『ちりたん』制作秘話①ゆにさんからの依頼
『ちりたん』というゲームを制作しました。


今回から何本かに分けて、このゲームがどのように生まれ、どのように形になっていったのかを書いていこうと思います。
完成したゲームだけを見ると、最初から自然に形になったように見えるかもしれません。
でも実際には、最初の相談から、目的の整理、メンバー選び、スケジュール設計、役割分担まで、かなり色々なことを考えながら進めていました。
今回は、その最初のきっかけについて書いていきます。
ゆにさんからの連絡
ゆにさんから最初に連絡があったのは、2025年8月1日でした。
内容は、「デザイン×VTuber×教育」というテーマで、一緒にボードゲームが作れないかという相談でした。
デザインという専門性。
VTuberという発信力やキャラクター性。
教育という社会的な意義。
この3つをうまく掛け合わせることができれば、単なるカードゲームではなく、少し新しい形のプロジェクトになるかもしれない。そんな可能性を感じました。
そこから、8月7日に初回の打ち合わせを行いました。
打ち合わせでは、いきなりゲーム内容を決めるというよりも、まずは今回のプロジェクトで何を目指すのか、どんな形にすると面白くなりそうかを整理していきました。
その中で出てきたのが、「VTuberを募集して、その方も含めて一緒に作った方がいいのではないか」という方向性でした。
最初からこちら側だけで作りきるのではなく、VTuberの方にもプロジェクトの一員として関わってもらう。
その方が、単なるコラボではなく、ちゃんと化学反応が生まれるのではないかと考えました。
スケジュールと役割を決める
方向性が見えてきたところで、次に考えたのがスケジュールです。
経験上、ゲーム制作は「面白そうだから始める」だけでは、なかなか完成までたどり着きません。
特に今回は、ゲームデザイナー、グラフィックデザイナー、VTuberという異なる立場の人が関わるプロジェクトです。
だからこそ、最初にゴールを決める必要がありました。そこで、公開目標をゲームマーケット2026春に設定しました。
そこから逆算して、いつまでに何を決めるのか、誰がどの役割を担うのか、何を準備する必要があるのかを整理していきました。
目的やゴール、役割を明確にしたうえで、VTuberを巻き込んだ制作に舵を切ることになりました。
それに伴い、ゆにさんと手分けしながら、募集フォームや要項を作成し、VTuberの募集を開始しました。

選ばれたのは、赤穂しゅなさん!
募集期間中は、応募してくださったVTuberさんをゆにさんと一緒に確認していました。ただ、選考の段階ではかなり真剣でした。せっかく応募してくださった方々に対して、こちらも真摯に向き合いたい。
そのため、お互いに相談せず、それぞれ候補を3名ずつ選ぶことにしました。
プロフィール、動画、SNSでの発信などを確認しながら、どの方に関わっていただくと、このプロジェクトに良い化学反応が生まれるのかを考えていきました。
僕が特に重視していたのは、「3人目のパートナーになれるか」という点です。ゲームデザイナーとグラフィックデザイナーがいて、そこにVTuberの方が加わる。そのときに、単に宣伝役として関わるのではなく、一緒にゲームを作る仲間として関わってもらえるか。
こちらはVTuberの方をサポートする立場でもありますが、同時に、対等なパートナーとして一緒に開発できる関係が理想だと思っていました。
特に、この形のプロジェクト自体が初めての試みです。どのような方向に進むかは、始めてみないとわからない部分も多くありました。だからこそ、未知の部分も含めて、一緒に楽しみながら進められる方がいい。
そう考えて選考していきました。
最終的に、お互いが選んだ候補を出し合い、話し合いを重ねました。かなり色々と話しましたが、3人目のパートナーにふさわしいのは「赤穂しゅな」さんだろう、という結論になりました。
こうして、赤穂しゅなさんを3人目のメンバーとしてお迎えし、『ちりたん』のゲーム開発が本格的にスタートしたのでした。
ゲームマーケット2026春
ブース番号【K29】両日
予約はこちら↓
https://forms.gle/fm8McfRtrecrz95S6
制作秘話②はこちら↓
VTuberの赤穂しゅなさん
Xはこちら
グラフィックデザイナーのゆにさん
Xはこちら
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