【親の終活】家族会議のまとめ、書いたのは3項目だけでした。
親との家族会議のあと、私は話し合った内容の「まとめ」を作って、家族全員に送りました。
先に言うと、書いたのは、たった3項目でした。
前回の記事で予告した、その中身の話です。まだの方はこちらからどうぞ。
🟩 エクセル1枚、メールに添付
まとめは、エクセルで作って、家族全員にメールで送りました。
エクセルの中身は、会社の議事録のような、きちんとした文章です。
家族相手に議事録?カタくない?と思いますよね。
でも、これで正解だったと思っています。
きちんとした形にしたからこそ、「ちゃんと決まったことなんだ」という意思が伝わったと思います。
あとで、誤解を生まないように、なるべく正確な文章を心がけました。
いまだったら、AIを使えばもっと楽にできたかもしれませんね。
録音して、AIで議事録化してもらうのが一番楽かもしれません。
🟩 書いたのは、この3つ
▶️1つ目は、終活の目的です。
介護費用の確保、詐欺対策、インフレ対策、争族(相続争い)対策。うちは、この4つのために終活をやる、と冒頭に置きました。
ここがブレると何のためにやるかわからなくなってしまいますからね。
▶️2つ目は、親の施設入居についての考え方です。
父の考え、母の考え、それぞれ、親が言った言葉をその場でメモして、そのまま載せました。
勝手に変えないように、なるべく親の言った言葉をそのまま原文で書きました。
あとで、そんなこと言っていないなんて言われると困ってしまいますからね。
ここは正直、親の方から言い出してくれたので大変助かりました。
会議までは、家にずっとい続けたいとか言われるかも。そしたら在宅介護か。
大変そうだなと心配していましたから。
親側から言い出してくれなかったら、自分で言うしかないですね。
この時にうまくいくかどうかは、言い方もあるかもしれませんが、親とあなたの信頼残高の多い・少ないで決まってしまうでしょう。
信頼残高については、また別の記事で書きたいと思います。
▶️3つ目は、次回、いつ、何をやるか。
この時は、次回までの宿題を明確に書いていましたね。
今回の場合は、親に1つだけ宿題を出しました。
定期預金を1つだけでも解約すること。
宿題をお願いするときは、明確にわかりやすく沢山頼まないほうが良いでしょうね。
たくさんお願いされると面倒に感じてしまうでしょうからね。
初回のまとめは、これだけです。
その後、会議を重ねるたびに、財産や収支の状況も、少しずつ別のシートに足していきました。
ちなみに保管は、USBメモリと私のPC、そして親のPCの3か所です。
クラウドのほうが便利ですが、親が使えないので、親のPCに直接入れる方式にしました。
🟩 母からの返信は、一言
送ったあと、最初に反応してくれたのは母でした。
「ありがとう。問題なし。」
(え、それだけ?)と思うくらいの、短い返信です。
でも、それで十分でした。全員が同じものを見て、異論がない。
その状態を作れたことが大事だったので。
また、口頭じゃなくメールでもらえると、言った言わない・確認した・してないの問題が減りますからね。
🟩 実はこれがのちの家族会議で効きました
このまとめ、後の家族会議で役に立ちました。
うちはその後、親のお金の管理を家族に任せる「家族信託」という仕組みを使うことにしました。
その2回目以降の会議で、信託に預けるお金の金額を決めるとき、話が揉めそうになったことがあります。
親の考える金額と、私の考える金額に、開きがあったんです。
そのとき、最初のまとめの「終活の目的」に立ち返りました。
(そもそも、何のためにやるんだっけ?)
そこから話を戻していったら、最後は、おおむねお互いが納得できる金額に落ち着きました。
まとめは、あとで見返すための記録というだけではありませんでした。
迷ったとき、家族みんなで戻れる場所になっていました。
家族会議をやったら、短くていいので、まとめを残してみてください。
項目はその時話し合ったことをしっかり書き込みましょう。なぜそういう結論に至ったかもあると良さそうです。
終活で揉めそうになったとき、あなたを助けてくれるかもしれません。
まとめの実物をここに貼ろうか、最後まで迷いました。でも、うちの数字や親の個人的な考えがそのまま載っているので、やめておきます。
かわりに、金額をめぐる親とのやり取りの一部始終、あの日の会議で何をどう話したか、財産や収支の整理をどう進めたかは、『親の終活×家族信託の体験談、いつかやろうじゃ遅い!』に書きました。
Kindle Unlimitedなら追加0円で読み放題です。単品でも99円です(2026年8月時点。今後、値上げするかもしれません)。
次回は、銀行で家族信託の口座を作った日の話をさせてください。30分で終わるはずが、思わぬ待ち時間になった日の話です。
※本記事は私個人の体験に基づく一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的助言ではありません。家族会議の進め方や記録の方法はご家庭の事情によって異なります。実際の検討にあたっては専門家にご相談ください。
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