本物に出会う! 〜PTA活動編No.7
みなさん、いかがお過ごしでしょうか!?
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
↓↓↓
今回は、「温故知新」(おんこちしん)シリーズ。
・古く(以前)からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、
ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
・部活動地域移行
についてご紹介していきたいと思います。
今回は、久々のPTA編です!
私たちのPTAは、
会費ゼロ
参加”しなければならない”会議ゼロ
上部組織への上納金ゼロ
学年/学級単位でやらなければならないことゼロ
学校の先生の仕事”ほぼ”ゼロ
そしてテーマは、
『やりたい人が、やりたいことを、やれる範囲で』
まず自分たち大人が楽しんで、義務感なく取り組む姿勢を子どもたちにも、そして学校の先生方にもお見せすることができれば、
「旧態依然とした”しなければならない”地獄」
から真に抜け出せるのではないかという仮説を持って取り組んでいます。
PTA主催イベントの開催!
振り返り
前回は、11月に行った役員会の内容をお伝えしました。
議題及び書きたいことがたくさんありすぎて、4回にわたってお送りしました笑
その中でも、No.5において今年度のPTA主催イベントについて議論がなされました。
今回は、その続きというか、その結果についてということになります。
講演会の実施
私たちのイベントのテーマは、『本物と出会う』。
本物に触れることで、
・新しい自分や新しい世界に出会い
・自分自身の価値観を広げるきっかけを
子どもたちや保護者の皆さん、地域の皆さんへもお伝えしていきたいなぁと考えて活動しています。
この『本物と出会う』。
実は、私たちの子どもが通う学校を造るときのテーマの一つだったのです。
せっかくそういったテーマで造ってきたのだから、というかむしろ、出来た後が勝負だと思うのです。
本当に本物に出会うことができるのは、造っている間だけではなく、実際に学校という機能がスタートしてからが本番。
そこに私たち保護者ができることはいったい何か?
その一つの答えがこのPTAイベントということで位置付けています!
さて、前置きが長くなりましたが、今回は講演会形式でのイベントを開催することになったのですが、そのご登壇者はもちろん『本物』!!
超絶アスリートです!!
しかも、ただのアスリートではなく、ただでさえアスリートは凄いのに、そこにプラスアルファの超絶能力をお持ちの方です!!
ご紹介しましょう、こちらの方で〜す♫
狩野 亮(かのう あきら)さん
株式会社マルハンに所属し、トリノから北京まで5大会連続でパラリンピックに出場された方です!
しかもその間、金メダル3回、銅メダル1回という、常人には信じられないようなご功績をお持ちの方です。
競技は、座位のスキー。
初めて知りましたが、このほかにも立位や、視覚的に障がいのある方が行うペアですべる競技もあるようです。
よって、上述した超絶能力とは、「車椅子や座位スキーの操作技術」ということになります。
講演会で感じたこと
①車椅子でのリアルな生活
まず驚いたのは、あまりにもスムーズな車椅子での生活ぶり。
数十センチはあるであろう演台の上に、助走をつけて猛スピードで近づいていき、その勢いでウィリー(前輪を地上から離して後輪のみにする状態)して、前輪から一気に演台上に登るという離れ業を見せていただきました!
細かな段差ならなんのその!
知らなさすぎて、いちいち色んなことに驚いた汗
「あそこは大丈夫かな?ここは大丈夫かな?」
そんな心配は、全くなかった汗
そうした心配がいらないということ知るということが、まさに「本物」(リアル)から得る学びだと私は感じました。
②メダルのインパクト
超絶アスリートであるから、スポーツに向き合う話や、実際にメダルに触れさせていただく機会が大変貴重であり、学びになりました。
きっとこの辺については、これから全国・全世界各地で狩野さんがご講演されて、広めていくことなのだろうから、細かく触れることは避けたいと思います。
でもやはり、メダルのインパクトは大変大きいものでした!
持った瞬間、アスリートの努力の重さが物理的重さとなって、私の手だけでなく全身にのしかかってきた気がしました!
本当に感動でした。
③障がいの受容
私は、この話に最大の価値を感じました。
単純に受容というよりもっと厳密に言えば、
「障がいを受容する前に、そうした気持ちが生まれうるのか?」
ということです。
狩野さんは、大きな交通事故にあって自力で歩行できない状態になったということですが、なんと、そうした状態になったことに対し、
「家族へ申し訳ない気持ちになった」
というのです・・・
申し訳ない・・・
なぜ? いったいどういうことか?
それは、自分がそうした状態になったことで、家族に大変な思い・辛い思いをさせてしまったことから抱いた気持ちだということをおっしゃっていたと私は捉えています。
仮に私が同じ状態になったとして、多少はそうした家族への思いが生じうるでしょう。
しかし、おそらくそれが最大の気持ちではないと確信します。
そうした状態において私が真っ先に、そして私の気持ちを圧倒的量で占める感情は、『加害者への怒り』であると思うからです。
・なぜちゃんと運転しないんだ!
・なぜ安全運転しないのか!
・なぜしっかり周囲を見ないのか!
そして、そうした他者へ怒り狂う自分を嫌になる。
そんな悪循環が容易に想像できます。
しかし、狩野さんの話からは加害者に対するものは一切ありませんでした。
私の想像ですが、もうすでにこの時から、アスリートとしての資質が芽生えていたのではないでしょうか。
それは、
・常に自己に向き合う
・他者(外)へ判断軸を設けない
ということが、根底にある結果、苦労しながらも着実に障がいを受容し、自己を受容するどころか、超人のレベルにまで高めていかれたのだと感じました。
ここが、私の最大の学びのポイントでした。
今思い出して書いているだけで再び感動が蘇り、ウルウルしてきます涙
④スポンサーの存在
狩野さんは、現役時代から現在にかけて株式会社マルハンに所属されているということです。
特に現役時代においては、全面的な資金援助をされていたようで、狩野さんは心から会社に感謝されている気持ちが伝わってきました。
私は今パチンコ・スロットをしませんが、以前に少しやっていた時に少しだけお世話になりました。
パチンコ業も、人々に楽しみを与えるという意味では社会貢献の一種という見方ができるかもしれませんが、こうしたド直球の見えやすい社会貢献は、社会の公器たる企業の大変良い活動だと心から感じました。
むすびに
質疑応答の中で、
「アスリートを支援するうえで、一市民に何ができるか?」
という参加者からの質問に対し、
「興味関心を持ってもらうことが一番重要」
と狩野さんは答えていらっしゃいました。
講演終了後、たくさんの方から
「楽しかった!」
「勉強になった!」
「感動した!」
というお声を頂戴したことは、上記の質疑からみて確実に興味関心を生み、自己の学びにもなるという強い相乗効果を生み出したものと考えています。
本物に出会う。
真のアスリートが持つ力。
これらを存分に体感できる、極めて貴重な時間だったと思います。
こうした取り組みが、本来PTAとして目指された姿なのではないかと感じているところです。
狩野さん、本当にありがとうございました!!

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