【266】 忘れやすい日本人 小泉フィーバーのデジャブ
(写真は選挙フィーバーのイメージ)
私は大学時代に民俗学に没頭し、なかでも『忘れられた日本人』(宮本常一)が愛読書であった。今回は『忘れやすい日本人』として書いてみる。
高市政権が衆院解散をした。
メディアにより差はあるが、高市内閣発足時の支持率は68%。
これはすごいのか?
いやいや、今までにも似たような現象はいくらでもあった。
1993年8月 細川 72%
2001年4月 小泉 87%
2009年9月 鳩山 75%
2020年9月 菅 74%
何の成果があったのか?
個人的には鳩山、菅は支持しなかったが、細川、小泉は、日本の救世主のように思ったものだ。しかし思い返すと、脇の下から嫌な汗が流れる感覚である。まったく騙された。
しかし「【242】 だまされるということ自体がすでに一つの悪である」のだ。
小泉は「自民党をぶっこわす!」と言ったが、日本人の生活の質を上げる、などとは一言も言ってないし、そんなことはやろうとすらしていない。
自民党が壊れる=日本人が幸せになる。
日本人の多くが「勝手に」思い込んだだけである。
高市が村上の比例順位を下げたのも、小泉が中曽根に引導を渡したのに似ている。小野田紀美も、小泉内閣の川口順子的なキャラのように見える。当時の安倍晋三が今の小泉進次郎的な立ち位置だ。
すべてが、デジャブなのだ。
高市を支持したい、という気持ちはあるのだが、冷静に考えれば、これは小泉フィーバーの二の舞である。
2026年1月19日、高市の解散表明会見の約30分、「移民」という単語が一度も出なかった。これで私は支持をやめた。
今の日本人がもっとも不安に感じているのことは「不良移民」である。それを一言も言わない。そんな人を信じていいのか?
保守系言論人が高市支持一辺倒なのも、小泉フィーバーと同じ匂いを感じるのである。
次の衆院選では自民党は過半数割れとなり、高市は自民党を割る動きをすべきだと思う。はっきり言って維新はどうでもいい。さっさと消えろ。
そして高市新党が他党と連立して、彼女が総理に返り咲けば良い。
もし彼女が「本物」であれば、という前提だが。
「【264】 日本人絶滅シミュレーション」はこちら。
