット、アウトプットの機会を提供しつつも、それはいつでも使えるクリエイティブツールのような扱いで、すべて任意でのご参加となります。(つまりひたすら籠って制作という選択肢もあるわけです)
ベースとしてはOzone荘という異空間、周辺の豊かな自然環境の中で、自由に各々のつくりたいものを滞在制作をしていただく体験となっています。
とくに今つくっているものがない方や、自分がつくりたいものがまだ分からない方もご安心ください。
初日に、作品制作をはじめるための2つのワークショップを開きますので、ご希望のワークショップをうけることで新たな作品づくりの一歩目を踏み出すことができます。
それでは次に、具体的にどのようなプログラムをご体験いただけるのか「草枕」の体験設計と共にお話しさせていただきます。
草枕で体験できること
まずは全体の体験設計思想をお伝えした上で、そこから導かれる具体的なコンテンツを紹介していきたいと思います。
Ozoneではリトリート中のそうぞう機会を最大化するために必要な要素を、下記の7つにカテゴライズしました。これらが全体の体験設計のベースとなっています。
①最高の未来から力を得る

・言わずもがなではありますが、これから何をなぜつくり、それがどうなって、何を得るのか、何が変わるのか、最高な未来のビジョンからモチベーション(エネルギー)をもらうことは、持続可能な創作において大事な要素です。
初日の導入の時間にワークショップを通して3日間の制作に必要なエネルギーを探しに行きます。
②自由に生きる

・共同でつくる場においては、その場にいる人たちから発せられる人間環境も大切な要素です。それはつまり”どう在るか”ということ。ルールやマインドセットなどを通して自己も含めた人間環境を最適化し共に”想像ファースト”な時間をつくります。
本リトリートのグランドルールは3つ。
①想像ファースト
・いかなる場合も想像ファースト。作品に、他者に、環境に、いつも以上に想像力を拡張し、共に最高の創作環境をつくりましょう。
②自由であること
・他者からの目、社会の評価、これまでの自分、あらゆる枷を外して、今ここもっとも自由な自分として滞在しましょう。
③生きていること
・リトリート中は、自分の思う生きている状態でありましょう。
その他、滞在中に気になること、リクエストがあれば随時みんなで議論して追加で決めていきましょう。
③想像ファーストな制作環境

作品はそれが生まれて然るべき環境が存在します。Ozone荘は12の異なる世界を現した部屋があり、自身の作品が生まれるに値する部屋を選んでいただけます。
また室内に限らず野外にも空間を用意し、Ozone荘外に出かけてイマジネーションを膨らますこともできます。
最大10名までのリトリートですので全員が個室で作業することもできますし、他者がいた方が捗る方はコワーキングできる部屋もございます。
そしてもちろん滞在中は生活の心配をする必要はありません。フリードリンク、フリーフード、創作以外のことは気に留めずに快適な環境で制作に集中できます。


④創発し得る良質なインプット

概ね良いアウトプットは良いインプットをきっかけに生まれます。
創発とは部分の性質が単純な総和にとどまらず、全体として現れることを意味しますが、新しい知識や物のの見方が、過去の自身の記憶や哲学と結びつき、新たな地平がハレーションすることがあります。
インプットの時間はOzone代表であり筆者であるアメミヤと、サカキがそれぞれワークショップとして展開しつつ、Ozone荘内の膨大な本や、映画やアニメなど、個々人の制作したいものに応じて随時クリティカルなレコメンドをし、創発を狙います。
またご希望の方には、開創以来600年の歴史をもつ関東の霊場として知られる天狗の力にあやかることができるお寺「最乗寺」と、金太郎の産湯に使ったとされる伝説の滝「夕日の滝」という南足柄屈指の2つのパワースポットをご案内させていただきます。

⑤脱力/編集する時間

良質なインプットを自身と接続し、新たなイマジネーションを生むには机に向き合うだけでなく、時に脱力が必要です。
それは往々にして制作のための時間外に現れます。2日目の夜は焚き火をしたり、満天の星空を眺めたり、意図的に制作をリセットし頭を空っぽにする時間をつくります。脳は休んでいる時間にこそ、これまでの情報を高速で処理し、演算し、適切な編集結果を出力してくれます。
⑥コンフォートゾーンを超える体験

時にクリエイティブは自分の限界を越えなければいけない時があります。人は自分の見える世界の範囲や、できることの中で正常性バイアスに陥り、なかなか自分の中でつくれる範囲の創作を超えることができません。
”草枕”では音楽や身体を用いて普段至らない意識の境地まで導くワークも取り入れ、コンフォートゾーンを超えるきっかけとなり得る特別な体験が可能です。(任意でのご参加となります)
・
そして今回特別に「Kanna People」さんからクリエイティブのためのKnnaをご提供いただけることになりました。
カンナ(学術名: Sceletium tortuosum)は、南アフリカの砂漠に自生する植物で、先住民族サンの人々は、カンナを調和を育む「幸福の植物」と呼び、心と身体のケアに活用してきました。
穏やかな安心感とクリアな集中力が共存するような効果があり、新しいインスピレーションを得るのにも最適なプラントメディスンです。
⑦内省/俯瞰する時間

毎日瞑想、ジャーナリング、対話の時間を設け、自身の心をととのえ、大切なものを確認し、俯瞰的に現在地を捉える機会をつくります。
理想的な未来の光景と、今ここの自分の状態を観察しながら、創作に必要な力やインスピレーションを得ていきます。
草枕では以上の7要素を2日間のプログラムに組み込み、ざっくりとですが下記のような流れで構成しています。

繰り返しにはなりますが、食事を含めて全てのプログラムは任意選択式となりますので、スケジュールを無視して部屋にこもって制作に没頭することも可能です。あくまで想像ファーストなので、ご自身の中で取捨選択してリトリートをお過ごしいただければと思います。
企画背景
「そうぞう(想像/創造)機会の最大化」を創業から8年、一般公募型で制作するフェスティバルや、コンセプチュアルな店舗、体験型のアート作品、漂白するためのリトリートなど、様々な形で表現し続けてきた弊社は拠点を移し、つくるための場所をつくりました。
Ozoneが過去制作してきた様々な作品の世界観を12エリアそれぞれに再現し、まるで12の平行宇宙を巡るような体験ができるインスタレーション作品のような古民家を今も日々DIYして制作中です。
Ozone荘は「未(知)・住・食」を保障する”想像ファーストの暮らし”を掲げます。
未知は、12の異なる並行世界の体験や、これから生み出されていく様々なコンテンツ。
住むは、文字通り定住、宿泊可能な家としての基本的な機能。
食は、すぐ近くで日本有数の湧水が流れ、畑、果樹園も借りているので、良質な水と野菜を自給できる環境を整えている。
家賃や食費のことを考えず、想像力を刺激するインプットを提供し、創作、想像にだけ没頭できる環境を、つくる人たちへ開いていくものです。
そして、その体感を最大化するために、Ozone荘だからこそできる”つくる”ための時間、一般参加可能なリトリート企画として「草枕」を企画しました。
「草枕」はご存知夏目漱石作『草枕』より。
本作には下記のような一節があります。
して見ると四角な世界から常識と名のつく、一角を摩滅して、三角のうちに住むのを芸術家として呼んでもよかろう
人が作った常識という一角を取り除けば神や仏の三千世界が見えるかもしれない。住みにくき世から煩いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩であり、画であり、音楽であり、彫刻であり、芸術である、と漱石は言います。
まさに”想像ファースト”を掲げるOzone荘とシンクロする部分であり、クリエイティブリトリートの価値を表す一節。
また「草枕」は和歌の世界では”旅立ち”を意味する定番のフレーズであり、漱石の草枕の物語とも相まって、非常にリトリート的な言葉だと思いました。
”つくる”ためのリトリートの企画背景を語るには”つくる”ことについて語らねばならないのですが、それはあまりに長くなりすぎると思い、企画背景に代わる文章は先んじて下記の記事にて書きました。
以下、共に運営するサカキミヤコより

企画概要
開催日時: 2025年 12月20日 13:00 ~21日 19:30
開催場所:Ozone荘
・住所:神奈川県南足柄市
・最寄駅:大雄山線大雄山駅/小田急線新松田駅
・ご来場方法は参加予約をされた方々へ別途ご案内させていただきます。
公共交通機関でも、自家用車でもお越しになれます。
募集人数:最大6名まで
参加費:
¥25,000
・会場までの交通費は自己負担となります。
参加条件:
☑︎つくっているものがある or つくりたいものがある or つくりたい気持ちがある方
☑︎つくるもののメディア、形態は問いません。
☑︎終了後のアンケートにご協力いただける方
持ち物:
☑︎衣類/洗面具(会場にアメニティはございません)
☑︎ご自身の制作に必要なもの
注意事項:
健康と安全について
体調管理: 持病をお持ちの方は常備薬をご持参の上、医師の判断の元危険がない場合のみご参加ください。
感染症対策: 手洗い、うがい、手指消毒など、感染症対策にご協力ください。発熱や咳などの症状がある場合は、参加を見送っていただくようお願いいたします。
貴重品管理: 貴重品はご自身で管理をお願いいたします。紛失・盗難に関しては、主催者側では責任を負いかねます。
リトリートへの参加について
途中参加/離脱: 全日程のご参加が難しい場合もお申し込み可能です。その場合エントリーフォーム内にて参加可能な日程と合流可能な時間をご記入ください。(参加費は参加日数に関わらず同額となります)
参加の確定について:応募多数で定員を超えた場合は、本フォームに入力いただいた内容を参考に、本企画の趣旨に合う方を検討の上、ご連絡をさせていただきます。ご希望に添えなかった場合の理由等はお答え致しかねますのでご了承ください。
会場・環境について
自然保護: 周辺の自然環境保護にご協力ください。ゴミは必ず所定の場所に捨て、置いて行かないようにしてください。
騒音: 近隣の迷惑にならないよう夜21時以降はお静かにお過ごしください。また制作中も、他の参加者の迷惑にならないよう大きな声での会話や騒音はご遠慮ください。
禁煙: 施設内は禁煙です。喫煙される場合は、指定の喫煙場所をご利用ください。
道具と素材: 制作に必要な様々な道具と素材をご利用いただけますが、ご利用前にはスタッフへお声がけください。
空間美化: 制作後は他の方が次に快適に利用できるよう、必ず元の状態に整えていただくようご協力お願いします。また画材などで空間が汚れる可能性がある場合は必ず養生した上で制作を始めてください。
火器厳禁: 許可された場合を除き火のご利用はNGとなります。キッチン内においても許可がない限りコンロ等の利用はお控えください。
床の破損: 古民家ですので一部床が抜けやすい箇所があります。事前にお伝えさせていただきますが、くれぐれも足元にはご注意ください。
香害: 香りの強い素材をご利用される場合はできるだけ野外スペース、あるいは室内を換気した上で制作を始めてください。
節電節水: 滞在中の節電節水にご協力の程よろしくお願いいたします。
その他
写真撮影: リトリートの様子を記録のため写真撮影させていただく場合がございます。撮影された写真は、今後の広報活動などに使用させていただく可能性がございますので、予めご了承ください。
秘密保持: 本リトリート中に他者との対話の中で知った情報や、プライベートな出来事については、本人の許諾がない限り他言無用にてご協力お願いいたします。
アンケート: リトリート終了後、アンケートへのご協力をお願いいたします。皆様からのご意見は、今後の企画の参考にさせていただきます。
ご質問: ご不明な点やご心配なことがございましたら、遠慮なくスタッフにお尋ねください。
参加方法:
下記のエントリーフォームより必要情報をご入力
会場内でお貸しできる備品リスト
普段フェスティバル作品を作っている関係で、とにかく物が多い家です。下記はOzone荘内の備品のほんの一部で、他にも書ききれないほどたくさんの物があるので、何か使いたい物があればお気軽にお問い合わせください。

よくありそうな質問
初開催なのでまだ質問はないのですが、よくありそうな質問を想像してお答えします。
Q. 作品を作るわけじゃないけど大丈夫?
・大丈夫です。つくりたいものをつくってください。
Q. 1人で参加しても大丈夫?
・もちろんです。99%の人が1人で参加されると思っています。(まだわかりません)
Q. 寒い?
・都心と気温はほぼ変わりません。
Q. 車なくてもいける?
・これます。送迎させていただきます。
Q. 料理は作れる?
・作れます。食べ物飲み物の持ち込みもご自由にどうぞ。
Q. 急に散歩に行っていい?
・どうぞ。
Q. 周辺にコンビニはある?
・車で5分ほどの距離が最も近く、歩くとちょっと遠いです。
Q. Wi-Fiや電源はある?
・Wi-Fiはまだないですがテザリング用のスマホが何台かあります。電源はたくさんあります。あと近くにwi-fiがあるカフェがあります。
Q. 創作活動に集中したいので一人で過ごしたい
・気が向いた時だけ部屋から出てきていただく形で問題ございません。
Q. 参加必須のセッションはある?
・冒頭のオリエンテーション、ワーク、最後の制作発表のみ参加必須とさせていただきます。
Q. 子連れ参加できる?
・少人数で集中した制作環境を作るコンセプト上、リトリートの1参加者として参加費を支払い参加されるお子様を除き、同伴という形式ではNGとさせていただきます。
Q. ペットは連れて行ける?
・基本NGとしたいですが。他の方のご迷惑にならないような小動物であれば可能なもしれないので、1度お問い合わせください。
Q. 湧き水は持って帰れる?
・持って帰れます。水筒などご用意ください。
Q. 土に触りたい
・すぐ近くの畑へご案内します。汚れてもいい服装推奨です。
Q. アメミヤ、サカキに相談したいことがある
・リトリート中、我々を捕まえていただければいつでも壁打ちやアドバイス、技術指南等、させていただきます。あらかじめお時間を伝えていただければ、ご予約も可能です。
Q. Ozoneのこと何も知らないけど参加していい?
・もちろんです。何も問題なくご参加いただけます。
おわりに
お恥ずかしながら、僕は創作に至るまでの言い訳がとても多いです。
まだ仕事が終わってないとか、ちょっと眠いとか、コーヒーがないとか、周りがうるさいとか、空気が悪いとか、なんかやる気が出ないとか、机の高さが低いとか、ペンのインクが出ないとか。
そのため、なにかをつくれるに至る「理想的な環境」をつくることに、空けていた制作時間を使ってしまうなどということもあり、ひどいものです。
自身の作品を大きなカテゴリーで分けると「リレーショナルアート」(直訳で関係性の芸術)というのですが、リレーショナルアートは作品そのものよりも制作過程の文脈を重んじます。
それがどのようにつくられたか、に芸術性が宿るという考え方です。
僕が制作環境に厳しい(拗らせている)のは、おそらく「どのようにつくられるか」あるいは「どのように発見したか」が作品の質において決定的な物になる、という作風ゆえの症状なのかもしれません。(カッコよく言ってますが8割は惰性です)
たとえば現在も制作中で今年が最終章となる「RingNe」という体験小説作品は、小説の舞台を南足柄市にしたので、こっちの方まで引っ越してきました。
この土地の湧き水を飲んで、この土地の土を耕して畑にして野菜を育てて食べて、この土地の木を切って薪にして焚き火して”人が植物に輪廻する世界”をテーマにした小説をこの土地で書き上げました。
前作の「KaMiNG SINGULARITY」はシンギュラリティ後の精神世界を描くために、サウナでととのった後にしか書かないという変な縛りをしたりしていました。
作品のコンセプトも概ね旅の最中とか、初めて体験することの後とか、家の中で生まれることはほとんどなく、特別な環境下だからこそ生まれてきます。
個人的に、良い作品づくりは「良い依代」になることだと思っているので、作品のアイディアが落ちてくる際の質感をとても大事にしています。
ある種運命的にやってきた、必然性のあるアイディアは降りてきた瞬間、ストンと腹落ちするもので「Eureka!」のような感嘆というよりは「だよね」という感じです。
未来から今に自然に着陸した飛行機に乗って、共に来た場所まで行くような感じ。自然着陸ゆえ燃料もたんまり残っているので、息切れせずゴール地点まで飛べます。
フェスティバルやインスタレーションなど、環境そのものをつくることが作品となるものを多く手がけてきたこともあり、たぶん新しい着想に至る文脈という名の環境を整えていくことは、結構得意なことなのだと思います。
ここ10年くらいはフェスティバルという大きな規模でそれを実践してきましたが、Ozone荘という場をつくり始めたことで、リトリートという手段がいよいよアンロックされました。
1000人に向けていたエネルギーを10人に向けて凝縮して伝えることが、いよいよできるようになりました。
きっと新しい何かが生まれる場になるはずです。
そうぞう機会を最大化した時空間を用意して、お待ちしています。
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お申し込みはこちらから。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdQZIlXJa9WZFf7DmS0XBtytAuCqntPN_dR-BWaRQiGRnRQPg/viewform
※定員に達し次第、受付終了となります。
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