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頼むことも、受け取ることも、循環の一部

「あの人なら、引き受けてくれるかもしれない」

ふと、そう思う瞬間が私にもあります。

​スマホを前に、しばらく考え込んでしまう。

「じゃあ聞いてみようかな」とメッセージを打とうとして……

でも、その先に進む前に、指が止まる。

「言いにくいし、面倒かけるのも悪いし」

そう思って、遠回しに、探るように聞いてみる。

そして、少しでも「あ、無理そうかも」という空気を感じたら。

そこでもう、打診すること自体をやめてしまうんです。

「じゃあ、自分でやろう」

「これは、できなくてもいいか」

そうやって、それ以上は何も言わずに諦めてしまう。

それが、私のいつもの選択でした。

でも、よくよく考えてみると、これって当たり前のことなんですよね。

お願いするというのは、多少なりとも相手の時間や手間を使わせるということ。

だから「頼んでいいのかな」って立ち止まってしまうのは、ごく自然な感覚なんだと思います。

タクシーを使えば、人に頭を下げなくても移動できる。

宅配を頼めば、荷物を持ってもらわなくても済む。

お金を払えば、人の手を借りずに済むことも、実はたくさんあります。

でも、すべてがそうじゃない。

「話を聞いてほしい」「そばにいてほしい」……

そんな頼みごとは、お金では代わりがきかない。

誰でもいいわけじゃなくて、「あなたに」頼みたいことだから。

だからこそ、それを言葉にするのは、もっと勇気がいるのかもしれません。

そして、聞いてもらえるかどうか、半分半分の気持ちでお願いすることもあります。

断られたら仕方ない、そうわかっていても、少しだけしゅんとしてしまう自分もいる。

それも含めて、頼むということなんだと思います。


今日の1分ワーク

「自分から『助けて』なんて、どうしても言いにくい」

もし、あなたが今そんな風に、一人で両手いっぱいの荷物を抱えているなら。

一度、手のひらを上に向けて、膝の上に置いてみてください。 

そして、もし誰かが「手伝おうか?」と声をかけてくれたときのことを、想像してみて。

そのとき、「いいえ」ではなく「ありがとう、お願い」と言える自分を、心の中でそっと予行演習してあげてください🌸


🗝️ 数秘で見えてきたこと

今月巡っている数秘「8」は、豊かさを循環させる「∞(無限大)」のエネルギー。

8の循環は、一方通行では生まれません。

差し出す人がいて、受け取る人がいて、初めて流れが生まれます。

頼むというのは、その循環の入り口に立つこと。

頼む側は「迷惑じゃないかな」と大きく捉えがちだけど、頼まれた方は、案外そんなに重く受け止めていないことも多いものです。

「頼んでいいかな」とためらうのも、「断られたらどうしよう」とドキドキするのも、それだけ相手を大切に思っているからこその感覚です。

完璧に頼めなくてもいい。

半分の勇気で聞いてみることも、ちゃんと循環の一歩です。

そして、差し出された手を受け取ることも、また同じ循環の一部。

「ありがとう、お願い」と言えたとき、あなたと相手の間に、小さな∞(循環)がひとつ生まれます。


🐇 数秘の図書室より

不思議の国の図書室にある古い本には、こんな言葉が記されていました。

「差し出された手は、あなたへの贈り物。それを握り返すことは、相手への贈り物でもあるのだよ」

不思議の国の図書室より

あなたは今日、差し出された優しさを、ひとつでも受け取ることができましたか?

もしよければ、その温かい瞬間をコメント欄でそっと教えてくださいね。

案内人のゆき。が、いつでもこの図書室で待っています🐇

📖 図書室のご案内
迷い込んだついでに、のぞいていってね。
▶︎ 白うさぎが残した「はじまりの物語」
▶︎ 私がここをつくるまでの話


🗝️ 来月予告

8月は数秘で9のエネルギーの月。

9は「完成・手放し・慈しみ」を司る数字。

不思議の国のドードー鳥のように、みんなを見守りながら、静かに一つの物語を締めくくる、そんな月です。

握りしめていたものを、そっと手放すこと。

そしてその手で、また新しい何かを受け取る準備をすること。

来月は、そんな「手放す」お話を図書室からお届けします。楽しみにしていてくださいね🐇


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