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ユーベルとラントとゼーリエはお互いのことを知っていたのだろうか? 葬送のフリーレン 考察

ユーベルとラントが初めて出会ったのは一級魔法使い試験の時で、第一次試験で二人は同じパーティになりました。

ただ、本当にそうなのか?少し気になることがあります。

ユーベルとラント

それは、ゼーリエとの面接時に「故郷の村から出ていない」ことを指摘された時のラントの反応です。

「驚いた。ユーベルにもバレなかったのに。」

なぜ、ラントはここで「未熟な三級魔法使い」であるユーベルの名前を出すのでしょうか?

ユーベル以上(ないし同等)の実力を持つ魔法使いは他に複数います。

確かに、この試験期間中ラントと一番長く過ごしていたのはユーベルです(次いでフェルンでしょう)。しかも、ラントと他のキャラの絡みはほとんど描かれていませんから、仮にここで「フリーレンにもバレなかったのに」と言わせるとかなり不自然になります。だから、誰かの名前を出すとしたらユーベルしかいないというのはそのとおりです。

けれども、疑問なのはユーベルの実力に関してだけではありません。

なぜ、ゼーリエの前で、まったくの赤の他人であるはずのユーベルの名前を出したのでしょうか?

完全な独り言や内心の独白ならわかります。けれども、この台詞はゼーリエに聞こえるように言っています。

上下関係のある二人の会話の中で、相手が詳しく知らないはずのその場にいない人物の名前が説明もなく、しかも下の立場の人物の口から出てくるのはかなり不自然です。(つまり、「ゼーリエとユーベルは知り合いだ」ということをラントが認識していなければおかしいということです)

また、ユーベルについて見ると、なぜユーベルがラントに付き纏うのか?という疑問があります。

ラントの分身魔法が欲しいというのはそれはそうだと思いますが、ここはもう少し強い動機が欲しいと感じます。

ちょっと、他の関係を見てみます。

ユーベルとゼーリエ

この二人は旧知の仲です。

なぜなら、面接時に「会話が必要なのか?」「それもそうだね」というやり取りがあるからです。

お互いのことを知らなければ「それもそうだ(お互いにとって会話は不要)」とは言えないはずです。

※ユーベルの年齢(フェルンと同世代)からしてゼーリエと旧知ということは通常あり得ないのですが(しかもユーベルはクラフトと会った時にエルフを初めて見たと言っている)、そう考える他ありません。これも「ユーベルと不死なるベーゼは同一人物である」とする説が唱えられる要因になっています。

ラントとゼーリエ

ゼーリエはラントの両親や祖母のことまで良く知っています。(第140話 舞踏会)

再びユーベルとラント

こう見てみると、ゼーリエを媒介としてユーベルとラントに何らかの関係があるような気がしてきます。

この三人に一級試験前から何らかの関係があったとすれば、ラントがゼーリエの前でユーベルの名前を出したことが理解できます。


※『葬送のフリーレン』についてたくさん考察を書いています。