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入社わずか1ヶ月で16件受注――型の徹底と圧倒的な作業量が生んだ成果 (iQra Interview)

入社前から準備を始めたのは、初日から商談に出られる状態にしておきたかったからです。将来大きな仕事を任せてもらうために上のポジションを目指し、今できることはすべてやると決めています。
大切にしているのは「遠慮はいらないけど、配慮は必要」という考え方です。質問する時も相手の予定や忙しさを見てタイミングを選ぶ。営業は個人戦ではなく団体戦だと思っているので、独りよがりにならず、チーム全体で成果を伸ばしていきたいと考えています。

山口麟太郎
2025年11月10日にイクラ株式会社に入社。
入社前から商談動画を視聴し、トークスクリプトを暗記。入社前日には上司とロープレを実施するなど、徹底した準備でスタートダッシュを切る。入社後わずか2週間足らずで4件受注という成果を達成。
「型への忠実さ」と「圧倒的な行動量」を武器に、受注率50%を目標に掲げ、日々商談数を重ねている。将来的には新規事業の責任者として会社や事業に責任を持つ立場を目指し、成長を続けている。


――イクラ株式会社への入社を決めた理由を教えてください。

理由は3つあります。
まず1つ目は、大きな仕事を任されるポジションを目指したいと思ったからです。将来的には事業や組織を任される立場になりたい。そのため、新規事業の立ち上げなどを間近で経験できて、結果を出せばチャンスがもらえるスタートアップ企業を探していました。

2つ目は、まったく知らない業界に挑戦したかったからです。不動産業界のことは正直ほとんど分かっていませんでしたが、それでもサービスをみて「良さそうだな」と感じました。顧客のためになる商売をしたいという思いから、あえて未経験のIT×不動産領域に飛び込むことを決めました。

3つ目は、事業に対する姿勢です。ミッションやバリューに掲げられている「一に売主、二に不動産会社、三にイクラ」という考え方に強く惹かれました。
この3つが全部揃っていたのがイクラ株式会社でした。

―― 入社前のご経歴についても教えていただけますか。

新卒で、法人向けの新規開拓営業を行う、いわゆる「ゴリゴリの営業会社」で約2年間働いていました。
終電や深夜まで仕事をするのが当たり前という環境でしたが、その分、営業トークの組み立て方や、PDCAを高速で回しながら結果を出す感覚は徹底的に叩き込まれたと思います。

その後は、転職活動の時間を確保するために、飲食店向けの集客支援サービスを扱う会社で、アルバイトとして約半年間営業を担当しました。

――あえて業界もサービスも変えて、スタートアップ企業に飛び込んだのはなぜでしょうか。

前職では「顧客のためになるかどうか」よりも、売上を優先するような場面が少なくありませんでした。自分は、社会貢献を掲げるタイプではありませんが、人を不幸にするような働き方はしたくない。だからこそ、営業をするなら、自分の家族にもすすめられるサービスを扱いたいとずっと思っていました。

そんな中で出会ったのが、イクラのミッション・ビジョン・バリューです。「一に売主、二に不動産会社、三にイクラ」と明記されていて、報酬を受け取る不動産会社ではなく、売主を一番に置いている、この順番がとても印象的でした。普通は、お金をくれる相手を最優先しがちです。それでもあえて売主を一番に掲げている姿勢に、「本気で顧客を大事にしている会社なんだ」という強い想いを感じ、惹かれました。

また、私は、中学生の頃から「どうせ働くなら、社会への影響が大きい仕事がしたい」と漠然と考えてきました。経営者である父が、自分で決めて責任を取る姿を間近で見てきたことも、この考え方に大きく影響しているのだとと思います。

最終面接では、イクラがこれから実現しようとしている長期的な構想を聞きました。その内容が実現すれば、社会に与えるインパクトは相当大きいと感じましたし、「自分の時間を投じるなら、こうしたダイナミックな事業に関わりたい」と素直に思えました。だからこそ、イクラで挑戦しようと決めました。

――入社して1か月もしないうちに、16件の受注を達成されたと伺いました。なぜそこまで早く結果が出せたのでしょうか。

正直、勢いもあったと思います。ただ、直接的な要因としては、入社前に準備をしていたことが大きいです。
入社したら速攻で商談したかったので、最終面接の段階で上司に商談動画や商談トークスクリプト、不動産業界についてまとめた資料を共有してもらいました。それをインプットして、入社前日に、上司と商談のロールプレイングをさせてもらいました。

営業の型がすでに出来上がっているので、それを台本のセリフを覚えるような感覚で、忠実に実践しました。型とサービス自体が強力であったため、業界知識が浅くても「絶対にいいサービスなので、やりましょう!」と本気でおすすめしたら受注できたという感じです。

――入社後の1ヶ月間、具体的にどのような行動をされてきましたか。

入社後は、とにかく行動量を増やすことを決めていました。商談の数を最大化することを優先し、アポイントを可能な限り詰め込んだのです。

営業ではよく「量と質」という話がありますが、質だけを考えていても始まらないと思っています。まずは量をこなさないと、自分のどこが良くてどこが悪いのかも見えてきません。

イクラには、すでに成果が出ている商談の型があります。その型をできるかぎり忠実に再現しながら、ひたすら商談の場数を踏みました。商談のあとには録画を見返し、「なぜうまくいったのか・どこがよくなかったのか」を振り返る。わからない点はすぐ先輩に質問し、その内容をロープレで試して修正する。このPDCAをひたすら回し続けてきました。

短期間で結果を出せたのは、試行錯誤を続けたことに加え、周りのメンバーが時間を惜しまずサポートしてくれたおかげだと感じています。

――量をこなし続ける原動力は、どこから来ているのでしょうか。

シンプルに言うと「どうせやるなら結果を出した方が楽しい」からです。同じ時間を使って営業をするなら、アポが取れて受注が決まり、チームで喜び合えた方がシンプルに楽しいですよね。

逆に頑張らず、数字が出ない状態が続くと、仕事そのものが面白くなくなります。その負のループに入りたくないので、「楽しみたいから量をこなし続けている」という感じです。

──学生時代にはNPO法人に挑戦し、うまくいかなかった経験があると伺いました。その経験は今の仕事にどう繋がっていますか。

NPO法人の立ち上げに失敗した経験だけでなく、その頃に事業を伸ばしている同世代の起業家たちと接したことで、「自分は天才ではない」とはっきり自覚しました。この感覚は、今もいい意味で自分の中に残っています。

だからこそ、「凡人である前提でどう戦うか」を考えるようになりました。結果を出している人のやり方を素直に真似し、営業では決められた型に忠実に取り組む。うまくいかなかった理由を言語化しながら、試行錯誤を続ける。

この仕事に向き合うスタンスは、当時の経験が土台にあるからできているのだと思います。

――営業で成績が上がらない時期もあったかと思います。どう乗り越えてきましたか。

うまくいかないときは、まず自分のやり方を振り返ります。調子が良かった時期と今のトークや準備を比べて、どこがずれているのかを確認する。それでも結果が出ない期間は、運やタイミングの要素もあると割り切り、必要以上に自分を責めないことで、メンタルを維持しています。

また、周りの数字と自分の数字を比較し過ぎると、むしろ動けなくなることを、これまでの経験で実感しています。そのため、半分は周りと比較しつつ、残り半分は「昨日の自分」との比較にする。このバランスを意識することで、トータルで見たときに結果が出やすいと考えています。

──チームで働くうえで、大切にしている考え方を教えてください。

チームで働く時は、自分だけが数字を伸ばすことよりも、「どうすればチーム全体の売上が上がるか」を考えるようにしています。その方が会社にとってもプラスですし、最終的には自分の成長にもつながると思っているからです。

この考え方の土台になっているのが、前職の上司からかけてもらった「遠慮はしなくていいが、配慮は必要」という言葉です。分からないことがあれば、遠慮せずに質問やロープレをお願いする。ただし、相手の忙しさや商談前後のタイミングにはきちんと気を配るようにしています。

また、自分が先に学んだことは、後から入ってきたメンバーにも積極的に共有しています。このように、お互い助け合いながら全員のレベルを上げていくことで、チーム全体の数字も上がり、組織としての力も強くなっていくと考えています。

私は、学生時代からバスケットボールなどのチームスポーツが好きだったので、「個人戦だけれどチーム戦」という今の環境は、とてもフィットしていると感じています。

──イクラで働く中で、やりがいを感じるのはどのような瞬間でしょうか。

1番分かりやすいのは、受注が決まった瞬間です。電話口でお客様から「やります」と言っていただいたときは、素直にうれしいです。また、アポイントが連続して取れた日は、テンションが上がります。

さらに、売主の方からの感謝の声が社内で共有されるのを見ると、「自分たちの提案が、ちゃんと現場の取引につながっているんだ」と実感できます。自分が関わった案件が、実際の成約や感謝のメッセージとして返ってくると、「このサービスを扱っていて良かったな」とやりがいを感じます。

──社内の雰囲気は、どう感じていますか。

セールスメンバーも他部署の方も、皆さん非常に協力的です。質問すれば時間を割いて丁寧に答えてくださいますし、ロープレも業務後に快く付き合ってくださいます。

会議にも参加させてもらっていますが、各部署が真剣に数字と向き合いながら、会社の方向性やビジョンも共有しており、透明性が高いと感じています。

──イクラ株式会社は、将来独立を視野に入れているメンバーも受け入れていると伺いました。そうした環境で働く魅力について教えてください。

イクラで働いていると、経営の考え方や事業づくりの視点を、オープンに共有してもらえます。スタートアップの現場でメンバーとして働きながら、同時に「経営側のモノの見方」も学べるので、独立や起業を視野に入れている人にとっては、非常に恵まれた環境だと感じています。

また、年齢や社歴にかかわらず、どれだけ自発的に行動し、どれだけ数字を出したかで早期にチャンスが与えられる。結果を出せば早い段階から任せてもらえますし、役員との距離も近く、聞きたいことを直接ぶつけられるのも大きな魅力です。

──ご自身のキャリアステップについて、どのように描いていますか。

直近の目標は、毎月の数値目標を、安定して達成できる状態をつくることです。受注率を高めるために、商談前の準備や構成の見直し、ロープレでの改善を続けながら、1件ずつ着実に数字を積み上げていきたいと考えています。

そのうえで、1年後には個人としてだけでなく、チーム全体の成果を押し上げられる存在になりたいです。さらに、新しい事業の立ち上げや、営業組織全体の仕組みづくりにも関わっていきたいと思っています。どの役職名に就くかに執着しているわけではなく、事業全体に責任を持ち、大きな仕事に携わっていきたいです。

──最後に、イクラのようなベンチャーで活躍したい人に向けて、一言お願いします。

「楽をしたい方」には向かない環境だと思います。ただ、成長したい気持ちが強くて、量をこなしながら自分なりに工夫していける方にとっては、これ以上ないほど恵まれた環境です。

営業未経験の方でも、用意された型を素直に吸収し、分からないことを周囲に聞きながら行動量を担保していけば、短期間で大きな成果を出すことは十分可能だと感じています。

イクラには、時間を惜しまずフィードバックやロープレに付き合ってくれる先輩や同僚がいます。あとは、自分がどこまで上を目指したいか、そのために「どれだけ手を動かして成長を掴みにいけるか」だと思っています。


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