子どもの視線がふっと抜ける理由を調べてみました|当時は本気で心配していました
■ はじめに
以前の話ですが、うちの子の視線が一瞬ふっと抜けることがあり、パートナー(以下、相方)がかなり心配していました。 当時は「これは何かあるのでは…?」と本気で不安になっていたようです。
同じように、 「視線が抜ける」といった子どもの様子が気になっている親御さんもいると思います。
そこで、心配性の親として調べたことを、ここにまとめておきます。 ※専門家ではありませんが、当時の自分が知りたかった情報です。
■ 1. 視線が抜けるのは“発達あるある”
うちの子は、僕と話しているとしょっちゅう視線を左上(僕から見て右上)に向けます。 ホント、しょっちゅうでした。
相方は、
「こんなの見たことがない。甥っ子たちでも見たことないし、聞いたこともない」
と、本気で不安がっていました。
僕も気になったので調べてみたところ──
視線が一瞬ふっと抜けるのは、発達段階でよくある現象 とのことでした。
具体的には、
頭の中で考えごとをしている
情報を整理している
想像の世界に一瞬旅に出ている
こういうときに起こるそうです。
大人でもありますよね。急に遠くを見るやつです。あれの子ども版です。 (なるほど、うちの子はよく旅に出ています。帰りは早いので助かります。)
■ 2. ミラーニューロンがよく働く子の特徴にも当てはまります
さらに調べていくと、子どもは身近な大人の考え方や動きを自然に取り入れることが多いらしく、 俗に言う ミラーニューロンが働きやすい子 に見られる傾向にも当てはまりそうでした。
ミラーニューロンとは、
見ただけで相手の行動を脳内でシミュレーションする細胞
誰かが転んだら「うっ」となる、あくびがうつる、赤ちゃんが表情を真似る──あの反応の基盤
共感・模倣・学習・コミュニケーションの土台
というものらしいです。
うちの子が完全に当てはまるかは分かりませんが、 こうした傾向は特別なものではなく、一定数の子どもに見られる自然な発達の一つとのこと。
このタイプの子は、頭の中で情報を整理する時間が少し長くなることがあり、 その結果として 視線がふっと抜けるように見えることもあるそうです。
「よく観察して、よく考えている時期なんだな」と、今では落ち着いて受け止められるようになりました。 (とはいえ、親としてはもう少し分かりやすくしてほしい気持ちもありますが…)
■ 3. 相方との埋まらない溝と新たな心配
この話を相方に説明したのですが、予想どおり(?)納得しません。
ちょうどこの頃、うちの子はiPadでのゲームにハマっていました。
やり始めたらなかなか止めない。 そのうち相方は、
「iPad のやり過ぎで斜視になるんじゃない?」
と言い始めました。 親として心配するのは当然です。
そこで、ゲームと視線の関係も調べてみました。
■ 4. ゲームと視線の関係(一般論)
調べた範囲では、
長時間の連続使用(1日4時間以上)がリスクを高めるという研究はある
ただし、視線が抜ける現象とゲームの間に 直接の因果関係は確認されていない
という内容が多く見られました。
<ゲーム依存>
ただ、僕はゲームを無理に止めさせない。その理由はこちら。
20万年前の脳に「ゲームをやめろ」と言っても無理がある|未処理タスクOSと依存の構造を読み解く
うちでは休憩を挟みながら遊ばせていますし、 本人も「目の見え方がおかしかったらすぐ言う」と話していたので、 当時もそこまで深刻には捉えていませんでした。
■ 5. 今の我が子は…
あれから数か月経ちました。
視線の抜けはほとんどなくなった
斜視もない
あれほどハマっていたゲームもほとんどやらない
ゲームの卒業(?)は“やりきらせる”が奏功したのかもしれません。笑
では、あれは何だったのか?
関係あるのか分からないけど、
子どもOSの純粋培養|観察から見えてきた“内側の流れ”
で書いたように、我が家の子育ては基本的に「放牧スタイル」です。
これは 自律(自立ではなく)を育てる最短ルートだと思っています。
超楽観的な解釈ですが、
自律が育ちつつある
だから自分の内面で物事を考える
考えるから視線が抜ける
つまり、 自律を習得するための通り道だったのかもしれない と、僕は納得しました(自分を納得させました)。笑
■ 6. 当時心配していたパートナーへ、そして同じように悩む親御さんへ
相方は当時、本気で心配していました。 今は「大丈夫だったんだね」と自然に思えているようです(たぶん)。
同じように、「視線が抜ける」という挙動に不安を感じている親御さんがいたら、 この文章が少しでも安心につながれば嬉しいです。
だって、ネットにはこの情報がほとんどないから。
じゃあ、どうやって調べたん??
AIとの壁打ちです。笑
