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【2000円DIY】金継ぎっぽいことをしよう

友人が切り盛りするお店の、傘立てが大破していた。

陶器の綺麗な傘立てが、いびつな四分割である。

「これ、直さんの??」

先日壊れたインテリアの修復に成功した私は、直せる自信があってついおせっかいに洋服を着せてしまった。

割れた鏡を直した話はこちら

「えっ!!!直せるん!!!!!」


いつもええ反応してくれてありがとうやで。

友人と話しながら、せっかくの陶器だし金継ぎっぽくしてみようという事で話がまとまった。

もちろんぶっつけ本番は怖いので、金継ぎについて調べた。

今回初めて知ったのだが、安く買える金の粉は無いらしい。
真鍮粉や銅粉など、それっぽく見える色合いの粉は見つかった。

金継ぎキットみたいなのもあったけど、筆で金を塗るのでムラがでそうで今回の場合は違う気がした。
アイシャドウ(粉)をのせるのは得意だけど、アイライン(液体)を塗るのは苦手なのだ。

ちなみに、田舎のホームセンターに真鍮粉や銅粉はなかった!
お取り寄せしないといけないのだが、待てない!!!

結局用意した材料はこちら

【買ったもの】
・セメダイン ハイスーパー30(30分硬化型)
・ゴールドのスプレー

【家に有って使ったもの】
・マスキングテープ
・ガムテープ
・タオル


今回大切なのは何をおいても組み立てる順番。
これをミスれば最悪のジグソーパズル、せっかく塗った接着剤をはぎ取りながら押し込む地獄絵図。

シミュレーションを終えたら、組み立てる順番に並べる。
そして接着剤を塗っていく。

接着剤は30分硬化を買ったけど、5分硬化のハイスピード感についていける気がしなかったためだ。
行けるぜ!!って方は5分でいいとおもう。

しっかりめに接着したかったので、接着剤はたっぷり塗った。塗りすぎて垂れたけど。垂れすぎてるところはふき取った。

4ピースをくっつけて、原型に戻したらマスキングテープで養生。
金継ぎに見えてほしい部分だけを避けて全面に。

これに一番時間がかかった。

全ての面のマスキングを終え、接着剤の表面がある程度乾いたので塗装する。

さすがにリビングで金色色のスプレーを開放する訳にはいかないので、ベランダに新聞紙を敷いた。

「ジジッ!!!!!ブゥゥーーーーーーーーン!!!」


あぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!!!!
虫が部屋に入ったぁぁぁああああ!!!!!!!!!!

だめだ、まずこいつをどうにかしないと安心してスプレーをふれない。

・虫網       :ない
・ティッシュで捕獲 :できない
・殺虫剤      :ない
・出て行ってもらう :出て行ってくれそうにない
・寿命まで同居   :やだすぎ

迷い込んだ自然からの使者は、シャボン玉の照明がお気に召したようだ。
これでは捕獲できるものもできない。
叩くものも叩けない。

意を決して小さめのほうきをソッと置いてみたら乗ってくれたので、彼らのホームグラウンドへお帰り頂いた。

眠れぬ夜、種族を超えた争い、無益な殺生、無事回避。
双方が事なかれ主義でよかった。

先ほどの続きだが、ベランダに出て「網戸をしっかりと閉めて」スプレーしていく。
多少垂れてもマスキングしているからセーフと信じて、結構しっかりめに塗装した。

1時間ほど夜風で乾かして、テープをはがしたら完成

えっ!!いいんじゃない???
結構いいんじゃない???

近くで見ても、スプレーは養生を貫通していないし、危惧していた塗ムラもほとんどなく、十分綺麗に色が入っていた。

部分的に幅広く塗っている部分は、欠けていて接着剤で補填した部分。

結果、思っていた以上に上手くいった。

材料はコーナンで2000円くらいで揃ったし、
時間だって、虫との攻防込みで3時間くらいでできた。

なんてったって、友人が喜んでくれたからよかった。


味を占めた私はまた、おせっかいに服を着せて歩かせるんだろう。
ものづくりって楽しい。
前回の話と今回の話で、モノづくりや修理を書く人っぽくなっているけど、実は非日常なのだ。

何かを書き始めるときって、いつも通りよりちょっと違う事の方が書きやすい。

また何か壊したり直したり、面白い事があったら書くので、その時は読みに来てね。

~めでたし めでたし~
今回もハッピーエンドにできてよかった


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