見出し画像

腫瘍の根が深い問題(物理的に)

ごくごく早期の癌なので、大腸カメラで癌を取って終わりかな
と思っていたら、そうは問屋が卸さなかった。
卸さない問屋とかお前何屋だよ。単なる買い占めじゃねぇか。仕事しろ。転売ヤーの方がマシじゃねぇか。

内視鏡での手術を受けて退院後、病院に手術結果を聞きに行き、
「次の手術は外科の担当になるから外科の先生いる時にまた来てください」
なんて言われて、それなら両方の先生いる時に予約取ってくれよ、と効率の悪さに文句をたれつつ病院通いをしたところ、私の状況はこんな感じらしい。

腫瘍の大きさは8mmくらいで小さいが、取った腫瘍を調べたら根っこが深かった
小さいがすごく悪性度は高かった
粘膜下層にまで腫瘍が入っておりリンパ管に達している
1mmを超えるとリンパ節に癌が飛んでる可能性があるが、私のは2.5mmまで行っていた
リンパ節に転移している可能性があるので手術をしてS状結腸を20cmほどと、転移に関係しているリンパ節・血管も全部取る
リンパ節に転移している可能性は10~15%くらい

要はリンパに転移してるかもしれないし、してないかもしれないけど、してたら大変なことになるのであなたまだ元気だからまるっこ取っちゃいましょう、ってことらしい。
医療関係はなんにも知らないので、当時のメモを頼りにするとこんな感じ
間違えてたらごめんなさい。

というわけで、また病院に通い、手術前の血液検査だ、レントゲンだと撮られて、先生の部屋に呼ばれていくと
「じゃあ明後日から2週間入院する手続きとっておきましたから」
ってさ、2週間旅立つのを前々日に告げるか、普通??
こっちも仕事の予定とか色々あるんですけれど。
まぁでも拒否って先延ばしにするメリットもないし、言う通りにしますよ。

まぁ2週間旅行に出るわけじゃないんで、最低限の身の回りの生活用品と、パソコンとタブレットくらいしか持っていかないし。

というわけで、突然入院を間近に控えることとなった私がしたことは。

長年連れ添ってきた傷のないお腹との最後の記念写真を撮ったり。
ありがとう傷のないお腹。いつかまた会えるかな。

ニトリに走ってタオルケットを買って、病院にmy布団とmy枕を持参したり。
初めて入院して知ったけど、なんで病院の布団ってあんなに寝にくいんでしょうね。

そんなこんなで前回入院した施設と同じ、がん病棟に舞い戻ることになったのでした。

前回、個室でとても快適に過ごせたので、今回も無事個室を取れました。
入院手続きをして、私が暮らすお部屋に入ったところ…

・・・ん?なんか違和感を感じる。
前回ほどの清潔感がなんとなくない。
壁を見渡すと、なんか赤茶色っぽい点々が割といっぱいついてる。
しかも天井近くの結構高いところにも。

なんか怖い。
お部屋に来てくれた看護師さんに
「あの、なんかこのシミ、なんなんでしょう…」
と恐る恐る聞いてみると
「あらー、インクかなんかが浮き出てきてるのですかねえ!?」
満面の笑みで返されたので、もうこれ以上この件に触れることをやめました。

そこからはお医者さまや、薬剤師さんが入れ代わり立ち代わりで来てくださって、いろいろな説明を受けまして。

点滴に繋がれたり。
点滴台を持って廊下を歩き回ったり。

仕事をしたり、本を読んだり、残された最後の平和な時間を過ごしたのでした。
この後しばらくはこんな何の苦もない時間は帰ってこない、なんてことはつゆ知らず。。。


次の話


いいなと思ったら応援しよう!