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一人で決めるのに疲れた経営者へ。「判断の壁打ち」という30分

「経営者は孤独だ」とよく言われます。だが、それは少し違います。孤独を選んでいるのではない。相談できる相手が、いなくなっていくだけなのです。

数字が悪化している時ほど、誰にも言えなくなります。銀行への説明は取り繕える。社員には弱みを見せられない。同業には手の内を明かせない。家族に話しても、専門的な判断までは踏み込んでもらえない。

会社の未来を左右するような判断ほど、誰にも相談せず、一人で決めている。相談しなかったのではありません。相談できる相手が、そもそも存在しなかったのです。



なぜ、経営判断は一人で抱え込みやすいのか

組織が大きくなるほど、この孤独は深くなります。社員は評価する側とされる側の関係にあるため、本音の相談相手にはなりにくい。同業者に話せば、いつか競合になる可能性がある。

コンサルタントや顧問に相談しても、多くの場合は「一般論としての正しさ」は返ってきても、その会社固有の事情まで踏み込んだ判断までは返ってきません。

結果として、経営者は「相談する」という選択肢自体を、いつの間にか手放してしまいます。判断を先延ばしにするのも、勢いだけで決めてしまうのも、どちらも根っこは同じです。判断を検証する相手が、そばにいなかっただけなのです。


「判断の壁打ち」でやること

そこで、「判断の壁打ち」という時間を作っています。

30分だけ、オンラインで、今抱えている経営判断を、声に出して整理する時間です。顔を出す必要はありません。資料も、準備も、必要ありません。

新規事業をやるべきか迷っている。資金繰りの手を、どこから打つべきか分からない。営業が特定の社員に依存していて、いつか崩れる予感がある。組織づくりで、何を優先すべきか判断がつかない。こうした、答えの出ていない問いを一つ持ってきてもらえれば十分です。

売り込みはしません。
契約の話もしません。
答えを押し付けることもしません。

ただ、頭の中で渦を巻いている悩みを、一度言葉にして、構造として見えるようにする。それだけの時間です。話し終える頃には、次に何から手をつければいいかが、自分の中で見えている状態を目指します。


なぜ、この話を私にするのか

会社経営、通算20年。今は「社外No.2」として、業種を問わず約50社の経営者の相談に乗ってきました。不動産・ファイナンスの領域では、仲介・買取再販に30年携わり、不動産会社10社の顧問として、銀行に断られた案件を資本構成の組み替えで動かす仕事も重ねてきました。

(実例はこちらにも書いています)

「判断の壁打ち」は、この経験の中でもとくに「大きな判断ほど、一人で抱え込んでしまう」という声に応える形で、あらためて時間を区切ってお受けすることにしたものです。人数を絞り、週に数件だけとしています。


なぜ無料でやっているのか

理由は単純です。

一度、会社を潰した経験があるからです。あの頃、こういう形で誰かに話を聞いてもらえていたら、判断はもっと早くできたはずだと、今でも思うことがあります。(経緯はこちらに書いています )

だから、同じように一人で抱えている経営者がいるなら、話を聞きたいと思っています。「こんな些細なことで連絡していいのか」と迷う必要はありません。判断の大きさは、こちらが決めることではないからです。


こんな経営者に向いています

・大きな判断を、誰にも相談せずに一人で決めている
・営業や現場が、特定の人に依存していて不安がある
・新規事業や新しい取り組みが、ずっと実行段階で止まっている
・そもそも何から手をつけていいか、整理がついていない

ただし、全員とお話しできるわけではありません。話を聞いた上で、力になれないと判断すれば、そのように正直にお伝えします。それでも構わないという方は、DMで今の状況を一行だけ教えてください。資料も、準備も、必要ありません。

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