【136】 お願い怒っちゃ ヤンバルクイナ
(写真はツル目クイナ科ヤンバルクイナ属ヤンバルクイナ)
イヌなのに 猫舌で ごめんなさい
ニワトリなのに 朝寝坊 すみません
そんな僕を ペリカンベンしてね
お願い怒っちゃ ヤンバルクイナ
『あやまるアニマル』
(作詞:キハマタカオ)
「猫舌」という概念があるのは世界でも日本のみ。あらゆる自然界の生物は、食べ物は常温を好む。熱いもの、冷たい物が得意な生物はいない。なぜ日本で「猫舌」という俗信が生まれたのかは不明である。
生物の新種登録は、深海生物、両生類、ムシ類、植物では日本でも毎年十種くらいはあるので、そう珍しいことではないのだが、世界的にも哺乳類は滅多になく、鳥類も稀である。1981年のヤンバルクイナ新種登録は、子供界隈でも話題であった。確か学研が特集していたと記憶する。
私は、「ヤン・バルクイナ」と発音していた。なんかガンダムのキャラっぽいイメージがあったのだ。しかし友達からは「ヤンバ・ルクイナ」だと主張されたが、いずれも間違い。山原の水鶏なので、ヤンバル・クイナ、である。
山原とは、沖縄島北東部の森林地帯のこと。水鶏は、ツル目クイナ科の水辺に生息する渡り鳥だが、ヤンバルクイナは飛べないので渡りはしない。
山原は、2021年に世界自然遺産に登録され、その具体的な地域は国頭村・大宜味村・東村の「やんばる三村」である。
日本固有種の宝庫で、哺乳類ではヤンバルホオヒゲコウモリ、昆虫ではヤンバルクロギリスとヤンバルテナガコガネ、植物では、ヤンバルゴマ、ヤンバルキヌランなどがある。
