05月[短歌/詩/絵日記]
5月の自選短歌

宮殿の中を走っているみたい踊る子供はゴールデンウィーク
明日に向け爪を整え願うのはあなたの様な正しさがほしい
主語述語時系列もバラバラなあの子の話を僕は知りたい
土埃雑踏の中を舞っていて僕は夜な夜な咳に苦しむ
太陽をぼうと眺めたワニたちは口が乾いて仕方がないや
重たくも揺れ続けては流された時を嫌うは空っぽな自分
夕闇の地面を歩く小鴉の心許ない家路への道

ここいらは大きな河が流れてた 忘れられたが古地図にはある 『大河』
盆休み 故人を偲ぶ 線香の 横で揺れるは蚊取りへの問い
欲しいから尻尾を振ってたはずなのに満ちることなく千切れた心
あの時は無理して進むしかなくて 今は起きるのすら辛い日々
旅先で目的地ごとにツーショット 君が集める 僕らの記録 『御朱印』
外れろよ そしたら僕は幸せだ 身勝手なのはお前らだから 『天気予報』

あふれる言葉は月並みで
自分を消してく作業のようだ。
あなたが 僕の何処を愛したか、
聞いておくべきだったと思う。
チグハグなのに足並みを 揃えたいから歩いてる。
あふれたままでは見せられないから、
形を整え 並べてる。
『あふれる』


