人一倍敏感な子の子育て #1
ずっと書こうと思っていたテーマ、人一倍敏感な子どもの子育てについて書き綴っていこうと思います。本テーマは、継続して発信していきますので、ご興味ある方はどうぞ更新をお楽しみに(^^)
ほかの子と違うのは、敏感すぎるから?
ここ数年、人一倍敏感な子供=Highly Sensitive Child(以下HSC)の本が多く出回るようになりました。
・周りの音が気になって集中できない
・すぐに不安に駆られる
・泣きやすい
・空想に耽りやすい
・痛みやかゆみを感じやすい・・・
ほんの一例ではありますが、上記に当てはまるお子さんは、HSCの可能性があります。
私自身、当時、1歳半の長男の子育てで毎日くたくたになっていたある日、本屋でエイレン・N・アーロン氏の「ひといちばい敏感な子」(明橋大二翻訳 1万年堂出版)と出会い、「うちの子はこれだ!」と興奮したのを覚えています。
何でもないようなことで突然泣き出したり、めちゃくちゃな行動に出たりするので、それにいちいち反応して、こちらも大声をあげる…。そんな日々に終止符を打ってくれる本だったのです。
その原因は「敏感すぎる」ことにあった、と私は思いました。
それに気づいてから、子供との接し方を変えられるようになりました。
というのも、私自身、敏感な人間(Highly Sensitive Person)だとわかり、子供の行動にも納得ができるようになったのです。
「特別、貴重な経験をしている」「特別な子を育てていることに自信をもって」というアーロンさんのメッセージは、私を支えてくれています。
それに加えて、アドラー心理学の知識が、子育てをするうえで大いに役立っています。
ここでは私の、敏感な子どもの子育て経験からできるアドバイスと、アドラー心理学を学んだうえでの子供との接し方をご紹介していきます。
何かが気になるから泣いたり騒いだりする。でも大人にはわかりにくい。時間をかけて一緒に解決してあげよう
HSCは、些細なことが気になって仕方がないようです。
たとえば、
・遠くで救急車のサイレンが鳴っているのが聞こえて、今している作業を中断してしまう。
・洋服のタグが首にあたってチクチクするのが気になる。
・今何時かが気になる(次に予定していることの時間が気になる)。
・好みの食べ物や飲み物のストックがない(飲食物へのこだわり)。
など。
そんなこと、気にしなくてもいいでしょ! とつい言ってしまいますが、ここは我慢のしどころです。
子どもにとっては、本当に重要なことなのです。
ただし、あまりに気になってしまうのも問題なので、子供の言ったことはいったん受け止めましょう。そのうえで、あまり気にしなくてもいいということ、また解決できる問題があれば一緒に解決してあげましょう(洋服のタグを着るとか、好きな食べ物や飲み物は切らさないようにしておくとか)。これだけでもお互いに落ち着いて過ごせる時間が増えます。
うちの子は特に、本人の問題点を口に出してくれないので、困っています。どうやら、自分の気持ちを我慢できずに発散するのが一番で、その気持ちや感情を言葉にするのにとても時間がかかるようです。
ただ、落ち着いてしまうと、その問題は本人にとっても重要ではなくなるようで、聞いても答えないで次の課題に取り掛かる(遊んだり勉強したり)ことのほうが多いです。
重要なのは、気持ちが爆発してしまった時にどう対処するか、だと思っています。
小さいうちはこちらから、いま抱いている感情に当てはまる言葉を問いかけてあげるといいでしょう。(痛いの? 喧嘩したの? おもちゃで遊びたかったの? など)
ただ、小学生くらいになったら、さすがにそれでは生活に困るので、自分が困らない程度に気持ちを表現する言葉を発することができるよう訓練していくべきだと思います。
うちでは目下、訓練中です。なかなかすぐには難しいですが、成長するとはそういうことですから、気長に付き合っていく必要があると思っています。
伝える練習の中で一つ、取り入れているのは「メモで伝える」方法です。
どうしても言いにくいことはあると思います。そういう時は、文字が書けるのですからメモでもいいので「伝える」努力をしよう、と働きかけています。
先日、こんなことがありました。
学校から帰ってくるなり、床にごろんとしたまま動かない子供。そして何も語らないので、メモでもいいから思ったことを伝えるよう言いました。
もらったメモにはこう書いてありました。
「ねむいよー」
・・・そのくらい言えるでしょ(笑)!
夏休みはかなりしっかり休んだので、いきなり猛暑で始まった2学期は体力、気力とも消耗し、帰ってきたらぐったりだったようです。
HSCにとって、学校という場所はかなり刺激的です。
ですから、家に帰ってきてからはしっかり休む時間が必要です。
はじめのころはそれこそ、帰ってきてからすぐに宿題に取り組んで頑張っていました。しかし2学期からは、帰宅後はしっかり休んで(好きなことをしてリラックス)、夕食後に宿題に取り組むというパターンになってきました。習慣づいてきたので、何も言わずに見守っています。
学校生活に慣れ、自分が「やりたい」と思うことが見つかるまでは習い事もしなくていいかな、と思っています。「やりたい」と本人が思った時がやり時だし、身につくものではないでしょうか。
心配は尽きませんが…
親はつい、子供のやることや将来のことを心配し、口出ししてしまいます。
そこをぐっと我慢して、子供の成長を見守り、本人の意思を尊重して特長を伸ばしてやるにはテクニックがありますから、やはり親も学ぶことが必要です。
次回も、お子さんの長所をもっともっと伸ばせるよう、一緒に学んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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