【219】 石見國言 白狐見
(写真は食肉目イヌ科キツネ属ホッキョクギツネ)
古事記には「狐」は登場しないが、日本書紀には二か所に出てくる。
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石見國言 白狐見
石見國言う、白狐を見たと。
(中略)
命出雲國造闕名修嚴神之宮
狐嚙斷於友郡役丁所執葛末而去
又狗嚙置死人手臂於言屋社
出雲國造の名を闕さり、嚴神之宮を修らしむを命ず。
友郡に於て、役丁の所に執る葛の末を、狐が嚙み斷ち而して去る。
又、狗が死人の手臂を嚙み斷ち、於て言屋社に置く。
『日本書紀 天豐財重日足姬天皇 齊明天皇』
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一体、何が起きたのか分からないが、人に化けることはなさそうだ。世界のキツネ属で、白換毛するキツネはホッキョクギツネのみ。石見の白狐はホンドギツネの白変種であろうか。
続いて、「黒狐」の初出を見てみよう。
