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【美容師からの転職】営業未経験から達成できる理由──“売るのが苦手”を克服した9ヶ月(iQra Interview)

美容師時代、一番苦手だったのが商品を売ることでした。だからこそ、その苦手を克服するために営業を選んだのです。もちろん未経験の世界。最初はうまくいかないことばかりで、上司に何度もロープレをお願いし、帰宅後も納得できるまで繰り返し練習しました。自分で決めた転職だから、やりきらないといけない。苦手だから逃げてしまったら終わりだと、必死に取り組みました。

海野 飛馬
セールスチーム所属。
2025年4月、27歳で美容師からイクラ株式会社に入社。
営業未経験ながら入社1ヶ月目から目標を達成し、9ヶ月間で着実に成果を積み上げる。
美容師時代は商品販売が苦手だったが、「イクラ不動産」というサービスの価値を信じ、丁寧なヒアリングを軸とした独自の営業スタイルを確立。現在はアンバサダー会議にも参加し、受注数向上の取り組みを推進している。


美容師から営業へ──海外経験と転職を決めたきっかけ

ーーイクラ株式会社に入社される前のキャリアと、入社に至った経緯を教えてください。
イクラ株式会社へ転職する前は、美容師として働いていました。
高校生の頃、国際系の学校に通っていて、将来は海外に住みたいという目標があったのと、どの国でも通用するよう、手に職をつけたいと考え美容師を選びました。

日本の美容室で働いた後、24歳でカナダに渡り、1年間現地で美容師をしていました。日本の技術を持つ美容師は、カナダでは重宝されました。ただ、食事が合わず、毎日の暮らしに直結する部分なので、どうしても耐えられず日本に帰国しました。

帰国後も美容師を続けていましたが、薬剤による手荒れが、夜も眠れないほどひどくなりました。得意分野だったカラーリングができなくなり、美容師を続けることが難しくなったのです。

仕事自体は心から好きでしたし、続けられるなら将来的な独立も考えていたので、辞める決断はかなり大きなショックでした。今振り返ると、自分にとっては、大きな挫折だったと思います。

ーーその後、なぜイクラ株式会社を、そして営業職を選ばれたのでしょうか。
次に何をしようか考えたとき、営業力が必要だと思いました。実は美容師時代、商品を売ることが一番苦手だったからです。だからこそ、苦手を克服するために、あえて営業を選びました。

ITに興味があったので、IT関係の営業職を探す中で「イクラ株式会社」を見つけ、今までにない面白いサービスだと感じました。不動産の知識は全くあ
りませんでしたが、興味を持って応募しました。

ーー入社の決め手は何でしたか。
代表の坂根さんや、辻野さんとの面談を通じて、ここなら営業力だけでなく、成長を感じられる会社だと思ったからです。

また、辻野さんも以前海外で働いていた経験があると聞き、自分と共通する経験をされている方がいたことに安心感がありました。

入社9ヶ月で見えてきた成長──苦手だった営業で目標を達成

ーー入社されて9ヶ月が経ちました。イクラ株式会社での仕事はいかがですか。
入社前から「成長機会の多い会社だろう」と期待はしていましたが、実際に働いてみると想像以上に早いスピードで、多くのことを経験させてもらっています。

入社してすぐ、電話でアポイントを取り、アポイントが取れるようになると、早いタイミングで商談にも同席させてもらえました。初めは緊張もしましたし、自分にできるか不安もありましたが、その分、短期間で多くのことを学べた実感があります。

ーー営業未経験、さらに営業が苦手だと感じていた中で、どのように成果につなげていったのでしょうか。
正直に言うと、最初は「とにかくやってみるしかない」という気持ちでした。
ただ、闇雲に数をこなすのではなく、できる限り準備と振り返りを重ねることを意識していました。

具体的には、上司の曽根さんに、何度もロープレをお願いしました。営業終了後の時間を使って、商談の流れや言い回しを細かく確認し、翌日以降のトークに反映していきました。

それに加えて、自宅に戻ってから、一人でセールストークを声に出して練習しました。いわゆるシャドーボクシングのような形で、商談の入りからクロージングまでを繰り返しシミュレーションし続けました。

うまくいかない時期には、GPTのようなAIツールを、壁打ち相手として使ったこともあります。トークの組み立て方や、伝え方のパターンを変えてみるヒントをもらいながら、自分なりの言葉に落とし込んでいきました。

その結果、入社1カ月目と2カ月目は売上目標を達成し、3カ月目で一度未達になったものの、4カ月目と5カ月目で再び達成できました。波はありますが、苦手ながらでも、必死に努力すれば、経験の長いメンバーと同じぐらいの数字を出せるんだと励みになりました。

ーーそこまでやり込み続けられる原動力はどこにあるのでしょうか。
一番は、「自分で選んだ転職だから、途中で投げ出したくない」という気持ちが大きいです。
美容師を続けられなくなった経験をしているので、次に選ぶ仕事では、途中で投げ出したくないという強い気持ちで臨みました。

営業を選んだ理由も、得意だからではなく、苦手だと感じていたから。その苦手なことから「逃げちゃったら、終わりやな」と考えていました。 「苦手意識はあるものの、成長機会として選んだんだから、どんだけしんどくてもやるんや」という思いが、毎日の練習の支えになっています。

挫折から生まれた「粘り強さ」と、ベンチャーでの成長スピード

ーー先ほど、「美容師を辞めざるを得なかったこと」が挫折だったとお話しされていました。その経験は、今の仕事にどう影響していますか。
美容師は、高校時代から目指してきた仕事でした。
将来は自分の店を持つこともイメージしていましたし、日本と海外のどちらでも働ける仕事として、大事にしてきたキャリアです。

それだけ思い入れのある仕事を、手荒れという理由で手放さなければいけない状況になったときは、さすがに落ち込みました。ただ、時間がたつにつれて、「次は、自分に何ができるかな」と考えるようになりました。

好きな仕事であっても、体の事情など、自分ではどうにもできない理由で続けられなくなることがあります。そこで次に選ぶ仕事は、環境や条件に左右されすぎるものではなく、「自分の努力で伸ばせる余地があるものがいい」と思うようになりました。

その点、営業はまさに自分次第でいくらでも伸ばせる仕事だと感じています。「どれだけ自分が適用できるか、どんだけ頑張れるか」で結果が変わる。そう思えたからこそ、数字が伸びない月があっても「ここで諦めたら、苦手なままで終わってしまう」と踏ん張れています。

実際に、うまくいかなかったときほどトークを組み立て直したり、事業理解を深めるために社内に蓄積された過去のNotionを読み返したりして、もう一度やり方を整える。挫折を経験したからこそ、簡単には諦めない姿勢が身についたと思います。

ーーイクラ株式会社はスタートアップ企業ですが、働く中でどのような社風を感じていますか。
一言で言うと、成長の機会が多い会社だと感じます。
入社して間もないタイミングから電話や商談を任せてもらえますし、受注数を増やすためのアンバサダー会議への参加、資料を作成して発表する役割も任せていただいています。

美容師時代は、技術を磨くことが中心で、数字や資料作成、施策の企画といった要素に触れる機会はほとんどありませんでした。イクラでは、営業として数字を追うだけでなく、チーム全体の受注をどう増やすかを考える立場も経験させてもらえているので、学ぶ範囲の広さに驚いています。

資料作成も自分で行っていますが、美容師の頃は、そういった機会が全くなかったので、最初は3時間ぐらいかかりました。今でも時間はかかりますが、内容は良くなってきたと辻野さんにも言っていただきましたし、徐々に成長を感じられています。

そして、アンバサダー会議に参加することで、PDCAサイクルを回すことの大切さも学びました。回し方すら知らなかったので、本当にありがたいと感じています。

サービスへの信頼が営業力に変わる

ーー営業をしていて、やりがいを感じた場面はありますか。
数字がついてくることがやりがいになります。また、自分が加盟していただいた会社で、イクラ不動産を使って成約ができたという連絡をもらったときもやりがいを感じました。

成約報告は本来別の部署に連絡が行くのですが、たまたま私に別の要件で連絡があった際に「1件成約できました」と伺うことができて「本当に入ってもらって良かったな」と思いました。

ーーイクラ不動産のサービスについて、どのように感じていますか。
自分が本当に良いと思っているので、「不動産会社さんに、本当にやってほしい」という想いで提案できています。良いと思っているからこそ、提案しやすいです。

美容師の頃は、自分が本当に良いと思っていないものでも、「売らなきゃいけない」という気持ちが強かった。しかし今は、本当に良いと思って売れるので、その点が大きな違いだと感じています。

ーーサービスが良いというのはどこで感じましたか。
入社前に坂根さんや辻野さんとお話ししたときや、入社後に事業理解を深めていく中で、改めてサービスが良いものだと感じました。

さらに売り上げが落ちた時、辻野さんから「事業理解を深めたら、もっと「イクラ不動産」を良いと思って提案できる」とアドバイスをもらい、過去の資料やnoteを見ました。どのような思いでイクラを作ったのかを知ることで、より強い想いをもって売れるようになりました。

ーーサービスが良くなかったら、どう感じますか。
良いものじゃないと、前のめりには売りづらいと思います。良いものでなければ、「提案はするけれど、断られてもしかたがない」という前提になってしまうのではないでしょうか。

イクラ不動産は良いサービスなので、話をちゃんと聞いてもらえれば、受け入れてもらえると強く思っています。
営業が苦手だった自分でもできるということは、どんな人でもできるのではないかと考えます。

「押し売りはできない」タイプが見つけた、自分らしい営業スタイル

ーー今の営業スタイルはどのようなものですか。
美容師の頃から、お客さまと会話するのは好きでしたし、人と仲良くなるコミュニケーション自体は得意でした。
ただ、「このシャンプーどうですか」といった商品提案になると、心から良いと思えていないものを勧めることに抵抗がありました。

しかし、イクラに来てからは、その感覚がむしろ強みに変わったと感じています。
自分が納得していないものは勧められない。だからこそ「イクラ不動産」がどんな価値を提供できるのかを徹底的に理解して、「なぜ不動産会社にとってメリットがあるのか」を自分の言葉で説明できるところまで落とし込みました。

商談では、一方的に話すのではなく、相手の課題や状況を丁寧にヒアリングすることを意識しています。その分、他のメンバーより商談時間は少し長めで、20分程度で終わる方が多い中、自分は30分から40分ほどかかるケースもよくあります。

ただ、その時間をかけて「どの部分で価値を出せるか」を一緒に確認しながら話すことで、最後にご納得いただける確率が上がっている感覚があります。自分に合わないスタイルを無理に真似するのではなく、性格やこれまでの経験を軸にした営業スタイルを作っていることが、今の成果につながっていると感じます。

ーー社内の教育やサポート体制については、どのように感じていますか。
一番ありがたいのは、「聞きやすい環境」があることです。セールスチームのメンバーは、こちらから相談すると、必ず時間を作ってくれます。

特に曽根さんには、入社当初から本当にお世話になりました。営業時間外も含めてロープレに付き合っていただいて、未経験の自分に対しても、イクラ不動産の営業の「型」から、改善すべきポイントまで丁寧にフィードバックをくださいます。

それに、大前さんのように入社時期が近いメンバーが営業成果を出している姿を見ると、素直に刺激になります。「自分も負けていられないな」と背中を押される感覚があります。

人との相性はどの職場でも運の要素があると思いますが、イクラはみんな「めっちゃ優しく教えてくれる」環境だと感じています。だからこそ、未経験からでも一歩踏み出しやすいし、挑戦を続けられるんだと思います。

異業種からの未経験転職を考えている人へ

ーー最後に、異業種からの未経験転職を考えている方にメッセージをお願いします。
私は、もともと営業が得意ではありませんでしたし、どちらかというと慎重な性格です。
準備をしっかりしたいタイプなので、「入社してすぐ電話」と聞くと、以前の自分なら構えてしまっていたかもしれません。
それでもイクラに入って感じたのは、未経験だからこそ吸収できることが想像以上に多い、ということでした。

営業経験が長い方ほど、これまでのやり方にこだわってしまう場面もあると思います。一方で自分のような未経験者は、凝り固まっていない状態で、会社の型を素直に取り入れやすい。そこは大きな強みだと感じています。

もちろん、成果を出すためには、自分から学びに行く姿勢が必要です。
ロープレをお願いしたり、資料を読み込んだりと、地道な積み重ねが欠かせません。しかし、その積み重ねに対して、イクラはきちんとチャンスと評価で応えてくれる会社です。

営業が苦手な方や、異業種からのチャレンジに迷っている方にこそ、「苦手をあえて選ぶ」という選択肢もあるとお伝えしたいです。
私自身もまだ途中ですが、未経験でも一歩踏み出し、努力を続ければ景色は確実に変わると実感しています。


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