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魅力的なキャラクターを描くために|ダイクゾノさんインタビュー #4

先月に開催した「じだいのはざま展vol.4」。
その会期中に行ったアーティストインタビューを掲載します。
今回はダイクゾノさんのインタビューです。
主催と対談形式で、制作を再開したきっかけや今後挑戦したいことについて深掘りしました。

前回のインタビューはこちら👇

ダイクゾノ
1995年鹿児島県生まれ。大阪府在住。
ゆるくてシンプルなイラストにファン多数。
関西・九州のマルシェを中心に出店中。
20代のうちに個展を開きたいと考えている。
Instagram
https://www.instagram.com/daiku_y/

コロナを機に絵を再開

───ダイクゾノさんは本業は全然別のお仕事をされているんですよね。制作活動は2020年頃に始められたということで、活動を開始されたきっかけをお伺いしたいです。

ダイクゾノさん(以下敬称略):もともと物心つくころから絵を描くのは好きでした。中学に上がるぐらいで、周りの絵がうまい子と比べるようになって…だんだん描かなくなりました。そこからずっと描いていなかったんですが、コロナ禍に入って時間に余裕ができ、久々に描いてみようかと思いました。描いてみたら思ったより描けて楽しくなりました。

───大人になって、人と比べることなく楽しく描きはじめられたんですね。今回「ぼくらの仲間」という全体のテーマがありますが、展示作品について教えてください。

ダイクゾノ:仲間の共通点として「メガネ」の子をテーマにして、今持っている作品の中でもメガネの子たちの鉛筆画を集めてきました。もともとメガネの子を描くのが好きなんです。持ってきていない他の作品としては、漫画風なタッチのイラストもあります。

展示してくださった鉛筆画「よこがお」

───ダイクゾノさんはデジタル絵が上手いという印象だったんですが、アナログも描かれるんですね。鉛筆画の表現の上手さから、昔から絵を描くのが好きでたくさん描いてきたんだろうなと感じます。ダイクゾノさんはなぜメガネの子がお好きなんでしょうか。

ダイクゾノ:メガネを描くことで目が隠れていて、それが不思議な感じというか、表情が見えないというか。無表情な子が多いんですけど、それがシュールで可愛いなって思っています。

メガネの子たち

───確かによく見ると目だけでなく口元も、みんな表情がないですね。それでも可愛いと思えるのはメガネの子というキャラクターが確立してるからかなと思いました。

意図して色数をしぼる

───また、色づかいが素敵ですよね。ダイクゾノさんの絵はパッと見てダイクゾノさんの絵だとすぐわかります。配色で何か気をつけていることはありますか?

ダイクゾノ:明るいビビットカラーや原色を使わないようにしています。くすみ系のカラーや淡い色で統一するようにしています。あとは使う色の数も抑えています。

───淡い、あいまいな色を使うことでよりイラストのゆるさが出ていますね。色を使いすぎない理由はありますか?

選ぶのが楽しいステッカー

ダイクゾノ:私の好きなイラストレーターさんが「人が絵を思い出すときは、まず“色”を思い出す」と言っていました。細かいところをこういう風に描いてたなとか、手の形がこうだったなとかよりも、色の印象が人間には一番に感じられるそうです。なので色彩にはこだわって、情報量が多くならないように数をしぼって描いています。

───なるほど。ちゃんと意図があって色の数をしぼっているからこそ、ダイクゾノさんの絵って印象的なんですね。

20代の挑戦

───今後、挑戦していきたいことはありますか?

ダイクゾノ:新しい画材やジャンルに挑戦したいです。今は、鉛筆・アクリル・デジタルを主に使っているんですが、油絵や水彩、クレヨンなど、自分の絵柄に合う画材やタッチを探していきたいです。
 今もデジタルで「アナログっぽい鉛筆」を選んで描いているんですけど、絵によってはもうちょっと温かみを出したいときがあります。今回展示している鉛筆画は、絵本に出てきそうな温かみのある絵を意識して描きました。やはりもともとアナログで描いていたので、細かい作業や色加減を調整するのはアナログのほうがやりやすいです。あと、紙と鉛筆を使ったほうがデジタルよりもアイデアが出てくるのが好きです。

アクリル画作品 左から「おやすみ」「花」

───より良い表現ができるよういろいろ挑戦していきたいのですね。紙に描くだけでアイデアが出てくるのは不思議です。20代のうちにやっておきたいことはありますか。

ダイクゾノ:20代のうちに個展を開きたいです。実は昨年、地元の鹿児島で開いたんですが、今度は地元じゃなく大阪などで開きたいなと思っています。

───素敵ですね!どんな個展をイメージされていますか?

ダイクゾノ:今までざっくり個展をしたいっていうイメージだけだったんですけど、今回皆さんの作品を観たり、アーティストインタビューを聞いていて、「1つのジャンルに限らなくても良いかな」と思ってきました。来た人がそこで選べるようにいろいろな絵があったら楽しいですよね。私自身、昔は漫画タッチの絵だったので、漫画が好きだったら漫画の絵もあるし、ゆるい絵が好きならゆるい絵もあるし、風景画が好きなら風景画もあるし…そんな個展もいいかなって、じだいのはざま展を経験して思いました。

───今回のじだいのはざま展でインスピレーションを受けてくださったんですね。これからも楽しみに拝見させていただきます。ありがとうございました。

インタビュアー:川口 由真

ダイクゾノさんのInstagramはこちら👇

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