語彙力・言語化力至上主義をぶっとばせ!
語彙力・言語化力に自信がない方へのメッセージ
アーァアー アァア アァア アー
語彙力・言語化力至上主義という呪縛
昨今、教育やビジネスの現場において語彙力や言語化力が過度に評価されているように感じているのは、私だけ? えっ? あなたも違和感を持っていた?! なっかまー♪
私、【語彙力アップ作戦】【言語化力アップ作戦】といったシリーズ記事をnoteに投稿しているけど、そこで提案しているのは、何かを愉しむ、おもしろがる、といったプロセスを通じて自然に語彙力や言語化力を向上させようってこと。
そもそも私、語彙力や言語化力を知性やコミュニケーション能力の指標とすることには昔から反感を抱いていて、「語彙が豊富=思考が深い」「言語化が苦手な人=未熟」といった前提で語られる言説の横行には、うんざりしている。
言葉が使えるようなる前の幼児や、言語自体を持たない動物たちだって、生きるためのコミュニケーションが、ちゃんとできているやんか。立派な知性があるやんか。
そうした事実から考えても、語彙力や言語化力を知性やコミュニケーション能力の指標とすることは、間違っとる! と言わざるを得ないのだ。
もういちど、今度は強調して言っとこ。語彙力・言語化力至上主義は呪縛以外の何物でもない!
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と、憤懣をぶちまけたのは、落語で言えば「まくら」。ここからが、この記事の本論であります。
こうしたテーマを考察するのに、ターザンが格好の素材となるのではないか?と思ったのである。
ターザン、ご存じですよね? 知らない方がおったら、なんなんで、先に謝っておきます。ごめんなさい m(_ _)m
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言葉によらず世界を理解するターザンの知性
ターザン(Tarzan)は、アメリカの小説家エドガー・ライス・バローズが創造した架空のキャラクターで、世界的に有名な “永遠のヒーロー” といえる存在である。
映画版・テレビドラマ版で描かれるターザンは、文明社会の言語にも作法にも通じていない。発話はたどたどしく、文法も稚拙だ。
「ミー・ターザン、ユー・ジェーン」という印象的な言い回しは、その象徴。だが、ターザンの思考には明確な自己認識と他者認識があり、それらによって、じぶん以外のもの(自然や動物を含む)との関係性を構築することができている。
これは、語彙力・言語力の功劣は、必ずしもコミュニケーションに影響するわけではないということの好例ではないだろうか?
原作のターザンに至っては、文字の読み解きができて、複数の言語を操ることもできる知的な存在として描かれているのだが、それでも文明人は彼を “野蛮” とみなす。
文明人は、文字は読めるが発音はできない(会話ができない)という一面的な基準のみで、ターザンに “野蛮” というレッテルを貼るのだ。
ターザンが身体感覚で理解する世界は、文明人が言葉で分類した世界とは異なる “生きた知” で満ちているにもかかわらず、である。
◆
幼児と動物たち─言語の外にあるコミュニケーション
言葉を話せない乳児は、身体や声のトーン、視線、間など、多様な手段で、じぶんの感情を伝える。
動物もしかり。例えば、犬は飼い主の気分を察する。そして、仕草や鳴き声で喜びや不安を表現する。言語は用いないけれど、人間と親密なやりとりができる。
こうしたことは、「言語化できること=理解」ではなく、「関係性をつむぐこと=理解」という事実の証といえるのではないか。
『野生の思考』─言語以前の世界観
レヴィ=ストロースの『野生の思考』(映画『シン・ウルトラマン』で主人公が読んでいたのん)も、引き合いに出しておきたい。
レヴィ=ストロースは、未開とされる人々の思考は近代的な分類体系に基づく科学的思考とは異なるものの、決して劣っていないと唱えている。
彼ら、未開とされる人々は、言葉や論理に頼らずとも、他者や自然とダイレクトに接することによって関係性を構築することができているからだ。
この『野生の思考』は、ターザン、幼児、動物の感覚にも通じる。世界は概念だけで理解できるものではない。観察したり、触ってみたり、何らかの方法で関わってみたりすることによって、はじめて理解されるもの、といえる。
言語化できない “知” もまた、まごうことなき “知” なのだ。
◆
現代社会では、語彙力や言語化力がパワーを発揮することは確かだ。しかし、それを唯一の知性の証明とするような風潮には賛同しかねる。
ターザンの語彙力や言語化力の拙さを見下す文明人は、その背後にある豊かな感受性と関係性の “知” を見落としている。同じ過ちを犯すまい。
本質的な知性の扉は、言葉の外側にある知の存在を認めることによって開かれる。
語彙力や言語化力は、あるに越したことはない。しかし、“言葉を超えた感覚” を研ぎ澄ますことこそが重要なのではないかと思う。
相手と目を合わして(凝視がもたらしかねない不快の回避に留意して失礼にならない程度に)、表情をさりげなく観察して、声のトーンを聞き分け、雰囲気を肌で感じ取る。言葉の裏にある感情や意図に留意する。
巧く話せなくても、言葉足らずでも、誠意を持って、しっかり相手と向き合って、関係性の構築に努める。
そうすることで、ターザンのような、より深い、より本質的なコミュニケーションができるようになるんちゃうかな?
というわけで、締めにもう一度、改めて…
語彙力・言語化力に自信がない方へのメッセージ
アーァアー アァア アァア アー
多少なりとも、みなさまのお役に立てたなら、嬉しいです♪
ターザン(英:Tarzan)は、アメリカの小説家エドガー・ライス・バローズが創造した架空のキャラクター。小説ターザン・シリーズ、および映画化作品の主人公。
ワイズミュラー主演の映画やテレビドラマで有名になった「アーア・アー」というターザンの雄叫びは、豹の鳴き声など十数種の音源をミックスしてMGM(映画会社「メトロ・ゴールドウィン・メイヤー」)の特殊効果部が作り上げたものである。
▼ ターザンの詳細について:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』をご参照ください。
▼ 私の幼い頃のヒーローだったターザンは、このターザン♪
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