見出し画像

「断ってもいいよ」感を出す。

「誘うのって、勇気がいりますよね。」

取材でも、よく聞かれます。

たしかに、その気持ちは分かります。

断られたらどうしよう。

迷惑だったらどうしよう。

そんなことを考えてしまう。

でも、少し視点を変えてみると、今は昔よりずっと誘いやすい時代なのかもしれません。


昔は、家に電話をかけていました。

相手のお父さんやお母さんが出ることもある。

留守電を入れることもある。

メールの時代になれば、文章を何度も推敲して送る。

返信が来るまで、そわそわする。

それに比べると、今はLINEがあります。

「今度、お茶でもどうですか?」

ほんの一言で送れる。

コミュニケーションは、ずいぶん軽くなりました。


当然、

「断る」ことも、軽くなった。

「その日は予定があって。」

「また今度ぜひ!」

そんな一言で、お互い気まずくならずに終われる。

昔よりも、「断る技術」も社会の中で育ってきたということも言えます。


であれば!

誘う側も少し肩の力を抜いていい。

断られたら、その日は都合が悪かっただけかもしれない。

気分が乗らなかっただけかもしれない。

あるいは、本当に忙しかっただけかもしれない。

断られたことを、「自分が否定された」と受け取る必要はありません。


この本を書いていて思ったのは、

誘えない理由の多くは、現実ではなく、自分の頭の中にあるということです。

時代は、昔よりずっと誘いやすくなっています。

相手も、断りやすくなっています。

だったら、お互いに少し気楽でいい。


もちろん、何度もしつこく誘うのは違います。

相手の都合や気持ちを尊重することは大前提です。

でも、一度声をかけることまで遠慮しなくていい。

その一歩が、新しい人間関係の始まりになることは、たくさんあります。


「断られたらどうしよう。」

そう思ったら、こんなふうに考えてみてください。

断ることも簡単な時代なんだから、誘うことも、もう少し気軽でいい。


今日の一節

「先回りして『断ってもいいよ感』を演出する」

「誘う」というと、「どうすればOKしてもらえるか」を考えがちです。

でも、本当に大切なのは、相手が気持ちよく返事をできること。

予定が合わなければ断っていい。

気が向かなければ無理をしなくていい。

そんな空気をこちらから用意しておくと、お互いに気持ちよく付き合える関係になります。

「誘う」とは、相手を追い詰めることではなく、安心して選べる余白をつくることでもあるのです。

📖 **『「誘える人」がぜんぶ手に入れる』発売中です。


いいなと思ったら応援しよう!