【065】 アリゲーター・ブーガルー
Alligator Boogaloo 二人だけの
Alligator Boogaloo 恋の踊り
Feel nice, so nice the Boogaloo
『アリゲーター・ブーガルー』
(作詞:松島由佳)
1967年 『Alligator Bogaloo』(Lou Donaldson)
1968年 『アリゲーター・ブーガルー』(ザ・ホワイト・キックス)
1968年 『アリゲーター・ブーガルー』(ザ・ハプニングス・フォー)
2003年 『アリゲーター・ブーガルー』(渚ようこ)
この曲を知ったのも、渚ようこのリバイバル。名曲だ。ブーガルーとは、ニューヨークの黒人 R&B とプエルトリカンのカリビアン音楽が融合して出来た音楽。語源は不明である。
ホワイト・キックスのベースは寺尾聰。チーム名は「白ける」の英語捩り。こういう名付けは、何と名付けようか。
アリゲーターは当時流行していた、床に寝転がったり這いつくばったりする「アリゲーターダンス」だと思われる。
アリゲーターの短縮形はゲーター。フロリダ大学アメフト部は Florida Gators 。この大学の博士が選手のために開発したスポーツドリンクが Gatorade 。
私が中学の頃、スポーツドリンクが流行り出し、中でもゲータレードは高嶺の花であった。部活の試合で持参したらヒーローである。ほとんどの部員は麦茶なので。今ではあんなバスクリンみたいな飲み物、まったく飲みたいとは思わないが。
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さて、ワニのざっくり四種について。生息地と見た目の違いは、
アリゲーター:中北米とチャイナ南部の淡水。上から見た口はU字。
カイマン:中南米の淡水。小型で口が尖っている。
クロコダイル:アフリカ、アジア、オーストラリア、中米の淡水、汽水、海水。口はV字で閉じていても牙が見える。ワニで最大最強。
ガビアル:インドの淡水。口が超尖っていて、閉じていても牙が見える。歯の数がもっとも多い。
欧州文学に登場するワニはクロコダイル。ワニは悲しんでいる振りで嘘泣きをするという伝承があり、嘘泣き=Crocodile tears という慣用句があって、シェイクスピアの『オセロ』にも登場する。
If that the earth could teem with woman’s tears
Each drop she falls would prove a crocodile:
大地が女の涙で孕むものなら
落ちる滴の一つ一つから鰐が生まれでよう
(訳:福田恒存)
ピーター・パンのチクタクワニは、Tick-Tock the Crocodile 。
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日本語のワニ。これはサメの古名である。今でも中国地方ではサメをワニと呼ぶ地域があり、備北地方のワニ肉料理は有名だ。因幡の白兎(稻羽之素菟)の和邇とはサメである。
鮫はサメ呼びが主流となり、ワニを鰐に当てたのだろう。チャイナの鰐はクロコダイル。
私が子供の頃、恐竜の子孫はワニやトカゲだと学校で習った。知らぬ間に無かったことになっており、今では恐竜の子孫が鳥類であることが、昔からの定説であるかのように罷り通っている。どうにも納得がいかない。
石油は恐竜の死骸から出来た、とも習った。これもいずれ「無かったこと」になって、新説に塗り替えられるのかも知れない。
