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タイムリープしながら魔王と戦うヒンメルたち

キーノ峠で「女神の石碑」によるタイムリープ(時空干渉)を知ったヒンメルは、これを魔王との戦いで利用していたのでしょうか。

ソリテールの口ぶりからすると、ヒンメルが石碑を積極的に利用していた可能性も十分ありうるように思われます。(第116話)

例えば、こんな感じです。

魔王と戦った勇者一行だが、魔王の強大な力の前に倒すことを諦め、一旦は封印せざるを得なかった。そして、タイムリープを利用して、フリーレンの未来魔法(現代魔法)の力を借りて魔王を倒すことにした。

似たようなことを、ヒンメル達は腐敗の賢老クヴァールに対して行っています。クヴァールの場合は、封印しておいて実際に80年の経過を待ったわけですが、魔王の場合はそれができない事情があったのでしょう。

ここで難しいのは、魔王との戦いの時点でタイムリープについて知っているのはヒンメル・ハイター・アイゼンの3人だけで、フリーレンがタイムリープについて知るのは2回目のキーノ峠到達時(約80年後)だということです。

つまり、このタイムリープ計画をフリーレンに気付かれないようにしながら、勇者パーティ解散後にフリーレンを石碑まで誘導する必要があります。

このために、ヒンメルはフリーレンにプロポーズできませんし、一緒に蒼月草を探しに行くこともできません。

また、これは、フリーレンに「既に魔王は倒した」と思い込ませておく理由でもあります。「魔王は封印したから、石碑まで行ってタイムリープして倒してきてくれ」とは言えないからです。

更に言えば、この秘密が勇者パーティ内での人間関係にどんな影を落としたか想像すると、一人蚊帳の外のフリーレンが可愛そうに見えてきます。

なんだか『シュタインズ・ゲート』っぽいですね。(私はタイムトラベラーの苦悩を主人公と共有できる阿万音鈴羽が好きです。他のキャラクターたちと様々な出会い方をするところも魅力です。おっと、話が逸れました。)

これに加えて、魔族側の目論見も絡んでくるわけで、しかも魔族側にも未来視能力持ちのシュラハトがいますから、この後どういう展開になるのかさっぱりわかりません。

タイムリープものって、私には「よくわからないけど、きっとそうなのだろう」というモヤモヤが残るので、なるべくシンプルなのがいいなと思ってしまいます。

先日発売になった第14巻も読み終えてしまったので、自分なりに時系列の整理でもしようかと思うのですが、タイムリープ要素があるとどう整理したらよいものか…。