キュン♥パスで行く東北旅行⑲(2025.2.26〜3.1)
前回の記事の続きです
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1. 長和殿

伏見櫓などを見た後、また長和殿に戻ってきました。
この「長和殿(ちょうわでん)」は、宮殿の中で最も長い建物(全長約163メートル)として知られています。
ちなみに長和殿の名前には、「長く和らぐ」という意味が込められており、平和への願いが感じられる名称です。
おそらく皇居で一番有名な建物だと思われますが、それは次の写真を見るとわかると思います。

正面から長和殿を見るとどこかで見覚えはないでしょうか?
そうです、一般参観で宮家の皆様がお手振りなどをされる場所ですね。
一般参観では手すりがあるバルコニー(中央石橋)に天皇皇后両陛下をはじめとする皇族方がお出ましになり、国民の祝意に応えられます。
この写真には写っていませんが、左から「南車寄(ひとつ前の写真の左側にある車寄せ)」「南溜」「波の間」「松風の間」「春秋の間」「石橋の間」「北の間」「北溜」「北車寄」の順に南北に連なる約163メートルの建物です。

カメラをアップしてバルコニーを見てみます。
霞が降りて中がわかりづらいですが、うっすらと内部が見えます。
この日は土曜日だったため霞が降りているようで、平日に行くとこの霞がない状態を見ることができるようです。

国民の寄付によって造られたのがこの松の塔です。
高さが16メートルにもなるこの松の塔は、宮殿造成の際に造られたもので若松の葉をかたどった照明塔となっています。吉祥としての松の力強い生命力が表現されているようです。国民の寄付で造られたものはこの松の塔の他に中門と長和殿軒下の灯篭11基があるそうです。


この北車寄は国内の賓客が宮殿に参入する際に使われる玄関らしいです。
逆光して見えませんがこの先に北溜があり、天皇皇后両陛下に対してご挨拶される各国の要人などのための記帳所が設けられます。
2. 長和殿 ➡ 宮内庁本庁

北車寄から少し進むともうひとつの御車寄せがあります(説明される職員で見切れているところ)。
この御車寄せは主に宮家の方が使われる御車寄せらしいです。

緩やかな坂を下ります。宮内庁本庁から長和殿に直接向かった坂とは違いこちらの坂は緩やかです。

ふと横を見ると警報装置と思わしきものがあります。
おそらく京都御所などにあるものと同じようなものだと思いますが、近づいたら最後、職員の方がすっ飛んでくると思うのであまり近寄らないように気を付けないといけませんね。

回り道をして宮内庁本庁の横まで戻ってきました。
3. 少し気になるシャッターの先は…

はじめの宮内庁本庁での説明では気づきませんでしたが、宮内庁本庁の横に何やらシャッターが閉まっている場所があります。

このシャッターの中には広大な駐車場があるそうです。
冷静に考えれば各国の要人が来られると車の数が膨大になりますから、こうした駐車場は必要ですよね。
4. 一般参観終了

約1時間程度の一般参観が終了しました。
最後に案内をしていただいた職員の方が挨拶をされて解散となりました。
とても丁寧に説明していただき勉強になりました。ぜひ東京観光のひとつとして立ち寄ってほしい場所だと思いました。

荷物を窓明館のロッカーに預けた方はこのタイミングで取りに行きます。
言うまでもないことかもしれませんが、ここで荷物を忘れて外に出てしまうと警備上の理由から簡単には荷物を取り出せなくなるため、忘れずに荷物を回収しましょう。

制限エリアから出ました。
外には午後の一般参観を待つ人でごった返しています。

一般参観の出入り口から少し移動して「巽櫓(たつみやぐら)」をじっくり眺めます。この櫓は東京駅方面から一般参観の出入り口まで歩くと一番最初に目に入る櫓です。
巽櫓の巽とはいったいどういう意味があるのか、少し気になって調べてみましたが、これは本丸から見て東南(辰巳)の濠の角にあることから名づけられたと言われているそうです。
関東大震災で損壊したのち一時解体され、その後に復元されたもののようです。隅角に造られた櫓のことを「隅櫓(すみやぐら)」と言いますが、江戸城ではこの巽櫓が隅櫓で唯一現存するもののようです。
ちなみに巽櫓は桜田二重櫓とも呼ばれています。

少し移動して巽櫓と高層ビル群を写真に収めます。
巽櫓もそれなりに大きいですが、高層ビルたちがどれもとてつないほど密度があって圧倒されます。
一般参観も終わったので皇居から離れようとも思いましたが、少し時間もあったので皇居を外から散策します。詳しくはまた次回にご紹介します。
