ダウ平均で遊ぶ
2025年3月23日、日曜日です。
先週、pythonで作ったオモチャを使って日経平均で遊んでみましたが!
今週はダウ平均で遊んでみようと、思いますよ。
まずは小手調べ。日経平均株価で遊んだ時と同じように、
を使って、先週末の株価終値で色々計算してみましょう。
株価の合計:$6,830.35
株価の平均値:$227.68
株価の中央値:$214.195(アップルとハネウェルの平均値)
株価の最大値:$565.14(ゴールドマン・サックス)
株価の最小値:$43.99(ベライゾン)
株価の標準偏差:$130.64
株価で区分け
株価$500以上の銘柄:2個
株価$300以上$500未満の銘柄:7個
株価$200以上$300未満の銘柄:7個
株価$100以上$200未満の銘柄:7個
株価$100未満の銘柄:7個
株価の合計が$6,830.35 ということは。
1ドル=150円として、¥1,024,522.5也。
日経平均採用の225社全部を1株ずつ買い集めるのに必要なおカネが¥965,000だった(先週末時点)ので、ダウ平均採用30社を1株ずつ買い集める方が高くつく😣。
要因は以下の4つくらいでしょうか。
円が安すぎる。
日本株は最近株式分割とかで安売りし過ぎである。
日本を代表する225社なのに
ガラクタあまり魅力的でない会社が混じっている。一方のダウ平均採用銘柄は間違いなくブルーチップ銘柄。業績悪化、株価低迷とかすると容赦なく切り捨てられるから、新陳代謝が活発。
株価平均は$227.68。指数は$41,985.35。
ダウ平均株価は、構成銘柄の株価$${P_1}$$、$${P_2}$$、$${P_3}$$、…を使って以下の式で計算します。
$$
ダウ平均株価=\frac{P_1+P_2+P_3+…+P_{30}}{D}
$$
日経平均のように換算係数なんてヘンなものはない。きわめてシンプル。先週末の株価とダウ平均の値から、除数は$${D=0.162684}$$。
除数は銘柄入れ替えや株式分割があるたびに更新されます。
銘柄入れ替えはイケてない銘柄(株価が安い銘柄)を捨ててイケてる銘柄(株価が高い銘柄)を採用することが多いでしょうから、除数は大きくなることが多そう。
一方で株式分割は株価が低くなるから除数は必ず小さくなる。
たぶん除数は$${D=30}$$で始まったんでしょうから、それが今や1未満ということで、銘柄入れ替えよりも株式分割効果の方が大きかったんですね。
株価の分布はずいぶんキレイ。
株価$300以上$500未満の銘柄、$200以上$300未満の銘柄、$100以上$200未満の銘柄、$100未満の銘柄がそれぞれ7個ずつ。ずいぶんキレイにばらけました。
ニューヨークダウの歴史
ダウ平均の銘柄入れ替えはけっこう頻繁なので、どう変わってきたのかな~?と思って調べようと思ったんですが、意外と(日本語の)情報が少ないんです。こんなに有名な指数なのに。
いちばん分かりやすかったのは、東証マネ部!のページ。
このページのいちばん下にダウ・ジョーンズ工業株価平均構成銘柄の変遷というPDFファイルへのリンクがあって、ここに1928年10月から2015年3月19日までのデータがあります。すばらしいですね。
2015年3月19日というのは、電話会社AT&Tがダウ平均から除外されて、アップルが新たに採用された日なのです。で、それ以後もダウ平均の構成銘柄は変わっています。私が調べた限り、こんな感じ。
抜け漏れがないとは言えないけど、ウォルグリーン以外で、この10年の間に追加されて削除された残念な子がいなければ、きっと抜け漏れはない😆!
2018年6月26日
エジソンが創業したゼネラル・エレクトリックを除外。これでダウ平均構成銘柄が30個になった1928年以降その地位を守り続けている会社は1つもなくなった。
薬局チェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスを追加。
2019年4月2日
化学のダウ・デュポンを除外。
科学のダウを追加。あまり詳しく知らないですけど、ダウ・デュポンがデュポン、ダウ、コルテバの3社に分割したみたいなので、3人の中でダウが後継者に選ばれた、ということでしょう。
2021年8月31日
石油のエクソンモービル、医薬品のファイザー、軍事産業のレイセオン・テクノロジーズを除外。
バイオ医薬品のアムジェン、顧客管理ソフトのセールスフォース、産業オートメーションや航空機事業などを手掛けるコングロマリットのハネウェル・インターナショナルを追加。
ダウ平均は業種の偏りがないように銘柄が選ばれるみたいですが、アップルの株式分割を受けてハイテク比率が下がったからセールスフォースを入れた、ということみたいです。
2024年2月26日
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスを除外。
アマゾン・ドットコムを追加。
ウォルマートの株式分割を受けての小売セクターの調整、と言っていますが、実質的にはウォルグリーンに対するアンタ業績悪すぎ😎、という主張でしょう。
2024年11月8日
インテル、化学のダウを除外。
エヌビディア、塗料のシャーウィン・ウィリアムズを追加。
で、もう1回 ダウ・ジョーンズ工業株価平均構成銘柄の変遷 をしげしげ眺めてみましょう。これ、おもしろいですね。
今、ダウ平均に残ってる会社の中でいちばんの古株は、P&Gですね。1932年採用。もうすぐ100年です。
次はなんと私の推し、スリーエムカンパニー。1976年。
その後、医薬品のメルクとIBMが1979年、アメリカンエキスプレスが1982年、マクドナルドが1985年、コカ・コーラとボーイングが1987年と続きます。
スリーエムのかつての栄光が😭・・・
いろいろ調べている過程でこんなのも見つけました。
120 周年を迎えたダウ・ジョーンズ工業株価 平均® : 誕生から今日までの歩み
これの4ページにこんな表が載っているのですが!

なんと、2016年3月末時点では!
スリーエムはダウ平均構成銘柄の中で株価がいちばん高かったのです。$166.63。
だいぶ回復してきた今の株価よりも$15~$20くらい高いし、なによりこの10年近くの間に他の会社の株価がぐいぐい伸びてきて、2番手だったゴールドマンの株価は今や$500を超えていますからねえ。
スリーエムにも$350.00越えくらいはしてほしいモンですよ。
とこんな感じで!
最後は株価で遊ぶというより、歴史のお勉強になってしまいましたけど😆!
なかなか、面白かったですね!

というわけで、以上、ダウ平均で遊ぶ!でした。
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