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人一倍敏感な子どもの子育て #17 一年前の幼稚園の運動会で演技できなかった娘のその後



#5の記事で、演技できなかった娘のことを書きました。

あれから一年。

年長になり、幼稚園の臨時休園を経て何かが変わった娘。
少しずつ園でも発言できるようになり、先生曰く、二学期に入ってからは問題なくクラスのみんなの前で発表できるとのこと。また、運動会の練習もものすごく張り切っていて、「これはいけるかも知れない!」とお墨付きも。

とはいえ、あまりプレッシャーをかけてはいけないと私は考えていましたので、昨年はたぶん言ったであろう、「頑張ってね!」とか「やればできる!」とはいいませんでした。

そして迎えた当日。
案の定、運動場に着くと緊張気味な面持ちに。
学年ごとに分散して行われたため、年長児の保護者のみで例年より観客も少なかったのですが、やはり本番、と言うものを前に緊張するのは誰しもあるもの。
「いつも通りで大丈夫」と声をかけ、スタートを待っていました。

「年長さん、集まってください!」
先生のかけ声があり、「言っておいで」と送り出した途端、娘は猛ダッシュ。その切り替えの速さにまず驚かされました。さっきまでもじもじしていたのはどこへやら。

ただ、いざ始まるとやはり周りのこと同じようにはできず、全員でのかけ声や手拍子もやることはできませんでした。

うんうん、それでもいいよ。
そんな気持ちで見守っていました。

学年別なので演技がすぐに始まります。
年長のプログラムは行進にちょっとダンスがついたような演技。
娘はポンポンを持って登場。マスクもつけたまま(他の子はみんな外していましたが)うつむいているのでどうかと心配もしましたが、まぁ、去年と同じ「不動」でも頑張ったら褒めてあげよう。と思っていました。

ところが、「不動」どころか「完璧」な演技だったのです。
誰よりもしっかりと腕を振り、行進し、腕や足の伸ばすところはしっかり伸ばし、大きく演技。感動のあまり、ビデオを回しながら涙があふれてしまいました。

続くリレーでも大活躍。
練習の様子は本人から聞いていましたが、当日も同時スタートの子を二人抜かして一位に躍り出る走りを見せてくれました。

頑張ったあとはすぐに褒めてあげました。本人も満足のできだったのでしょう。それからは笑顔が絶えず、普段のニコニコ顔が戻りました。

見守るしかない


このことから、私は子供の成長は「見守る」のが一番だと言うことを改めて学びました。
親がどれだけ心配しても、誰かに相談しても、本人が「変わろう」「頑張ろう」「やってみよう」という気持ちになり努力しない限り、変わらないのです。
そういう気持ちになれるよう、親は日々、心のサポートをすることしかできないのだな、と思ったのです。

今回のことは子供にとっては大きな自信になったと思います。
もちろん、これからの人生ではこのような場面は数多くあるはずですが、すべて自分で経験し、克服していかなければならないことです。
もし壁に突き当たったとしても、そのときも子供が不安を解消できるような声かけや接し方をし、前進する勇気を手助けしてあげられたらと思います。

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