和菓子のお供と言えばお茶!和菓子に合うお茶を5つご紹介します
こんにちは、「和菓子屋の娘」です。
実家の店で、職人が作りたての上生菓子を差し出してくれる時、いつも隣には湯気を立てるお茶がありました。
和菓子にとって、お茶は、甘さを引き立て、後味を整え、次のひと口への期待を膨らませる「最高のパートナー」なのです。
今回は、そんな最高のパートナーである"和菓子に合うお茶"を皆様に5つご紹介したいと思います。
ぜひ和菓子のお供にお茶も楽しんでみてください。
1. 煎茶(せんちゃ)| 王道のマリアージュ

まずはこれ。迷ったら煎茶です。
煎茶の適度な渋みは、あんこのしっかりとした甘さを「洗う」役割をしてくれます。
ひと口食べて、お茶をひと啜り。
口の中がリセットされ、また新しい一口目の感動が味わえる。
特に、繊細な「ねりきり」には、少し冷ましたお湯で丁寧に淹れた、旨みの強い煎茶が最高に合います。
▼ 前回のねりきりに関する記事はこちら ▼
2. ほうじ茶 | 芳ばしさが生む、安らぎの余白

「少し疲れたな」という日の夕暮れ時。
そんな時はほうじ茶を選んでください。
上生菓子の中でも、栗やくるみを使ったもの、あるいは少し焼き目のついたものと相性抜群です。
ほうじ茶の香ばしさと、あんこのコクが合わさると、一気に「ほっこり感」が増します。
カフェインも少なめなので、夜の自分へのご褒美タイムにもおすすめです。
3. 抹茶(まっちゃ)| 究極の「非日常」を自宅で

「上生菓子を食べるなら、やっぱり抹茶じゃないと」
そう思われる方も多いはず。
抹茶の強い苦味は、上生菓子の甘さと真っ向からぶつかり合い、口の中でとろけ合う最高のペアです。
最近は茶筅(ちゃせん)がなくても、クリーマーやシェイカーで点てられる簡易的な抹茶も増えています。
オンラインで届いた特別な一品を、あえて「お作法」抜きで、贅沢に味わうのも現代らしい楽しみ方ですね。
4. 和紅茶(わこうちゃ)|意外な「へぇ〜」な組み合わせ

最近私がハマっているのが、日本で作られた紅茶「和紅茶」です。
海外の紅茶に比べて渋みが穏やかで、どこか日本らしい優しい甘みがあります。
これが実は、フルーツ系のあんこや、洋の素材(バターや生クリーム)を少し使った現代的な上生菓子にぴったり。
「和菓子に紅茶?」と思うかもしれませんが、一度試すとその調和に驚くはずです。
5. 深煎りのコーヒー | 実は職人さんも愛する組み合わせ

最後は、ちょっと意外な選択肢。(お茶ではなくすいません。笑)
でも実はこれ、和菓子職人さんたちの間でも人気の組み合わせなんです。
「あんこ」と「コーヒー豆」。
実はどちらも「豆」からできているからか、非常に相性が良い。
特にしっかりとした深煎りのコーヒーは、黒糖や粒あんの力強い甘さに負けません。
オンライン和菓子を、いつものマグカップで。
そんな現代の日常に溶け込む和菓子の姿も、私は素敵だなと思っています。
最後に:お茶は「時間」を淹れるもの
和菓子とお茶。
この二つが揃ったとき、そこには「静かな時間」が流れます。
お取り寄せした箱を開けるワクワク感。
丁寧に淹れたお茶の香り。
そして、目の前にある美しい上生菓子。
どれか一つが欠けても完成しない、自分だけの豊かな時間。
皆さんも、お気に入りの一杯を見つけて、上生菓子との「対話」を楽しんでみてください。
「この和菓子には、どのお茶を合わせよう?」
そんな悩みが、皆さんの日常を少しだけ彩ってくれますように。
和菓子屋の娘
