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断ることは、じぶんに還るための小さな勇気

じぶんに還ると、毎日はもう少しやさしくなる。

この連載「じぶんに還る 0次予防」では、
じぶんの感覚を取り戻し、心地よくととのえていくための視点を綴っています。

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前回は、境界線を持つことはじぶんを守るやさしさでもある、ということを書きました。
今日はその流れの中で、
断ることについて目を向けてみたいと思います。


断れないとき、じぶんは少し遠くなる

本当は難しいと感じているのに、引き受けてしまう。
ほんとうは余裕がないのに、「大丈夫です」と言ってしまう。

そんな経験は、誰にでもあると思います。

その場はうまくいくかもしれない。
でもあとで、どこかに無理が残る。

少し疲れる。
少し苦しくなる。
少し、じぶんから離れる。

それは、断れなかったことが悪いのではなく、
じぶんの感覚を後回しにしてしまったサインなのかもしれません。


断ることは、関係を壊すことではない

断る、というと、
どこかで相手を拒むような感覚があるかもしれません。

でも本当は、そうではありません。

できないときに、できないと言う。
難しいときに、難しいと伝える。

それは、相手との関係を大切にするための、
正直なコミュニケーションでもあります。

断ることは、関係を守るための選択でもある。


小さく断ることから始めていい

いきなり大きく変えなくていい。

まずは、小さく。

少し考えさせてください、と伝える。
今日は難しそうです、と言ってみる。
今は余裕がありません、と気づく。

それだけでも、
じぶんの感覚は、ちゃんと守られはじめます。


断ることで、じぶんの輪郭が戻ってくる

断ることができたとき、
少しだけ、安心する。

少しだけ、軽くなる。
少しだけ、じぶんに戻る。

それは、
じぶんの輪郭が戻ってきた感覚。

無理を重ねない選択は、
じぶんとの関係を、やさしくととのえていきます。


0次予防は、小さな違和感を見過ごさないこと

不調になる前にととのえる。
そのためには、
小さな違和感に気づくことが大切です。

ほんとうは無理かもしれない。
ほんとうは少し疲れている。

その感覚に気づいたとき、
ほんの少し立ち止まれるかどうか。

そこで選ぶひとつの「断る」が、
じぶんを守る大きな一歩になることもあります。


最後に、ひと呼吸

いまの私は、どこで無理をして引き受けているだろう。
そして、ほんとうはどんな選択をしたいのだろう。

今日もまた、じぶんに還る一歩を。

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