日本歯科医師会とnoteで開催した、「#いい歯のために」投稿コンテストの審査結果を発表します!
2024年11月7日から約1ヶ月にわたって開催した、「歯の健康」について語る「#いい歯のために」投稿コンテスト。期間中(11/7-12/7)には、2,616件もの作品をご応募いただきました!さまざまな視点のすばらしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。
noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。
選考の結果、下記のとおり受賞者が決定いたしました。
グランプリ(1作品)
歯医者さんに行って治ったのは、歯だけじゃなかった。
思春期から抱いていた歯のコンプレックスが、看護師として出会った90歳のおばあさんとの出会いをきっかけに氷解。歯科治療を決意し、笑顔を取り戻すまでの体験を綴った作品がグランプリに選ばれました。現在は夫婦でデンタルケアに取り組むなど、健康的な生活を送っているmemeさん。歯を自慢するおばあさんのイキイキとした様子に、こちらまで元気がもらえる作品です。
審査員からも「時代をわたって歯をテーマに物語ができている点が完成度が高い」、「高齢の方が登場するエピソードがとてもいいと思った」、「写真も説得力があるものを使っている。web記事ならでは」と高く評価されました。
【受賞者コメント】
このような素晴らしい賞に選んでいただき、驚きとともに大変光栄に思います。文章を書く中で、自分の容姿に対するトラウマと向き合い、これからの生き方について考えました。「美味しく楽しくご飯を食べられる」どんな日もその喜びがあれば、笑顔で過ごせるのではないかと感じています。これからも自分を大切にする一環としてデンタルケアを続けるとともに、看護師としても、読んでくださった方々の健康を願っています。誰かの「歯医者さんに行ってみようかな」という一歩を後押しできれば幸いです。 この度は本当にありがとうございました。
審査員特別賞(岡田悠さん賞:2作品)
口の中は宝石箱
自分自身の苦い経験から、わが子の口腔ケアを徹底していたmameraさん。幼い子どもの透明感のある白い歯が少しずつ伸び、増える様子を「宝石箱に一つずつ宝石を並べていくようなまぶしさ」と表しているのがすてきです。母の温かな愛情を感じられます。
子どものしあげ磨き、僕も毎晩やるのですが、正直たまに面倒になっちゃいます。でもこちらの作品では、お子さんのしあげ磨きを本当に純粋に楽しまれていたんだな〜ということがとても自然に伝わってきて、その結果『よい歯で賞』がもらえたことに、読んでいるこっちまで嬉しくなっちゃいました。いますぐしあげ磨きをやりたいです。
わたしが歯医者さんに通う理由は、思いっきり笑いたいから。
歯を削るときの「キュイーーーン!」という音と痛みが怖くて、歯医者さんが苦手だったキノシタアヤさんでしたが、治療を見学したことで印象が一変。恐怖心が和らぎ、大きな口を開けて笑いたい、と歯医者さんに通うことに。お子さんからお説教される場面もほほえましい作品です。
もともと苦手だった歯医者さんを、「人が治療をされているところを見るのって楽しい!」と感じて克服していく視点の転換が、ユニークで印象的でした。自分が苦手なことも、側からみたら興味深いってありますよね。僕もだれかの治療姿を見たくなりました。そのあとに子どもに説得されて歯医者さんへ行くのも、立場が逆転しているようでおもしろかったです。
「いい歯は毎日を元気に」プロジェクト賞(2作品)
いつの日だって、「美味しいね」と笑い合いたいから
コロナ禍や引っ越しを理由になんとなく歯科受診を避けていたRaMさん。職場の歯科定期健診を機に重い腰を上げ、改めて定期的なケアの重要性を再認識します。「歯産価値」(口腔環境が健康な状態を財産ととらえること)を高める決意をつづった体験談です。
歯科受診への一歩がなかなか出ないなか、勇気を出して受診される様子に多くの方が共感されたと思います。良い歯医者さんに出会われたことで、日常を振り返り「おいしいね」と笑い合い続けるためには、定期受診を継続することが大切と認識していただきました。歯産価値が生活の質向上につながることを、広く伝えていただけた作品だと思います。
「しあげは、おかあさん」と「よい歯のバッジ」の話
母の膝の上で受けていた「しあげ磨き」に、虫歯がなかった子がもらえる小学校の「良い歯のバッジ」。「歯だけは大切にしなさい」が口ぐせの母の思い出をつづった、いたばくしさんの作品が選ばれました。歯が生えはじめるお嬢さんへのやさしい眼差しもすてきです。
ご自身の歯磨きや、むし歯治療の体験を通じて、定期的な歯科医院でのメンテナンス・プロフェッショナルケアの大切さを、共感を強く呼ぶかたちでストーリー性を持って描かれていて、好印象でした。「しあげは、おかあさん」から「しあげは、おとうさん」に変化していくところは、親子2代の愛情を感じました。こころに残る作品です。
入賞(5作品)
審査員からの総評
■岡田悠さん
「いい歯のために」というゴールは同じながら、そこに至る動機がさまざまだったのが印象的でした。「歯の健康は大事だから」とだけ標語的に言われると、「頭ではわかってるんだけど...」となっちゃうのですが、歯にまつわるいろんな日常を追体験することで、自分も歯医者さん行ってみようかな、と自然に思えてきて、まさにそこに文章にする意味があるのだと感じました。歯医者さんへ行くか迷ったときは、このページの作品群を読んでみると背中を押してもらえるはずです。

コンテストを振り返って
以下、「いい歯は毎日を元気に」プロジェクト担当からのコメントです。
多くの皆さまに投稿いただきましたことに衷心より感謝を申し上げます。
すべての作品が素晴らしく、作品に表現されている過去の経験・思い・未来への展望を通して、“歯と口の健康”の大切さが、多くの読者の方に伝わると考えております。「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」を通じて日本歯科医師会が提唱している「投歯」、それによる「口腔負債」を減らし「歯産価値」を高めることに影響力のある企画になったと思います。
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投稿期間は終了しましたが、「歯の健康」について、あらためて考えるきっかけになれればと思います。
ほかの投稿作品についても、以下よりぜひご覧ください。
