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【181】 ヨーゼフとピーちゃん

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(写真はセント・バーナード(St. Bernard))

「世界名作劇場(前身はカルピスまんが劇場)」を時系列で並べると、

1973年 『山ねずみロッキーチャック』
1974年 『アルプスの少女ハイジ』
1975年 『フランダースの犬』
1976年 『母をたずねて三千里』
1977年 『あらいぐまラスカル』

フランダースの犬の前年がハイジ。ハイジのヨーゼフを踏襲したのがパトラッシュではないか?

ヨーゼフもピーちゃんもハイジの原作には出てこない。そもそも犬は肉食であり、主食は人間が食い残した牛、豚、羊の臓物などである。おんじとハイジは山の上に住み、ヤギの乳で作ったチーズを麓の村人と物々交換をして生きている。ヨーゼフの餌はどうやって調達するのだ?

ヨーゼフはカタツムリを食べるが、セント・バーナードがカタツムリを食べるのかどうかは知らぬが、こんな小さな餌ではあの体格を維持することはできない。ネコは自力でネズミやトリを捕まえて食うが、イヌは人間の狩猟のパートナーであっても、自力で野生動物を捕って食うことはまずない。野犬は別として。

セント・バーナードはアルパイン・マスティフ(Alpine Mastiff)を原種としてスイスで開発された山岳救助犬。名の由来は、飼われていたグラン・サン・ベルナール峠の修道院である。

【039】 ズイヨーとは」で紹介したが、ハイジのアニメ全52話の内、半分の26話が原作にないオリジナルストーリーだ。しかも犬の生態すら分かっていない。ところが「第25話 白パン」では、ヤギの生態についてハイジが的確なツッコミをするのだ。

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