激辛おじさんは、バックビートに関して独自の論を"勝手に"展開しているわけではなく、普通に海外に元ネタがある。
激辛おじさんは凄い人です。
でも、バックビートの生みの親ではない。
重要なのは、激辛おじさんという人物を否定したり肯定したりして時間を浪費することではなく、シンプルに情報を貰うこと。
私たちが見向きもしなかった海外の情報・もしくは見てはいたけど上手く読み解けていなかった情報、それらを提供してくれてる偉大なおじさん。だと私は思ってます
というか、さっきそう思いました。
【 Topic162:根本的:リズムの重心・間(ま)に関する元ネタ 】
私が初期の頃、
適当に聞き流してしまっていた海外映像を改めて見返してたんですが
普通に、Dominant beatドミナントビートって明確に言ってたんですね海外の方(Jeremiah Wrightさん)
ぶっちゃけ、日本でも最初からこの主要拍っていう言い方で、教えていれば良かったですよね。
クラシックや民謡は1,3が主
ブルースやジャズは2,4が主
そもそもが、根本的に違いますよ。っていうことを、音楽の教科書に書いといてくれれば良かった。
2,4拍目というのは
裏(弱拍アクセント)として機能する場合もありますが、
主(強拍バックビート)として機能する場合もあります。って
別に音楽の先生が、頭重心やバックビートを演奏できるかどうかなんてどうでもよくて、ただ事実だけを教えてくれれば良かった。(というより私は、ただ従うのではなく"正しい教わり方"を身に付けるべきだった。)
Dominant beatという表現は音楽理論の分野では検索にヒットしませんが、面白いのは心拍に関する資料でDominant beatという言葉が出てきました。そもそも海外では、自分の脈拍・心拍Heart beatと音楽的beatを当たり前のように紐づけて学んでいくわけじゃないですか。学ぶというか遊ぶというか
で、クラップの位置、それが1,3か2,4かなんて実際どうでもよくて、よく見ると足が動いてますよね。上の映像だとDawn Hamptonさんが立ちあがってステップを踏んでるシーンもあります。
【 Topic163:身体的:タッタドゥンステップに関する元ネタ 】
激辛おじさんの、楽器置いてまずこれやりましょうっていう手拍子と足踏み、あれも別に激辛おじさんが勝手に作ったものじゃなくて、ちゃんと元ネタがあるっていうのは結構重要じゃないでしょうか。
Rhythm and Blues RevueのWillie Bryantさんがやってるステップ
(https://www.youtube.com/watch?v=Wq-O92ZDK5c)
TemptationsのTemptations walk
(https://x.com/DanjouMatsumura/status/1987445583288926265?s=20)
君たち日本人は幼稚園の先生にウンタンリズムを教えてもらってそれが当たり前になってるように、アメリカではこの動きが当たり前になってるからちょっと一回この動きからやってみたら?っていう情報を提供してくれてるわけで
日本の音楽教育では表裏の主従関係がないリズムを教わる。裏・従・弱拍の手拍子しか習わない。アメリカの音楽教育では表・主・強拍の手拍子と対になる裏・従・弱拍の足踏みをセットで習うっていう言い方も出来るんじゃないでしょうか。(〈ドックン〉という心拍が根底にあるから〈強拍弱拍〉を自然にワンセットで捉えられる。)
冷静に振り返ると日本人は不自然なことを2つやってますよね。強拍と弱拍を自然にセットで習わない。そしてそもそも拍というものについて、自分の身体や感覚から知るのではなく教科書の音符から学ぶもしくは拍を学ばない
そもそもビートを学んでないから誰も知らない。だからみんな想像でバックビートする。
【 Topic164:音楽的:シャッフルとスキップに関する元ネタ 】
これも普通に、上に跳ねるのが主体じゃなくて、あくまで下ベクトルというか走るのがメイン。ってTony Colemanさん言ってたんですね。正直全部情報は最初から揃ってた。それを激辛おじさんは最初から伝達していた
単純に私たちが受け取れていないだけだった
syncopationの海外の資料もそうですよね
拍の置き換えとか、置き換え方の条件とか、アクセントを付け替えるだけじゃないよ、2,4弱拍アクセントと2,4強拍バックビートは違うよって。言及してる外国人はとっくに居た。
クラシック作法のシンコペーションとは根本的に違いますよ。って明言してる人が、激辛おじさん以外にも海外に普通に居る。
改めてヤバい事実として、
これまで激辛おじさんに対して、ああ、あの人ってほんと何言ってっかわかんないよね〜って言ってた人は、激辛おじさんと肌が合わなかったという単純な話では終われない。っていう
自分の発想が、世界のスタンダードにまったくもって追い付いていないという問題が確実にそこにある。
でもそれはあなたのせいではないですよっていうことも判明してる。
間違ったリズム教育を受けたせいっていうのと、音圧を体感できる環境で音楽を聞いてこなかったせい。激辛おじさんの動画を淡々と紐解けばただそれだけのことだと思うんです。
原因はそこなわけだから、別に向こうの子供たちが学んだであろうことを大人になった今からでもやればいいし、音圧を体感できる環境で音楽を聞けばいいし。
私は、否定や肯定よりもまず、自分の中の疑問をすっきりさせることを考えていました。この人は何を言っているんだ?って。そして、今までとは違う音の遊び方があるならそりゃあそれ知りたいっていうシンプルな欲求でただただ動画を見ていました。
まとめ
"日本のウィキペディアと海外のWikipediaでは、書かれていることが異なる"。ということを知れただけでも大きな収穫ではないか。
この一連の件で、私は、外国人は実際なんて言ってるんだろう?という、日本国内の情報だけでなく、海外の情報もちゃんと調べるという癖がついたので、その点が物凄く良かったなと思ってます。
私は正直、最初理解するのにかなり難しかったです。なぜなら本当に一から全て、何が何だかよくわからなかったから。
最初の分岐点であるポケットとアクセントの違い。そして重低音の音圧によるバウンスの質感。理屈よりもまずその"感じ方"がネット上に広まらない限り、全員、何が何だかよくわからないままで終わると思う。
バックビートに関して、体系化やカリキュラム化してしまうと、意識や意図的な不自然さが介入してしまい、演奏時のグルーヴの邪魔になることは確かにあるとは思います。
私は2023年に取り組み始めた当初まじでわけわかんない状態でした。でもその頃、もし、私のようにある程度重要な動画をひとまとめにしてくれてる人がいたら、もっとスムーズに取り組めた気もする。
ここまで情報が揃ってるのに、未だに独学勢はおろかレッスンを受けてる人でさえ成功率が低いというこの現状は一体なんなんでしょうか。
ここまで来たら逆にこれは、"運ゲーム"なのかもしれません。自分の耳や体の中にある感覚と頭の中にある構造が、どこでどうバチっと噛み合うか。それは自分自身にも激辛おじさんにもわからないっていう
2年間色々考えてわかったかもしれません。最終的にこれは"運"です。
スロー再生・イコライザーorサブウーファー・身体動作、全てに取り組むという前提条件を満たした上で現れる"運"や"コツ"
再現性のある運
矛盾しますが、レッスンを受けて出来るようになった人が存在する以上、運ではなく"再現性"はあるはず
日本人は間違った音楽教育によって、表と裏がわからなくなってるわけですよね。頭でわかったところで結局表打ちと裏打ちを使い分けられていない
グルーヴのカリキュラムというか机上の構造で言えばもう答えは出てる
シンプルに、表の感覚と裏の感覚を明確に理解できればゴール。
あとはラリーグラハムがなんとかしてくれる。つまり感覚的に明確に理解したその拍の基礎を、ラリーグラハム論を通して1,2,3,4とandに適用させればいい。そこは多分頭脳で行ける
やっぱり答え自体は出てるし、なんなら明確なカリキュラムも作れると思うんです。というか激辛おじさんの頭の中にはそれがあるはず
出来ない人は表の感覚と裏の感覚が曖昧なんじゃないですかね
鍵は究極に遅いスローブルースと究極に速いゴスペル
2年間色々考えても、結局スタートラインにゴールがあるとしか私には思えないんです。
加藤小夏通信
最後に、これ読んでる人に伝えたいのはこれです。
海外でスマホを失くしたのに、このテンションで居られる人を、私は初めて見ました。ぶっ飛んでます。シラフなのにぶっ飛んでる人が私は好きです。XGもそうです
私が思うのは、他人の力を借りるのが上手い人が存在するっていうことです。うまく言えないですが、人任せにする部分と、自分でやる部分のバランスが上手い人っていうのは成長も速いのかもしれません。
関係あるようで無いかもしれませんが、バックビート界隈の人は、圧倒的に、先生の選び方が下手というのは一個確実にあるような気がします。
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