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【私の仕事】社会保険労務士の実務経験とは【企業内社労士/開業・コンサルタント】

※もちろんですが、画像はイメージです。私の時代、社労士試験は宮城県(夢メッセみやぎ)で開催しておりました。


今月一日、2025年の社労士試験合格発表がありました。

合格率は5.5%

とかなり低めでした。

合格された方、大変おめでとうございます。


※もし、今回望んだ結果を得られなかった方は、もしかすると、下記の記事が役に立つかもしれませんので、お時間ありましたらご確認ください。


しかし(社労士だけでは無く、多くの士業がそうですが)、いくら国家資格とはいえ資格取得だけで人生安泰にはなりません。

そして、SNSを見ると、

(社労士業務の)実務経験を積みたい

という考えを持った方が多くいらっしゃいます。

しかし、言葉では「社労士業務の実務経験」とまとめられたとしても、その中身は多種多様です。

ですので、今回は、「社労士の実務経験」についてまとめてみました。

個人的には、

社会保険労務士の世界がよくわかる本

の内容も、興味深く面白かったのでおススメです。


ーー

1.企業内社労士


題名の通り、ある企業の人事部・総務部に社労士資格取得者として勤務する場合です。

社労士資格を持っていることが前提ですので、自ら実務の手続きをするとともに、他の部下などの人事関連業務のまとめ役としての役割が期待されます。

『得られる(可能性の高い)実務経験』

企業の年間スケジュールに合わせた、「資格取得・喪失」「扶養」「勤怠管理」「給与計算」などを中心に、もしかすると「年末調整」なども行う可能性があります。

メリット 
仕事が無いという心配はいらない|ある程度の年収が保証されている|

デメリット
今までの会社の決め事、前任者の決め事に沿って行わなければならない可能性がある。=自分の考えで業務を進めることが出来ない可能性がある。|
勤務している会社内での業務しか出来ない。=様々なパターンを経験は出来ない。

⇒ 社労士資格を取得しているだけで、「資格手当」として月給が〇〇万円高くなる、という会社もありますので、会社をよく吟味する必要があります。


2.社労士事務所

求職した方ならば分かると思いますが、多くの地域で、「社会保険労務士事務所」が求人を出しています。

様々な性質の事務所がありますので、中身や訪問することで自身の目でより良い勤務先を見つける必要があります。

『得られる(可能性の高い)実務経験』

様々な顧問先の要望や業務に合わせた社労士業務を行う可能性が高いです。

メリット 
仕事が無いという心配はいらない|ある程度の年収が保証されている|
ある程度様々な業種の顧問先での業務が行うことが出来る

デメリット
所長や同僚の考えに合わせることが必要=合わなかったら働くことが苦痛になることも…|徹底した分業が行われている可能性がある|企業内社労士よりも給与は低めの可能性が高い

※事務所によっては「雇用保険のみ」「社会保険のみ」「給与計算のみ」「助成金申請のみ」など、徹底した分業を行っている所も多いです。そうすると、多様な経験を積むということは難しいです。

⇒ 私自身と友人の経験談ですが、様々な実務経験を積みたい場合は「その地方の『個人』社労士事務所」が良いと思います。

※私も、勤務した社労士事務所は「仙台市の端っこにある・おじいちゃん社労士が所長の事務所」でした。
その事務所は私や他の職員が『顧問先のメリットになることであればほぼ好きに仕事が出来る』という「放任」、悪く言えば「ほったらかし」の事務所だったので、実務経験も・人脈も多く作ることが出来ました。

全国にある・従業員が数十人いるような社労士法人の場合は、分業がきっちり行われていることが多いです。


3.独立開業

試験合格後、一番選びにくい方針かもしれませんが、せっかく努力して資格を取得したのですから、自分で事務所を作るという考えはとても納得出来ます。

『得られる(可能性の高い)実務経験』

自分の考え・進め方次第で、社労士業務の全てを行うことが出来る可能性を持っています。

メリット 
自分が中心なので、自分の好きに全てを行うことが出来る

デメリット
営業が必要になる|年収保証はない

⇒ デメリットに書いたように、いきなりの独立開業はリスクが高いと言えます。しかし、初めは「週3~4日他の仕事で働き月10万超稼ぎ、残りの時間で社労士をする」という形なら全然ありです。

そして、社労士業務が増えていけば、本業と副業の割合を変化させるという形が良いでしょう。


※ まとめ


とここまで書きましたが、上記について注意して欲しいのは「自分を中心に考えた場合」ということです。

つまり、今、家族がいらっしゃる方などであれば、収入が激減することは避けなくてはなりませんので、1か2を選ぶのは当たり前です。

社労士業務は、「従業員(=人)」を中心に考えることが必要です。よって、


社労士は若ければ良いものでは無い =

むしろ顧問先からはマイナスを指摘される可能性が高まる


ので、慌てて独立・開業する必要は全くないと言い切れます。

この件については、

自身が「40年ほど頑張り、従業員が10名程度の中小企業の社長」になったイメージで考えれば納得されると思います。

もしも皆さんが、そのような社長さんでしたら、


私は数十年現場で働いていた(現場経験が豊富)なのに、20代や社会人経験が少ない社会保険労務士にお願いしない。


となるのではないでしょうか。そしてそれは当たり前のことです。

これは社労士だけでなく、他の士業でもそうですし、このことが以前記事にしました

「コンサルタントの倒産が急増している」ということにも繋がります。

ですので、焦ることなく、自分自身の現状や社会の流れなどを見定めて、自分自身の望む道に進める可能性が高い選択をして欲しいです。



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今回の画像は【ともしび】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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