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人の期待に応えたい気持ちが強い人ほど苦しくなりやすい理由

「頼まれたら断れない」
「期待されると、つい頑張ってしまう」
「ちゃんと応えないと、申し訳ない」

あなたも、こんな気持ちを抱えたことはありませんか?

仕事でも家庭でも、相手のことを大切にしたい。
空気を読めるから気がつく。
だから周りから頼られる。

でもその分、心がいつもパンパン。
頑張っているのに満たされない。
ひとりになると、どっと疲れが出る。

期待に応えたい気持ちは、あなたの優しさであり強みです。
ただ、それが強くなりすぎると苦しくなりやすいもの。

人の期待に応えたい気持ちが強い人ほど苦しくなりやすい理由は、

期待が増えるほど自分の本音が後回しになり、
限界が来ても止まりづらくなるから
です。

心理学的に見ても、外側の評価や役割に合わせ続けるほど
自己決定感が下がり、疲れやすくなる傾向があります。

1. 期待に応えたい人ほど、無意識に「いつも合格」を目指してしまう

期待に応えたい人は、基本的に真面目です。

「ちゃんとしたい」
「迷惑をかけたくない」
「信頼を失いたくない」

この気持ちがあるから、日常が回っている面もあります。
あなたの周りは、きっと助かっているはずです。

ただ問題は、期待に応えたい人ほど
「いつも合格」を目指してしまうこと。

合格とは、相手が満足すること。
相手ががっかりしないこと。
相手に嫌われないこと。

相手の期待は、目に見えません。
そして人によって違います。
さらに、その日によって変わってしまう。

つまり、合格基準がブレるんです。
ブレる基準を追いかけると、
あなたはこうなるでしょう。

  • いつも気が張っている

  • 休んでいても罪悪感

  • 断るのが怖い

  • 何をしても満たされない

  • 「もっとやらなきゃ」が止まらない

これが、苦しくなりやすい1つ目の理由です。

あなたが弱いのではなく、
基準が外側にあるから苦しいんです。

2. 期待に応えるほど「本音のセンサー」が鈍くなりやすい

期待に応えたい人が苦しくなるのは、
頑張りすぎるからだけではありません。

本音のセンサーが鈍くなりやすいからです。

本音のセンサーは、あなたの内側のサインです。

  • 疲れている

  • もう無理

  • 本当はやりたくない

  • 今日は休みたい

  • これ以上は抱えたくない

でも期待に応え続けると、外側のセンサーが強くなります。

  • 相手はどう思う?

  • 期待を下回ってない?

  • 迷惑になってない?

  • 嫌われない?

外側のセンサーが大きいと、
内側のセンサーが聞こえなくなります。
本音は小さな声だからです。

すると、限界が来ても止まれません。
止まれないまま頑張り続けて、
ある日突然ガクンと落ちます。

イライラ、無気力、体調不良、涙、爆発。

これはあなたの性格のせいではありません。
「本音を無視する練習」が続いた結果です。

だから対策は、頑張らないようにするではなく、
本音のセンサーを取り戻すこと。

これができると、
期待に応えながらも苦しくなりにくくなります。

3. 期待に応えたい気持ちと上手に付き合う「3つの線引き」と「保留の技術」

もちろん期待に応えたい気持ちを消す必要はありません。
大切なのは、期待に飲まれないことです。

今回は「線引き」と「保留」をセットで紹介しますね。

線引き①:期待に応える範囲を「量」で決める

優しい人ほど、際限なく頑張ってしまいます。
だから量を決めましょう。

例:

  • 今日はここまで(30分まで)

  • 今週はこれだけ(1件まで)

  • この作業はここまで(3つまで)

量が決まると
終わりが作れます。

終わりがあると、
疲れが積み上がりにくくなります。

線引き②:「相手の期待」と「自分の責任」を分ける

期待されると、全部自分の責任に感じてしまいがち。

でも本当は、期待は相手のものです。

あなたの責任は、あなたが引き受けた分だけ。

なのでこの言葉を言い聞かせて
責任の線引きをしましょう。

「それは期待。私はどこまで引き受ける?」

引き受ける範囲を決めると、あなたは自分を守れます。

線引き③:「応える」ではなく「調整する」を選ぶ

断るのが苦手な人は多いです。
だから断るのではなく調整しましょう。

例:

  • 「今は難しいので、来週なら」

  • 「全部は難しいので、ここまでなら」

  • 「今日は余裕がないので、確認して後で返します」

調整なら期待に応えたいあなたでも使いやすいはず。
相手もあなたも守りながら決められます。

保留の技術:反射でYESを言わない

期待に応えたい人が一番苦しくなる瞬間は、
反射でYESを言った後です。

だから保留の選択肢も持ちましょう。

  • 「確認してから返します」

  • 「一度予定を見てから返事します」

  • 「少し考えてもいいですか」

保留は逃げではありません。
自分を守るための時間です。

この時間があるだけで、
本音のセンサーが戻ります。

まとめ

人の期待に応えたい気持ちが強い人ほど苦しくなりやすい理由。

それは、期待が増えるほど外側の合格を追いかけ、
自分の本音が後回しになり、限界でも止まりづらくなるからです。

期待に応えたい気持ちは、
あなたの優しさであり強みです。

でも「いつも合格」を目指すと、
基準が外側にあるぶん疲れやすくなります。

さらに、外側のセンサーが強くなるほど、
本音が聞こえにくくなり、突然ガクンと落ちやすくなります。

なので今回お伝えした3つの線引きをしましょう。

量で決める、期待と責任を分ける、応えるではなく調整する。
そして保留の技術で反射でしてしまうYESを止める。

あなたは本当は、期待に応えながら自分も守れます。
それができるほど、家族にも仕事にも、長くやさしくいられますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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