【007】 イーハトーブとさくらんぼ
(*写真はスズメ目シジュウカラ科コガラ属コガラ)
いはて(岩手)の捩りであり、地名の名則律かつ名捩律とも言える。
他には、シオーモ(塩竈)、ハームキヤ(花巻)、センダード(仙台)、モーリオ(盛岡)、ユグチュモト(湯口村・湯本村?)、ヒームカ(姫神山?)、イサド(江刺郡岩谷堂?)、トキーオ(東京)などがある。
宮澤賢治は日本初の名律の使い手なのかも知れない。「クラムボンはかぷかぷわらったよ」なども感服せずに居られない。
クラムボンの語源と正体の推理は未だに続いている。語源はクラブ(蟹)、クラム(アサリ)、アメンボ、プランクトン。正体は光の反射、気泡、トビケラの幼虫などなど。
せっかくなので独自説を提唱しよう。クラムボン=さくらんぼ、ではなかろうか? 農政学者の賢治は、当時の東北地方でさくらんぼ栽培が軌道に乗って来たことを喜んでいたのでは?
かぷかぷは、さくらんぼを食べるときの擬音語なのではないか?などと妄想してみた。いずれにせよ賢治はあの世でほくそ笑んでいることだろう。
なお擬音語、擬態語についても、追って定義付けをする予定なのでお楽しみに。
次は、日本初のトリの名則律を用いた想創話を紹介しよう。何だか推測できるだろうか?
