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日常のあいまにワクワクを届けたい|ioriさんインタビュー #3

先月に開催した「じだいのはざま展vol.4」。
その会期中に行ったアーティストインタビューを掲載します。
今回はioriさんのインタビューです。
主催と対談形式で、留学時の体験や“ワクワク”の源を深掘りしました。

前回のインタビューはこちら👇

iori
2003年生まれ。兵庫県出身
現在は秋田県の大学に在学中。
「wakuwacreator/ワクワクリエイター」として日常の“あいま”で見つけたワクワクを発信している。
まわりの人・もの・コト・人生のいろいろとの生活をいかに愉しむか模索中。
Instagram
https://www.instagram.com/wakuwacreation/

ヨーロッパでの貴重な体験

───ioriさんは国際系の大学生で、昨年は留学に行っていたんですよね。

ioriさん(以下敬称略):はい。ノルウェーで1年間留学していました。留学中はノルウェーに限らずさまざまな国を旅して、1年間で20カ国以上訪れることができました。展示している「2023きろく①」「2023きろく②」というコラージュ作品は、そのとき買ったモノや食べたお菓子のパッケージなどを使っています。

───ノルウェーを選んだのはなぜですか?

iori:たまたまだったんですが、留学が必須の大学で、候補を出したなかでノルウェーになりました。暮らしに対する価値観や時間の捉え方など、日本と全然違う環境に身を置いてみたいと思ってノルウェーを選びました。

───実際違いましたか?

iori:全然違いました。例えば働き方だと、多くの人が3時半頃に仕事を終えて、家に帰った後の時間を好きなように過ごしていました。私が住んでいた寮の近くに湖があったのですが、平日でもたくさんの人が散歩したり、超大きい犬を連れていたり、冬にはスキーをしていたりしました。

───貴重な体験をされたんですね!

左から「2023きろく①」「なつやすむ」「2023きろく②」

ワクワクを届けるワクワクリエイター

───ioriさんは3年前くらいから「ワクワクリエイター」として、日常のワクワクを届けるいろいろな活動をされています。なぜ「ワクワクリエイター」を名乗るようになったんでしょうか。

iori:なんとなく自分の肩書きが欲しいなぁと思っていたんです。自分を表すキーワードを考えたとき、思いついたのが「ワクワク」と「クリエイティビティ」でした。ワクワクが「ク」で終わって、クリエイティビティが「ク」で始まるやん!ということに気づいて「ワクワクリエイター」にしました。

───閃いたんですね。ワクワクリエイターとしては普段どういう活動をしていますか?

iori:ひとつはインスタです。もともと写真に絵を描くのが好きだったのでそれを投稿し始めました。私の見ている世界が表現されていて面白いって言ってくれる人がいたので、ちょっと続けようかなという気になりました。他には、好きな文章を書いてみたり、ポッドキャストをやってみたり、気が向いたときに活動しています。

ioriさんのInstagramはこちら👇

───生み出したものを見て、その人がどんな世界を見ているのか知れるのは、アートの面白い部分ですよね。ワクワクリエイターの活動をとおして、どんなことを伝えていきたいですか?

iori:自分のやりたいことをやっているというのがいちばんなんですが、私という人間の日常や考えを形にして発信することで、こういう人間もいるんだな〜と知れるきっかけをつくりたいです。それを見た人が、ちょっと息がしやすくなったり、日常をおもしろがれるようになったりしたらいいですね。逆に私と全然違う生き方をしていても、それはそれでいいです。社会のなかのいち人間を表現し続けられたらいいのかなと思っています。

───なるほど。ioriさんという生き方を、自由に見てもらいたいんですね。ioriさんはどういうことにワクワクしますか?

iori:物でも事でも人でも、ストーリーのあるものにワクワクします。例えば古着だったら、どの国からどうやって来たとか、前にどんな人が使ってたとか、ここに辿り着くまでのストーリーに思いを馳せるのが好きです。今回のじだいのはざま展での皆さんの展示も、「この作品を描いたときにこんなことを考えていた」という背景を聞くのが楽しいです。

───今回ioriさんのスペースに古着を置いていますが、話を聞くとワクワクの源なんだなと感じました。

じだいのはざま展で販売していた古着

好きなものを好きなだけ語れる場所作り

───以前ioriさんはイベント企画をしたとお伺いしました。どんなイベントだったんですか?

iori:「日常の“あいま”展」という名前のイベントを開催しました。私、「オタクのオタク」だと思っているんですが、好きなものを熱心に語っている人が好きなんです。なので、そのイベントでは私が大好きなオタクたちにワークショップをしてもらいました。縄文時代オタクとサッカーの横浜F・マリノスオタク、本屋オタクの3人!好きなものを好きなだけ語れる場を作りつつ、そこに集まった人たちが繋がるのを見て、にやにやしていました(笑)

───「オタクのオタク」が好きというのはやはりコンテンツが好きというより、その人がなぜそれを好きなのかというストーリー性に惹かれるんですね。「日常の“あいま”展」は「じだいのはざま展」と名前が似ていて親近感が湧きました。

iori:私的に、日々の生活は“やらなきゃいけないこと”の連続だと思うんですけど、その“あいま”に新しい人との出会いや新しい価値観、選択肢が増えると面白い気がして。自分に何かできたらと思い「日常の“あいま”展」を企画して、結果的に友だちが40人くらい集まってくれました。

───直接みんなにワクワクを届けるイベントだったんですね。そこに40人集まるのはioriさんのワクワクリエーションが求められている表れであり、人望だと思います。

インタビューの様子

───ioriさんの目標は何ですか?

iori:20代の目標は“歩くディズニーランド”になることです。そして、いつかは“わたし的ディズニーランド”を作りたいです。ディズニーランドって千葉県の浦安に急に現れた非日常ですよね。そこにいると周りの人にどう見られるかなんて気にせずカチューシャをつけちゃったり、はしゃいじゃったり...心踊る空間にワクワク!そして時代や世界観の異なるいろんなエリアがあるんだけれど、全体として馴染み合ってる感じも大好きなんです。概念的にディズニーランドに憧れてます(笑)

───ioriさんならディズニーランドのようなワクワクを届けられそうです。ありがとうございました。

インタビュアー:川口 由真

ioriさんのInstagramはこちら👇

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