【親の終活】帰省のたびに、親が変わっていく気がしませんか?
うちの父は、もう孫と川で遊べません。
もう何年も前から、少しずつそうなっていました。
(そう思ったのは、いつからだったか、はっきりとは思い出せません。)
でも、はっきり覚えている帰省が、1回だけあります。
🟩 川遊びの日
毎年、夏になると、孫を連れて実家に帰るのが恒例でした。
近くの川に行って、みんなで水遊びをする。それだけの、なんでもない時間です。
でも、ある年から、父が川に入らなくなりました。
岸に座って、こちらを見ているだけの時間が、少しずつ長くなっていきました。
(あ、もう一緒には遊べないんだな。)
そう気づいた瞬間のことは、今でも覚えています。
🟩 それでも、黙っていました
そのことを、父に言ったことはありません。
「歳をとったね」と言うのは簡単です。でも、それを言葉にしたところで、遠回しに「老いた」と伝えるだけになる。
言われて嬉しい人は、いないと思います。
だから、何も言わずに、ただ隣に座っていました。
代わりに他愛のない日常会話をするようにしていきました。
何も言わなかったことが、かえって良かったのかもしれません。
🟩 電話では、わからないこと
電話で「元気?」と聞くと、たいてい「元気だよ、大丈夫」と返ってきます。
強気な返事が返ってくるだけで、実際のところはよくわかりません。
でも、会えば分かることがあります。
川に入らなくなったこと。歩くスピード。座り方。声の張り。
同じ話を、前より繰り返すようになったこと。
電話越しではわからなかったことが、会うと、いくつも見えてきます。
🟩 10年かけて、気づいてきたこと
こうした小さな変化を感じるようになったのは、この1回だけではありません。
10年という時間をかけて、積み重ねてきたことです。
一度に大きく変わるわけではないから、気が付くことは難しいです。
数年前を思い出してみて、やっと、「あれ?以前と変わってきているな?」と思う程度です。
だから、一度の帰省で無理に何かを変えようとしなくても、大丈夫だと思っています。
親の変化に気が付くことができるだけでも、すでに一歩前進です。
正直、もっと早く動いておけばよかったと今なら思います。
でも、その「あれ?」が積み重なった先に、家族信託を含めた終活の話を切り出す決断につながっていったと思います。
そのあと、私が実際にどう動いたのか。専門家探しの詳しいやりとりや、実際にかかった時間・費用まで含めた全体の流れは、『親の終活×家族信託の体験談、いつかやろうじゃ遅い!』のほうに置かせてください。
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次回は、家族会議で親が「うん」と言ってくれたあと、最初に何をしたかを書きますね。(書きました。こちらです)
※本記事は私個人の体験に基づく一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的助言ではありません。実際の状況やご家庭の事情によって異なります。実際の検討にあたっては専門家にご相談ください。
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