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AIの文章って味気ない?…と思ってた私が考えを変えた話

おはようございます。昨日は、思わずこんなつぶやきをしてしまいました。

AIが作る文章と聞くと、それと分かった時点で興味を失ってしまいます。今時、偏見かもしれませんが、同じように感じる方も少なくないのではないでしょうか。

今回の記事は、昨日とは打って変わり、読みたくなった!参考にすべきだ!という考えに変わりました。

どうか、急に考えをかえたな…と思わないでほしいです🙇
いや、変えたの事実なんですけどね💦

その理由について述べたいと思います。これはもう、自分の中では感動のドラマです(笑)。その過程で、これまでのAI要約の限界にも気づかされました。

AI要約の印象が変わったきっかけ

以前から、文字起こしや、文章の要約を担うことは、生成AIが行ってきました。ただ、いつも何か物足りないと感じていました。

チャットツールのTeamsを例えに出しますが、以前から会議の録音・録画・文字起こし機能はありまして、そこで会議の記録を行い、それを使って議事録を作っていました。

以前から、記録はしてくれるものの、要約の精度はイマイチでした。そのため、会議担当者が議事録として手直しして送ってくれたのです。

これは、文字起こし➡要約という過程を経ることで、長々した会議の言語情報を短くまとめるだけに留まっていたので、そこには何を話しているかの考慮はなく、短くすること自体が目的の要約でした

だから、文章にも魂が入っていないように感じたのです。

ここからは、その変化を少し詳しく見ていきたいと思います

最近の進化は「要約」から「再構成」へ

実は、この1年ぐらいで大幅に要約機能がアップしています。今では、こんなふうに分業されています。今と昔を比較してみましょう。

「要約」が主体だった以前

今までは:
①音声認識
②文字起こし
③要約(生成AI)

というステップで要約が行われていました。

「再構成」が主体の現在

そして現在は:
①音声認識
②高精度文字起こし(言語の規定、話者の特定、会話の区切り)
③意味構造化
 ・話題の種類(雑談なのか、会議なのか、など)
 ・決定事項は何か
 ・やるべきことは何か(ToDo)
 ・発言者は誰か
④再構成・要約(生成AI)

という流れに変わっているのです。

要約は、今でも昔でもしています。しかし、要約をする前段階に、トピックの判定とそれにふさわしい構成で、話した内容が構造化・再構成された上で要約されるようになりました。

この前段階により「何かを決定するための打ち合わせだ」という認識が入り、何かを決定する会議には、決定事項があり、それに向けての準備事項(ToDo)があるべきだにフォーカスされます。

それを踏まえて、話されている内容の塊が構造化されたうえで、再構成され、最後の最後に要約されるため、意思を持った要約へと生まれ変わるのです。

この違いが、会議記録がただの記録から成果物へと進化した理由です。

新しいフェーズの①~③は生成AIとは少し異なる技術です。その得意分野の連携技で作っていることを知ると、興味がわいてきます。

AIの進化というより、下ごしらえの進化

ChatGPTが広く知れ渡ったとき、バージョン3.5が無料バージョンとして使え、バージョン4が有料でした。今はバージョン5.2まで進化しており無料でも使えます。

生成AIのバージョンアップが要約の精度を高めたように思いがちですが、少し違うようです。

バージョン4ぐらいで精度としては相当のものです。本当の要約の精度は、もとになる情報の整理のされ方に大きく依存することがわかりました。

料理で言えば、それを調理する人の技量が多少低くても、レシピと下ごしらえがしっかりできていれば、ある程度のおいしいものができることに似ている気がします。

人間も、AIのまとめ方から学べる

最近、「AIを使えば使うほど、人間の頭の方は悪くなる」ということを頻繁に聞きます。

確かに、こうした議事録を生成する機能に頼ると、人はお任せするので、会議に対して、その要点をまとめて文章にする力は衰えていってしまうかもしれません。

だけど、こうして生成AIの仕組みを理解していくと、そのカラクリを知って驚くとともに、この思考方法は、人間の自分にもまねできるのではないかと思えてきます。

今回の議事録も、このようなプロセスで作成されていることを知ると、AIの作った文章だ…と思って興味をなくすのではなく、逆にまとめ方のお手本になると思ったのです。

先ほどの料理の例で言えば、人は下ごしらえ部分をAIから学ぶべきだと思います。

AIと人が学び合う関係

以前、将棋の世界で有名な藤井聡太さんのことを書かれた本を読みました。藤井聡太さん自身、将棋においてはAIに対しては勝てないと考えています。

でも、人として将棋の技量を磨く練習相手にはAIを積極的に採用しているようです。

それって、AIに任せればいいよね。と思うことも、自分自身が磨いておくと役立つものは積極的に学ぶべきだと思います。

こうして、自分は毎日noteを書いています。AIに任せてしまえば、もっときれいで興味深い文章がかけるかもしれません。

でも、毎回、作った文書に対してAIにダメ出ししてもらうことで新たな気づきを得られれば、それは自己成長をしていると言ってよいのではないでしょうか。

マシンブレインとヒューマンブレインの融合

マシンブレイン(人工知能)では、膨大な記憶力が武器となっています。1度記憶したことは、忘れません。そして頭の回転力も衰えません。

議事録生成も、実は会議の始まりから終わり近くまで、マシンブレインの方は何のことかさっぱりわかっていません。何をしているかといえば、音声認識に集中しているのです。とにかく情報を貯め込んでいます。

そして、会議が終わりそうな一瞬で、話されたことを一言一句逃さずに振り返り、内容の層別→構造化→再構成→要約まで行っています。

まさに、思考加速というスキルを使って、人が作るよりも的確な要約を作り上げます。

一方、ヒューマンブレイン(人の知能)は、記憶力の面ではポンコツです。すぐに忘れてしまいますし、朝と夜では頭の回転が違います。

それだけ見ると劣っているのですが、人は意味付けをすることができます。

どんな優秀な議事録を作れたとしてもそれ見て、行動を起こすのは人間です。その意味付けも人間が決めます。

人はすぐ「忘れる」というポンコツぶりですが、これは、忘れることによって、記憶を意味として昇華するという能力と考えることもできます。

マシンブレインの方は、「忘れなさい」と明示しない限りはその記憶をずっとストックし続けてしまいます。それはいつまでもその考えの影響を受けてしまうという短所とも言えます。

そんな二つの知能の融合が、これからの未来を形づくっていくのではないかと思うのです。

それぞれが得意なことを活かしながら歩み寄る。それが「人とAIの協働」の本質なのかもしれません。

AIは記憶し続け、人は忘れながら意味をつくる。この違いが、両者の共存の鍵になると信じます。

なんか、最後は壮大なことを語っているような締めになってしまいました。

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