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勇者ヒンメルのことがわからない!から始まる《葬送のフリーレン》

ヒンメルのこと好きですか?

《葬送のフリーレン》に関する記事を読む人であれば、きっと好きでしょう。

私はヒンメルのことがそれほど好きではありません。というか、彼のことが良くわかりません。

初めて《葬送のフリーレン》を観た時、「これはすごい作品だ!」という直感と同時に、「このキザったらしい名言量産機の優男はなんなんだ?」という疑念を持ちました。

「お前、なんでそんなにかっこいいことばっかり言えるの?」

デンケンの名言には胸が熱くなるのですが、ヒンメルの「名言」には白けてしまいます。バックグラウンドのない弱冠20歳かそこらの若者が、なぜそんなに「名言」を連発できるのか理解できないからです。

けれども、ヒンメルの「名言」がネットでは持て囃されています。

これでは私は《葬送のフリーレン》をほんとうには好きになることができない! どうしてもヒンメルのことをわかりたい!

そういう思いで《葬送のフリーレン》を何度も熟読しました。それこそ、ヒンメルのことを考え過ぎて、ノイローゼになるんじゃないかというくらい。

しかし、ヒンメルのことはわからないんですね。彼のバックグラウンドというものはほとんど描かれていません。

しかし、第1話を読んでいて、あるとき気付きました。

あれ?

あれあれ?

お前、フリーレンのこと、わかってないじゃん。

10年も一緒に旅した、生死を共にした仲間だぞ? どうして今さら感心してるんだ?

お前、「久遠の愛情」を誓った人のこと、なんにも知らないじゃん! 中高生の恋愛か!?

10年間も一緒にいて、フリーレンの何を見ていた!?

ヒンメルへの疑念が、《葬送のフリーレン》の謎になったわけです。

これはどういうことなんだろう?

エルフの時間感覚を説明するために、それを知っているはずのヒンメルに読者の気持ちを代弁させてしまった作者のミス?

《葬送のフリーレン》に限ってそんなことがあるだろうか?

いや、あり得ない。この物語にはミステリ小説のように緻密な設計図がある。そう私は確信していました。

そこから、私のまあ言わば《葬送のフリーレン》を読む旅が始まったわけです。

この謎に関する手がかりは「女神の石碑編」(第11巻〜第13巻)で現れます。(アニメだと2026年1月放送の第2期に含まれるのでしょうか?)

気になった方はぜひマンガを手に取ってみてください。一緒に読みましょう。きっと、もっと楽しく読めます。

※成果報酬型広告(アフィリエイト)ではありませんので、書店でどうぞ。

ヒンメルがどんな人だったのか、考えてみたい方はこちらのnoteも是非読んでみてください。


《葬送のフリーレン》に関する記事はこちらにまとめています。ネタバレや先の展開に関する考察・予想が含まれていますのでお読みになる際はご注意を。