《葬送のフリーレン》フリーレン・ヒンメルの出会いとソリテール・マハトの出会い(考察)
ネタバレには配慮していません。
『葬送のフリーレン』の原作マンガはまだ読んだことがないという方には原作マンガを、既に読んだことのある方にはある一つの視点からの再読をお勧めしています。
はじめに(と結論)
フリーレンとヒンメル・ハイター・アイゼンの出会いの場面と、ソリテールとマハトの出会いの場面が相似していることは有名です。(第3巻22話、第10巻88話)


ただ、これが単なるネタ(遊び)なのか、物語に関わる仕掛けを示唆しているのかは判断が付きません。
ソリテールとフランメの良く似た台詞というものもありますからね。「だってさマハト~想像もできないでしょ?」、「だってさ師匠~想像できねぇだろう?」(第5巻43話)



で、今回はもう少しまとも(?)なネタです。
一級魔法使い試験の面接の際に明かされたことですが、フリーレンとヒンメルの(初めての)出会いは、ヒンメルがまだ幼い頃に遡ります。(第6巻57話)

これについての考察です。
結論を言えば、ソリテールとマハトが海岸で出会ったのと、フリーレンとヒンメルが森で出会ったのは、ほとんど同じ時期だったという考察になります。
計算
面倒ですが、計算過程を残しておきます。
ソリテールとマハトの出会い
エーデルがマハトから読み取った記憶は「今から100年前まで」です。(第9巻87話)

ソリテールとマハトの出会い(@海岸)はマハトの記憶を再生し始めて割と最初の方です。第9巻87話の後半で再生が始まり、第10巻88話「ソリテール」ですから。
黄金郷でマハトと再会したソリテールも「君が一世紀前に話した~」と言っています。(第10巻94話)

ですので、ソリテールとマハトの海岸での出会いは約100年前です。「約」と言っても過去方向へのズレはありませんから、100年前~せいぜい95年前くらいかな?といった印象を持ちます。
フリーレンとヒンメルの出会い
フリーレンとヒンメルの出会いがいつのことなのか直接の手掛かりはありません。ヒンメルが「子供の頃」のことで、その時の描写からヒンメルはまだ5歳~10歳程度だっただろうと推定できる程度です。

ですので、あたりを付けるためにとりあえず100年前にヒンメルが何歳だったのかを計算してみます。
黄金郷編の舞台である「今」とはヒンメルの死から30年後です。(第9巻81話「黄金郷」)

ですから、今から100年前はヒンメルの死の70年前です。
女神の石碑編(ヒンメルの死の53年前)でヒンメルは23歳です。

ということは、今から100年前(ヒンメルの死の70年前)にはヒンメルは6歳です。(23-17=6)
ヒンメルが6歳というのは、これはちょうどヒンメルが森で迷子になってフリーレンと出会った頃でしょう。

おわりに
ソリテールとマハトの出会いが100年前(ヒンメル6歳)か99年前(ヒンメル7歳)か98年前(ヒンメル8歳)…かはわかりません。
ただ、物語的なリアリティを考えると、いずれにしてもこの二つの出会いは同時期に発生していると思います。
これが物語上の何らかの仕掛けにつながる…かもしれませんね。
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