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【生活発信】SB光への切り替えと、家族の日常を守るための戦い


​1. はじめに:見慣れた環境への過信

​これまで何度か光回線の契約変更を経験してきたこともあり、私にとってネットワークの構築は手慣れたルーチンの一つでした。今回、ドコモ光からソフトバンク光への乗り換えにあたり、新しいモデム(ONU)の送付がなかったため、「既存の接続をそのまま活かせる」と思い込んでいたのが事の始まりです。

​実際、開通から4〜5日は何の問題もなく通信ができていました。しかし、その安穏とした時間は突如として終わりを告げました。

​2. 突然の不通と、背中を流れる冷や汗

​ネットワークが不安定になったその時、私はいつものように子供たちの様子を見ながら過ごしていました。家の中には、家事の要である時短家電やスマートリモコン、仕事に欠かせないプリンターなど、Wi-Fiを命綱とするデバイスがひしめいています。

​「なぜ、今になって繋がらないのか」

​数日経ってからのトラブル発生に、正直なところ少なからず動揺しました。実はこれ、ドコモ光の契約解除に時間差があり、数日間は以前の回線が「生きていた」だけだったのですね。本来なら切り替えと同時に行うべき設定を、繋がっているという安心感から後回しにしてしまったツケが、このタイミングで回ってきたわけです。

​騒がしくも愛おしい日常の音に包まれながら、焦る気持ちを抑えて原因の切り分けを開始しました。

​3. 「光BBユニット」という存在の再定義

​冷静に状況を紐解いていくと、原因はソフトバンク光特有の「光BBユニット」にありました。これは単なるアダプターではなく、それ自体がルーターとして振る舞う機器だったのです。

​これまでのTP-Link製ルーターをそのまま使い続けたことで、知らぬ間に「二重ルーター」という、交通整理が二重に行われる不安定な状態に陥っていました。

​家族が使うスマートホーム環境を壊すわけにはいきません。SSIDやパスワードを一つひとつ再設定する手間を考えれば、今取るべき最善策は一つでした。

  • 光BBユニットを主ルーターとして立てる

  • 既存のTP-Linkルーターを「アクセスポイント(AP)モード」へ切り替える

​この「一工夫」を施すことで、家中のデバイスの設定を一切変えることなく、元の平穏なネットワーク環境を取り戻すことができました。状況を把握してから解決まで10分とかからなかったのは、これまで我が家のインフラを自らの手で築いてきた経験があったからこそだと、少しだけ自分を褒めてあげたい気持ちになりました。

​4. 盲点と、忘れてはならないリスク管理

​無事にネットワークが復旧し、Canon製プリンターの動作確認を行おうとした際、次なる壁にぶつかりました。電源ボタンを押しても、反応がありません。

​「まさか故障か」と一瞬頭をよぎりましたが、原因は驚くほど初歩的なものでした。配線を整理した際の、コンセントの差し込み不足です。

​理学療法士として日頃からリスク管理の重要性を説いている身でありながら、物理的な接続確認という基本を疎かにしてしまった点は深く反省しています。コンセントの「刺しの甘さ」はトラッキング現象による火災リスクを伴います。論理的な設定も大切ですが、足元の安全を確保することこそが、家族を守るインフラ管理の第一歩であると再認識させられました。

​5. おわりに

​今回の教訓は、ネットワークの司令塔がどこにあるのかを正しく把握すること、そして「繋がっている」という現状に甘んじないことの大切さでした。

​日々進化するスマート家電に囲まれた暮らしにおいて、通信の安定はQOL(生活の質)そのものです。特に小さなお子様がいるご家庭では、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、既存の環境を「活かして繋ぐ」技術的な判断が求められます。

​今回の記録が、同じように通信環境の変更に戸惑うどなたかの助けになれば幸いです。

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